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2025年08月09日 一般-高校ガイド

【2025年版】向上学校の偏差値と評判は?どんな人におすすめか解説

【2025年版】向上学校の偏差値と評判は?どんな人におすすめか解説

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慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

向上高校の基本情報

まずは、向上高等学校の基本的な情報を以下の表に整理します。これにより、学校の全体像を迅速に把握することができます。

項目 情報
学校名 向上高等学校(こうじょうこうとうがっこう)
所在地 神奈川県伊勢原市見附島411
アクセス 小田急小田原線「愛甲石田駅」より徒歩約18分
学校種別 私立・共学
設置課程・学科 全日制・普通科
設置コース S特進/特進/選抜/文理
2025年度 偏差値目安 52 〜 65(コースにより異なる)

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向上高校の特徴と形作る4つのポイント

(1) 4つのコース制による多様な進路目標への対応

向上高校の最大の特徴は、学力や進路目標に応じて編成される4つのコース制にあります。

・S特進コース: 難関国公立大学を目指す最上位コース。5教科をバランス良く学ぶカリキュラムが組まれています。

・特進コース: 国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指します。応用力を養うための講座や個別指導が充実しています。

・選抜コース: GMARCHをはじめとする難関私立大学が主なターゲット。文武両道を実現しながら、着実な学力アップを図ります。

・文理コース: 中堅私立大学への進学を主眼に、部活動や学校行事にも積極的に参加しながら基礎学力の定착を目指します。

【塾講師のコメント】
このコース制は、入学時の学力だけでなく、高校3年間で何を目指したいのかという目的意識に応じて選択できる点が強みです。事実として、学年末の成績と本人の希望により、コース変更(例:文理→選抜、選抜→特進)の機会も設けられていると公表されており、入学後の頑張り次第で上位の学習環境にチャレンジできる柔軟性があると考えられます。

(2) 文武両道を体現する活発な部活動

向上高校は、学業だけでなく部活動にも力を入れていることで知られています。

・強化指定クラブ: 硬式野球部、サッカー部、女子ソフトボール部、男子バレーボール部などが強化指定され、高いレベルでの活躍が見られます。特に硬式野球部は県内でも強豪として認知されています。

・全国レベルの部活動: レスリング部や女子ソフトボール部は全国大会の常連と評価されています。

・多彩な文化部: 新聞委員会は全国高等学校総合文化祭の常連であり、写真部もコンクールでの受賞実績があるなど、文化部の活動も活発です。

【塾講師のコメント】
「文武両道」を掲げる高校は数多く存在しますが、向上高校は特定クラブへの強化投資と、幅広い生徒の受け皿となる多様な部活動の存在が、その実態を裏付けていると分析できます。一つのことに打ち込みたい生徒にとって、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。

(3) グローバルな視野を育む「S-GAP」

「Kojo Super-Global Action Program(S-GAP)」は、同校の教育の柱の一つです。これは、単なる語学研修に留まらず、国際社会で活躍するための主体性や行動力を養うことを目的としたプログラム群で構成されています。希望者制でアメリカ姉妹校への交換留学制度なども用意されており、国際交流の機会が提供されています。

【塾講師のコメント】
このプログラムは、特にS特進コースの生徒にとって、学力だけでなく人間的な成長を促す重要な機会となり得ます。海外の文化に触れるだけでなく、主体的に課題を発見し解決するプロセスを経験することは、大学進学後の学びや、将来のキャリア形成において大きな財産になると考えられます。

(4) 充実した学習・運動施設

2020年に完成した新校舎をはじめ、向上高校の施設は充実していると評価されています。

・学習施設: 全教室にWi-Fiとプロジェクターを完備。探究学習やプレゼンテーションに活用できる環境が整っています。

・運動施設: 人工芝のグラウンド、総合体育館、テニスコートなど、部活動に打ち込める設備が整っています。

3. 注意点:入学前に知っておくべきこと

期待と現実のミスマッチを防ぐため、事前に把握しておくべき注意点を客観的に提示します。

  • 校則に関する評判: 口コミサイトなどでは、特に頭髪や服装に関する校則が厳しいという意見が散見されます。スマートフォンの使用に関しても一定のルールが定められているようです。自由な校風を求める生徒にとっては、窮屈に感じる可能性があります。
  • コース間の雰囲気の違い: 上位コースほど学習意欲の高い生徒が集まり、落ち着いた雰囲気である一方、コースによっては活発で賑やかな雰囲気もあるようです。自分がどの環境で3年間を過ごしたいか、説明会などで実際の雰囲気を確認することが推奨されます。
  • 駅から距離とバスの混雑: 最寄りの愛甲石田駅から徒歩18分という立地は、人によっては負担に感じる可能性があります。また、駅からのバスは時間帯によって非常に混雑するという声も聞かれます。

【塾講師のコメント】
これらの注意点は、学校生活の快適さに直結する重要な要素です。特に校則については、学校側が生徒の安全や学習環境の維持を目的として定めているものであり、その意図を理解した上で、自分に合うかどうかを判断する必要があります。オープンスクールや学校説明会に積極的に参加し、在校生や先生に直接質問することで、より正確な情報を得ることが賢明です。

4. 料金:学費・諸経費について

私立高校を選択する上で、学費は避けて通れない重要な判断材料です。以下に公表されている2025年度の目安を記載します。

初年度納入金(目安)
入学金 240,000円
授業料(年額) 約460,000円
その他費用(施設費、教材費など) 約450,000円
初年度合計(概算) 約1,150,000円

【塾講師のコメント】
上記はあくまで概算であり、別途、修学旅行積立金や学校指定品費などが必要となります。一方で、国の就学支援金制度や、入試成績優秀者を対象とした特待生制度(授業料免除など)も設けられています。詳細な金額や利用可能な制度については、必ず学校の募集要項で確認することが重要です。

5. 評判と進学実績:在校生・卒業生の声と出口戦略

(1) 評判・口コミの傾向

ネット上の口コミサイトやSNSでは、以下のようなポジティブな意見とネガティブな意見が見られます。

ポジティブな評判

 

・「先生方が熱心で、質問や相談に親身に乗ってくれる」

・「部活が本当に盛ん。目標を持って頑張れる仲間がいる」

・「施設が新しくて綺麗なので、気持ちよく学校生活が送れる」

・「特進コースは周りの意識が高く、勉強に集中できる環境」

・「行事が多く、クラスで団結する機会があって楽しい」

 

ネガティブな評判

 

・「校則が厳しすぎる。特に髪型やスマホの扱いは時代に合っていない」

・「上位コースは課題や小テストが多くて大変」

・「駅から遠いのが地味にきつい。バスも満員で乗れないことがある」

・「コースによって生徒の雰囲気が違いすぎて、学校全体の一体感は薄いかも」

・「私立なのでやはり学費が高い」

 

(2) 2024年度 主要大学合格実績

進学実績は、学校の教育力を示す重要な指標の一つです。2024年度の主要大学の合格者数は以下の通り公表されています。

大学グループ 合格者数
国公立大学 15名
早慶上理ICU 7名
GMARCH 79名
成成明学獨國武 49名
日東駒専 118名

【塾講師のコメント】
GMARCHや日東駒専といった中堅〜難関私立大学に多くの合格者を出していることが分かります。これは、特に選抜コースや文理コースの生徒が、目標とする大学へ着実に進学している結果と分析できます。国公立大学や最難関私立大学への合格者も輩出しており、S特進・特進コースの教育レベルの高さも伺えます。

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よくある質問(FAQ)

Q.

入学後にコースを変更することはできますか?


A.

はい、可能です。公式サイトによると、学年末の成績や本人の希望、面談などを経て、コースアップ(例:文理→選抜)やコースダウンの機会が設けられています。ただし、誰でも簡単に変更できるわけではなく、一定の学力基準を満たす必要があると考えられます。

Q.

いじめについての学校の対応や雰囲気はどうですか?


A.

いじめが全くないと言い切れる学校はありませんが、向上高校では定期的なアンケートや面談を実施し、問題の早期発見に努めていると公表されています。口コミでは「先生に相談しやすい」という声がある一方で、「クラスによる」という意見も見られます。学校として問題に対応する姿勢はあると考えられますが、最終的には人間関係なので、個人差があるのが実情です。

Q.

アルバイトは許可されていますか?


A.

原則として禁止されているようです。ただし、家庭の経済的な事情など、特別な理由がある場合には、学校に申請し許可を得ることで可能になる場合があるとされています。学業や部活動に専念してほしいという学校の方針の表れと考えられます。

この記事のまとめ

本レポートで分析した内容を基に、向上高等学校がどのような生徒に適しているか、最終的な見解をまとめます。

✅ このような生徒におすすめ

  • 明確な進学目標を持ち、学業に集中したい生徒:特にS特進・特進コースは、難関大学合格という共通の目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境です。
  • 勉強と部活動を高いレベルで両立(文武両道)させたい生徒:強化指定部で活躍しながら、選抜・文理コースでGMARCHや日東駒専を目指す、という具体的なビジョンを持つ生徒に最適です。
  • 規律ある環境で学校生活を送りたい生徒:ある程度の校則がある方が、学習や部活動に集中できると感じる生徒には、良い環境と言えるでしょう。
  • 充実した施設・設備を重視する生徒:新しい校舎や人工芝グラウンドなど、恵まれた環境で3年間を過ごしたい生徒には魅力的です。

🔼 このような生徒は慎重な検討が必要

  • 自由な校風を第一に望む生徒:校則や服装に関する指導が比較的厳しいという評判があるため、自己裁量で自由に行動したいタイプの生徒は、窮屈さを感じる可能性があります。
  • 通学の利便性を最優先する生徒:最寄り駅から徒歩圏内ではあるものの、決して近いとは言えない距離です。毎日の通学を考えると、負担に感じる可能性があります。
  • 学費負担をできるだけ抑えたい家庭:当然ながら公立高校と比較して学費は高額になります。特待生制度や支援金の活用を視野に入れた上で、慎重な資金計画が必要です。

この記事は、公表されている情報や一般的な評判を基に作成されたものであり、最終的な判断は、学校説明会への参加や個別相談などを通じて、ご自身の目で確かめた上で行うことを強く推奨します。

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