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2025年08月01日 センター南校ブログ

2025年度入試変更点まとめ|スタディコーチセンター南校

はじめに:2025年度入試は大きな転換点

2025年度入試は、新学習指導要領の完全実施に伴い、多くの大学で入試制度の大幅な変更が行われます。特に神奈川県内の受験生にとって重要な大学群では、試験科目の変更、共通テストの活用拡大、外部検定試験の導入など、従来とは大きく異なる対応が求められています。

この記事では、神奈川県内受験生が注目すべき主要大学の2025年度入試変更点を詳しく解説し、それぞれの対策ポイントをご紹介します。


1. 慶應義塾大学の主要変更点

🔸 文学部:英検外部試験利用が新登場

最大の変更点は、外国語の選択科目に「英語(外部試験利用)」が新設されたことです。

  • 対象試験:実用英語技能検定(英検)
  • 必要スコア:CSE総合スコア2500以上(受験級・合否結果は問わない)
  • 有効期間:2023年1月1日~2024年12月31日受験分
  • メリット:外部試験利用者は当日の第1時限(外国語)が免除され、第2時限から受験

🔸 法学部:試験時間と配点の大幅変更

  • 地理歴史:試験時間が延長され、配点も変更
  • 論述力→小論文:名称変更とともに試験時間も調整
  • 解答形式:マークシートと記述式の併用に

🔸 経済学部:募集人員の調整

学校推薦型選抜(指定校推薦)導入に伴い、一般選抜の募集人員が変更されます。

  • A方式:420名→400名(-20名)
  • B方式:210名→200名(-10名)

2. 早稲田大学の主要変更点

🔸 共通テスト併用型の大幅拡大

2025年度最大の変更は、多くの学部で共通テストが必須化されることです。

対象学部

  • 政治経済学部
  • 文学部
  • 文化構想学部
  • 国際教養学部
  • スポーツ科学部

🔸 新学習指導要領への完全対応

全学部で出題範囲が新教育課程に対応した内容に変更されます。

  • 歴史総合:一般入試では出題されない
  • 情報Ⅰ:一部学部で導入検討中

コラム①:早稲田の共通テスト併用化の影響

共通テスト併用化により、基礎学力の重要性が一層高まっています。従来の早稲田対策に加えて、共通テスト対策も並行して進める必要があり、学習計画の見直しが不可欠です。


3. MARCH各大学の変更点

🔸 明治大学

  • 出題範囲:新学習指導要領に完全対応
  • 一部学部:試験内容の微調整

🔸 青山学院大学

共通テスト必須化が最大の変更点です。

  • 大半の学部・学科で共通テストが必須に
  • 配点比率の見直しも実施

🔸 立教大学

英語評価方法の刷新が注目ポイントです。

  • 外部検定試験の活用拡大
  • スピーキング能力の評価強化

🔸 中央大学・法政大学

  • 新学習指導要領:完全対応への移行
  • 試験科目:一部調整あり

コラム②:MARCHの共通テスト活用拡大の背景

各大学が共通テスト活用を拡大する背景には、多面的な学力評価受験機会の公平性確保があります。私大独自の問題だけでなく、基礎学力も重視する姿勢が鮮明になっています。


4. 神奈川県内大学の変更点

🔸 神奈川大学:入試制度の大幅刷新

2025年度から導入される新制度

  1. 総合型選抜(総合評価型):新設
  2. 総合型選抜(適性検査型):新設
  3. 一般入試(全学統一型):新設

給費生試験の変更

  • 出願書類:エントリーシートを追加
  • 選考方法:学力検査+書類審査の総合評価に変更

併願割引制度: 同一試験日での2併願目が無料になる新制度を導入

🔸 横浜国立大学

  • 第1段階選抜:一部学部で廃止
  • 募集人員:学部間での調整あり

🔸 横浜市立大学

  • 国際教養学部:選抜方式の一部変更
  • 理学部:定員増(120名→140名)

コラム③:地元神奈川大学の魅力再発見

神奈川大学の入試制度刷新は、受験生により多くのチャンスを提供するための改革です。給費生制度(4年間で最大920万円給付)も含め、経済的負担を軽減しながら質の高い教育を受けられる環境が整っています。


5. 大学別対策ポイント

🎯 慶應義塾大学対策

英検外部試験利用を狙う場合

  • CSEスコア2500以上の取得を早期に目指す
  • 独自試験対策との両立を図る

法学部志望者

  • 地理歴史の記述対策を強化
  • 小論文の論述力向上に注力

🎯 早稲田大学対策

共通テスト併用型対応

  • 共通テスト対策を重視した学習計画
  • 大学独自問題との配点バランスを把握
  • 両方で高得点を取るための時間配分

🎯 MARCH対策

青山学院大学

  • 共通テスト対策の徹底
  • 私大問題との難易度調整

立教大学

  • 英語外部検定試験の早期取得
  • スピーキング対策

🎯 神奈川大学対策

新設総合型選抜

  • 志望理由書・エントリーシートの充実
  • 適性検査の過去問分析(類似大学参考)
  • 面接・プレゼンテーション対策

給費生試験

  • 3科目バランス良く高得点を目指す
  • エントリーシートで自己アピール力を磨く

6. 効果的な学習戦略

📚 共通テスト対策の重要性

多くの大学で共通テストの重要度が高まっているため、基礎学力の定着が何より重要です。

推奨学習法

  • 共通テスト過去問の反復演習
  • 基礎知識の確実な定着
  • 時間配分の最適化練習

📚 外部検定試験の活用

英検対策のポイント

  • 早期からの計画的受験
  • 4技能バランス良く対策
  • 志望校の必要スコア把握

📚 小論文・面接対策

総合型選抜対応

  • 志望動機の明確化
  • 社会問題への関心・知識
  • 論理的思考力の向上

コラム④:センター南エリアの学習環境活用法

センター南周辺には港北図書館都筑図書館など、集中して学習できる環境が整っています。また、都筑中央公園での適度な気分転換も、長期間の受験勉強には効果的です。地元の環境を最大限活用しましょう。


まとめ:変化に対応した戦略的受験対策を

2025年度入試は、大きな変化の年です。各大学の変更点を正確に把握し、それぞれに応じた対策を立てることが合格への鍵となります。

重要なポイント

  1. 情報収集の徹底:最新の入試要項を必ず確認
  2. 基礎学力の重視:共通テスト対策を怠らない
  3. 多面的な準備:学力試験+外部検定+総合型選抜
  4. 早期からの計画:年間を通じた戦略的学習

スタディコーチセンター南校では、これらの変更点に完全対応した個別指導を実施しています。現役東大生をはじめとした難関大生コーチが、一人一人の志望校に合わせた最適な学習計画を提案し、合格まで徹底サポートいたします。

2025年度入試の成功に向けて、今すぐ行動を開始しましょう!お気軽にご相談ください。

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