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2025年07月20日 蒲田校ブログ

【蒲田校】勉強より大事!? 睡眠と成績の意外な関係!

こんにちは!スタディコーチ蒲田校です。
今回は、成績アップの“盲点”ともいえる【睡眠】についてお話しします。

◆ 「寝る暇があったら勉強」は間違い!?
受験期になると、どうしても睡眠時間を削ってしまいがちです。
でも実は、睡眠不足が学力低下の一因になっていることが、研究でも明らかになっています。

【研究データ】
スタンフォード大学の調査によると6時間未満の睡眠が続く学生は8時間以上眠る学生に比べてテストの正答率が大きく下がるという結果が出ています。

また、睡眠時間が短くなるほど「集中力」「理解力」「記憶の定着力」すべてが低下することも証明されています。

◆ 睡眠と“記憶の定着”のメカニズム
覚えた内容は、実は寝ている間に脳の中で整理・保存されています。

覚えた知識 → 脳の“海馬”に一時保存

睡眠中に → 長期記憶として“大脳皮質”へ移される

つまり、「勉強して寝ない」は「USBにデータを入れて保存ボタンを押さない」ような状態です。

◆ 実際にこんな子がいました
当塾でも、実際にあったケースをご紹介します。

ケース①:夜型で勉強が伸び悩む高1男子
夜1時過ぎに寝る生活が習慣化 → テスト前の勉強量は十分なはずなのに成績が伸びない。
→ 生活リズムを整え、23時就寝に変えてから 定期テストで平均+40点!

ケース②:朝型に切り替えた中3女子
「朝に単語を見る」→そのまま登校して、授業中に定着を感じる。
→ 2ヶ月で英語の偏差値が 47→56へアップ!

◆ 睡眠不足で起こる“3つの悪影響”
記憶力の低下
 → 覚えても翌日には忘れやすくなる

集中力の欠如
 → 授業中にボーッとする、ケアレスミスが増える

メンタルの不安定
 → イライラしやすく、やる気の波が激しくなる

とくに思春期の中高生は、睡眠と心のバランスが密接に関係しているため注意が必要です。

◆ 睡眠の質を上げる3つの工夫
起きる時間を一定にする
 → 平日・休日問わずリズムを崩さない

夕方の仮眠は20分以内
 → 長く寝すぎると夜の眠りが浅くなる

寝る前ルーティンを作る
 → 単語帳→歯磨き→ストレッチ→就寝、などの流れで脳が「そろそろ寝る時間」と認識

◆ それでも「時間が足りない」人へ
「でも、勉強時間が足りないんです…」という声もあるかと思います。

その場合は、“質”を見直すことが先決です。
例えば:

勉強アプリやスマホに時間を取られていないか?

わかったつもりで復習が甘くなっていないか?

1時間でできることを2時間かけていないか?

時間の使い方を見直せば、睡眠を削らずに勉強効率を上げる方法は必ずあります。

勉強の仕方に悩んでいる方、集中できない、やる気が続かないという方も、
まずは一度生活リズムを見直してみませんか?

◆まとめ

今日からできる3つのアクション
今夜はいつもより30分早く寝てみよう

朝の10分を「軽い復習」に使ってみよう

テスト勉強中こそ「しっかり寝る」を意識しよう

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