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2025年08月11日 一般-高校ガイド

【2025年版】桐朋高校の偏差値と進学実績、特徴を解説

【2025年版】桐朋高校の偏差値と進学実績、特徴を解説

 

この記事は、高校受験を控える中学生とその保護者様に、東京都国立市に位置する名門私立男子校「桐朋高等学校」がどのような学校かをお届けします。偏差値、進学実績から校風、生徒からの評判に至るまで、徹底的に解説し、志望校選びのサポートをします。


この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

桐朋高校の基本情報

まず、桐朋高等学校の基本的な概要を整理します。

学校名 桐朋中学校・桐朋高等学校(とうほうちゅうがっこう・とうほうこうとうがっこう)
所在地 東京都国立市中3-1-10
区分・形態 私立・男子校(中高一貫校)
偏差値(高校) 71 – 72(※各種模擬試験機関の平均的な数値)
最寄り駅 JR中央線「国立」駅 南口より徒歩15分

【塾講師のコメント】
偏差値は71-72と公表されており、これは東京都内でもトップクラスに位置します。最難関レベルの学力が求められる進学校であると客観的に評価できます。

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桐朋高校の特徴・校風

桐朋高校の教育や環境における際立った特徴を、事実ベースで解説します。

「自主・自律」を尊重する自由な校風

桐朋高校は、制服や細かな校則がなく、生徒の自主性を最大限に尊重する校風で知られています。髪型や服装も自由であり、学校行事の多くが生徒主体で企画・運営されると公表されています。これは、生徒一人ひとりが自ら考え、判断し、行動する力を養うことを教育の根幹に置いているためです。

【塾講師のコメント】
この自由な環境は、自己管理能力が高い生徒にとっては、個性を伸ばし、主体的に学ぶ姿勢を育む絶好の機会となり得ます。一方で、一定の規律や強制力がない環境では、学習や生活のリズムが乱れやすいという側面も持つため、生徒自身の成熟度が問われる環境であると考えられます。

充実した教育施設と学習環境

公式サイトによれば、サッカーの公式試合が可能な広大なグラウンド、野球場、複数の体育館、蔵書約6.5万冊を誇る図書館といった施設が整備されています。特に、教科教室棟にはプラネタリウムや天体観測ドームなど、理科教育に特化した高度な設備が備わっている点が特徴的です。

【塾講師のコメント】
これらの施設は、生徒の知的好奇心や探究心を刺激し、座学だけでは得られない実践的な学びを可能にします。特に理系分野に興味を持つ生徒にとって、大学レベルの研究に触れる機会も期待できる恵まれた環境であると評価できます。

活発な部活動と生徒主体の行事

多くの生徒が何らかの部活動に所属しており、学業と両立しながら活発に活動しています。運動部・文化部ともに多岐にわたる選択肢があります。また、最大の行事である文化祭「桐朋祭」は、企画から運営まで生徒が中心となって行われ、毎年多くの来場者で賑わうと報告されています。

【塾講師のコメント】
部活動や行事への主体的な参加は、学業だけでは培われないリーダーシップ、協調性、問題解決能力を育む重要な機会となります。多様な背景を持つ仲間と一つの目標に向かう経験は、人間的な成長を大きく促す要素であると考えられます。

桐朋高校の大学進学実績

桐朋高校の進路指導の成果を示す、2024年度の大学合格者数(現役・既卒の合計)を公式サイトの公表データに基づき抜粋します。

分類 大学名 合格者数
国公立大学 東京大学 12名
京都大学 8名
一橋大学 4名
東北大学 12名
北海道大学 10名
国公立大学 医学部医学科 14名
私立大学 早稲田大学 69名
慶應義塾大学 86名
上智大学 29名
東京理科大学 92名
明治大学 111名
私立大学 医学部医学科 63名

【塾講師のコメント】
東京大学、京都大学をはじめとする最難関国公立大学や、早慶上理といった難関私立大学へ多数の合格者を輩出しており、極めて高い進学実績を維持していることが確認できます。特に国公立・私立を問わず医学部への合格者が多い点は、理系教育の質の高さや、医学部志望者へのサポート体制が充実している可能性を示唆しています。


桐朋高校の評判と口コミ

各種口コミサイトや卒業生の意見を収集し、ポジティブな評判とネガティブな(注意を要する)評判を公平に整理しました。

ポジティブな評判

「自由な校風が最高」

「校則がほとんどなく、自分のやりたいことを追求できる。先生も干渉しすぎず、生徒の自主性を信じてくれている感じがする。」

 

「多様な友人ができる」

「色々な趣味や考え方を持った面白いやつが多い。オタクからスポーツマンまで、どんなタイプの人でも居場所が見つかると思う。」

 

「行事がとにかく楽しい」

「文化祭は生徒が主体となって作り上げるので、本気で取り組む分、達成感も大きい。準備期間も含めて最高の思い出。」

注意を要する評判

「自由は『放任』と紙一重」

「自主性がないと、勉強面でどんどん置いていかれる。学校側から細かく指導されることは少ないので、自分で律する必要がある。」

 

「学習サポートは手厚くない」

「基本的に自分で勉強を進めるスタイル。補習などが充実しているわけではないので、塾や予備校に通っている生徒が多い印象。」

 

「制服がないのが意外と面倒」

「毎日私服を考えるのが大変。制服があった方が楽だったと思うことがある。」

 

【塾講師のコメント】
評判は「自由と自主性」というキーワードに集約されます。この校風を謳歌できる生徒にとっては非常に満足度の高い環境である一方、自己管理が苦手な生徒や、手厚い学習サポートを期待する家庭にとっては「放任」と映るリスクがあることが窺えます。学校の特性と生徒本人の性格との相性が、学校生活の充実度を大きく左右する典型的な例と言えるでしょう。

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よくある質問(FAQ)

Q.

高校からの入学者は、中高一貫生と馴染めますか?


A.

結論から言うと、大きな心配は不要であると考えられます。多くの口コミで、高校からの入学者(高入生)と内部進学生はクラス編成や部活動を通じてすぐに打ち解け、区別なく交流していると報告されています。学校側も、高入生がスムーズに学校生活に溶け込めるよう配慮しているようです。ただし、最初のうちは友人関係の構築に積極的な姿勢が求められるかもしれません。

Q.

塾や予備校に通っている生徒の割合はどのくらいですか?


A.

正確な統計データは公表されていませんが、一般的には、学年が上がるにつれて多くの生徒が塾や予備校を利用する傾向にあると見られています。特に難関大学を目指す生徒の間では、大学受験に特化した対策のために通塾を選択するケースが多数派であると考えられます。学校の授業は基礎学力や探究心を養う場、塾は受験テクニックを磨く場、というように使い分けている生徒が多いと推測されます。


この記事のまとめ

桐朋高等学校は、「卓越した進学実績」「徹底した自主性の尊重」という二つの大きな柱を持つ、全国でも有数の進学校です。本レポートの分析結果から、推奨できる生徒像と、慎重な検討を要する生徒像を以下に示します。

✅ このような生徒におすすめ

・自己管理能力が高く、自律的に学習計画を立てられる生徒

・管理されるより、自由な環境で個性を伸ばしたい生徒

・知的好奇心が旺盛で、探究的な学びに魅力を感じる生徒

・学業だけでなく、部活動や行事にも全力で取り組みたい生徒

・将来、難関大学や医学部への進学を強く希望している生徒

🔼 このような生徒は慎重な検討を推奨

・細かいルールや指導がないと、学習や生活が乱れがちな生徒

・学校からの手厚い学習サポートや補習を期待する生徒

・集団の規律の中で安心して学校生活を送りたい生徒

・制服を着用したい、服装などを自分で考えるのが苦手な生徒

桐朋高校が提供する「自由」は、生徒の成熟度や主体性によって、成長の翼とも、無軌道への入り口ともなり得ます。学校説明会や文化祭に実際に足を運び、その雰囲気をご自身の肌で感じ取った上で、最終的な判断を下されることを強く推奨します。

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