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2025年08月21日 一般-高校ガイド

【2025年版】叡明高等学校の偏差値と進学実績、校風を解説

【2025年版】叡明高等学校の偏差値と進学実績、校風を解説!

この記事は、埼玉県越谷市に拠点を置き、近年目覚ましい進学実績の伸びで注目を集めている「叡明高等学校」について解説します。2015年に共学化・校名変更を経て新たなスタートを切ったこの学校は、近代的な設備と多彩なコース設定が魅力です。この記事が、皆さんの志望校選びにおける判断材料となることを願っています。

この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

叡明高校の基本情報とアクセス

まずは、叡明高校の基本的な情報と通学アクセスを確認しましょう。特に、越谷レイクタウン駅直結と言えるほどの立地は、通学の利便性において大きなアドバンテージです。

学校名 叡明高等学校(えいめいこうとうがっこう)
所在地 埼玉県越谷市レイクタウン8-1-1
設置形態 私立・共学
設立 1959年(2015年に小松原女子高等学校より校名変更・共学化)
学科・コース 普通科(特選I/II類, 特進I/II類, 進学I/II/III類)、情報科
最寄り駅 JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」
駅からのアクセス 徒歩約5分
公式サイト https://www.eimei-h.spec.ed.jp/

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叡明高校の偏差値と学力レベル

叡明高校の最大の特徴は、非常に細分化されたコース制にあります。自分の学力や目標に合ったコースを選択することが、合格への第一歩です。近隣の競合校と比較し、叡明高校の学力レベルでの立ち位置を把握しましょう。

叡明高校のコース別 偏差値目安

コース 偏差値(目安) 目標大学(イメージ)
特選コースI類 70 – 72 最難関国公立大学、早慶上理
特選コースII類 68 – 70 難関国公立大学、早慶上理、GMARCH
特進コースI類 65 – 67 埼玉大などの国公立大学、GMARCH
特進コースII類 62 – 64 GMARCH、成成明学獨國武、日東駒専
進学コースI類 59 – 61 日東駒専、大東亜帝国
進学コースII類 56 – 58 大東亜帝国、その他私立大学
進学コースIII類 53 – 55 多様な進路(大学、専門学校など)
情報科 53 – 55 情報系・IT系の大学・専門学校

近隣競合校との偏差値比較

区分 学校名 偏差値帯(目安)
私立(併願) 叡明(特選) 68 – 72
春日部共栄 67 – 72
昌平 66 – 74
公立(第一志望) 越谷北 66 – 68
春日部東 62 – 64
草加 58 – 60

塾講師のコメント

叡明高校を検討する上で最も重要なのは、このコース制を深く理解することです。偏差値の幅が非常に広いため、「叡明高校」と一括りにはできません。特選コースは県内トップクラスの公立高校と肩を並べるレベルであり、一方で進学コースは多様な進路に対応しています。まずは自分の現在の学力と、3年後にどの大学を目指したいのかを明確にし、目標とするコースを定めることが合格戦略の要となります。特に公立高校との併願校として考える受験生が多いですが、上位コースは公立トップ校に匹敵する覚悟が必要です。

叡明高校の主な大学進学実績

共学化以降、叡明高校は進学実績を著しく伸ばしています。特に国公立大学や難関私立大学への合格者数の増加は目を見張るものがあります。学校全体として大学進学への意識が非常に高いことが伺えます。

大学グループ 2025年(仮) 2024年 2023年
国公立大学 (データ待) 61名 52名
早慶上理 (データ待) 31名 25名
GMARCH (データ待) 165名 158名
成成明学獨國武 (データ待) 120名 105名
日東駒専 (データ待) 412名 380名

※合格者数は延べ人数です。最新の正確な情報は必ず公式サイトをご確認ください。

塾講師のコメント

上記の数字は、叡明高校が進学校として確固たる地位を築きつつあることを示しています。特筆すべきは、特定の大学グループだけでなく、幅広い層の大学に多数の合格者を出している点です。これは、多彩なコース制が機能し、それぞれの学力層の生徒をしっかりと引き上げている証拠と言えるでしょう。予備校講師による講習や、充実した自習環境(スタディラウンジ)など、学校側の手厚い進学サポート体制が生徒たちの努力を結実させていると考えられます。

叡明高校の校風と教育の3つの特徴

叡明高校の魅力は、進学実績だけではありません。生徒たちが3年間を過ごす環境や、学校が提供する教育プログラムにも注目すべき点が数多くあります。

特徴1: 多彩なコース制と手厚い学習サポート

前述の通り、学力と目標に応じて7つの普通科コースと情報科が設置されています。これにより、生徒一人ひとりが自分のレベルに合った環境で、無理なく、かつ意欲的に学習を進めることが可能です。また、ICT教育にも力を入れており、生徒一人1台のタブレット端末を活用した授業が展開されています。放課後には予備校講師による特別講座が開講されるなど、塾に通わずとも大学受験に対応できる体制が整えられています。

特徴2: 文武両道を体現する活発な部活動

学習だけでなく、部活動も非常に盛んです。特に吹奏楽部、ダンス部、空手道部、男子バスケットボール部などは全国レベルの実績を誇り、高い目標を持って活動しています。多くの生徒が部活動に所属しており、仲間と共に心身を鍛え、充実した高校生活を送っています。文武両道を目指す生徒にとって、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。

特徴3: 近代的で充実した学習環境

2015年に移転した新校舎は、デザイン性に優れ、非常に綺麗で快適です。最新の設備が整った教室や体育館、そして広々とした自習スペース「スタディラウンジ」など、生徒が学習に集中できる環境が整備されています。また、大型商業施設に隣接する「越谷レイクタウン」駅から徒歩5分という抜群の立地は、通学の負担を軽減し、放課後の時間を有効に活用することにも繋がります。

叡明高校の著名な卒業生

叡明高等学校としては歴史が新しいため、各界で活躍する卒業生の輩出はこれからが本番です。前身の小松原女子高等学校時代からは、多くの卒業生が社会で活躍されています。

KAIRI(カイリ)さん(プロレスラー):元WWEで活躍し、現在は国内で活動する世界的に著名な女子プロレスラーです。

叡明高校の在校生・保護者のリアルな評判

ここでは、実際に通う生徒や保護者から聞かれる声を、公平な視点から「良い評判」と「気になる評判」に分けてご紹介します。

良い評判・ポジティブな声

とにかく校舎が綺麗で、毎日通うのが楽しいです。
駅からも近く、雨の日でもほとんど濡れずに通学できるのが嬉しい。
先生方がとても熱心で、質問にも丁寧に対応してくれます。進路相談にも親身に乗ってくれました。
コースが分かれているので、同じ目標を持つ仲間と集中して勉強できる環境が良いです。
部活の種類が多く、本気で全国を目指せる部もあれば、楽しく活動できる部もあって選びやすい。

気になる評判・注意すべき点

校則が少し厳しいと感じることがあります。特に頭髪やスマートフォンの使用ルールは、もう少し自由でも良いのにと思います。
生徒数が多いマンモス校なので、先生に顔と名前を覚えてもらうのが大変な時もあります。
コースによって生徒の雰囲気やモチベーションがかなり違うように感じます。
指定校推薦の枠は上位コースの生徒から優先されることが多いと聞きます。

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叡明高校のよくある質問(FAQ)

Q成績が上がった場合、途中でコースを変更することは可能ですか?
Aはい、可能です。年次更新の際に、本人の希望と成績、学習態度などを総合的に判断してコースの変更が認められる場合があります。上位コースを目指して努力する生徒も多く、モチベーション維持に繋がっています。
Q校則はどのくらい厳しいのでしょうか?
A他の私立高校と比較して、やや厳しいと感じる生徒が多いようです。特に、頭髪(染髪・パーマの禁止)、服装、スマートフォンの校内での使用制限などが挙げられます。ただし、これは規律ある学校生活を送るための指導の一環であり、入学前に説明会などで詳細を確認することをお勧めします。
Q指定校推薦はどのような大学がありますか?
AGMARCHや日東駒専をはじめ、数多くの大学から指定校推薦の枠があります。ただし、生徒数が多いこと、また学業成績優秀者が多いため、人気大学の推薦枠を獲得するための校内選考は非常にレベルが高いです。指定校推薦のみを当てにするのではなく、一般選抜で合格できる実力をつけることが重要です。
Q塾や予備校に通っている生徒は多いですか?
Aコースによります。特選コースや特進コースの上位層では、学校のサポートに加えて塾や予備校を活用している生徒もいますが、進学コースでは学校の講習やサポートのみで大学受験に臨む生徒も多数います。学校自体が予備校講師を招いた講座などを提供しているため、まずは学校のプログラムを最大限に活用することが推奨されます。

この記事のまとめ

最後にこの記事の要点をまとめ、「どのような生徒におすすめできるか」という観点から解説します。

急成長中の進学校:共学化以降、進学実績を著しく伸ばしており、勢いのある学校。
多彩なコース設定:偏差値70超の特選から進学まで、幅広い学力層に対応可能。
抜群のアクセスと学習環境:「越谷レイクタウン駅」から徒歩5分の好立地と、新しく快適な校舎が魅力。
手厚い学習サポート:ICT教育や予備校連携講座など、大学受験を強力にバックアップする体制。
活発な文武両道:全国レベルの部活動も多く、学習と両立できる環境。
規律を重んじる校風:やや厳しめの校則があり、自由な校風を求める生徒には合わない可能性も。

この高校がフィットするのは?

【叡明高等学校を非常におすすめできる生徒】
明確な大学進学の目標を持ち、自分に合ったレベルの環境で効率よく学力を伸ばしたい生徒には、最適な環境の一つと言えます。特に「綺麗な校舎で勉強したい」「駅近で通学時間を有効活用したい」「部活動にも本気で打ち込みたい」といった希望を持つ生徒にとって、満足度は非常に高いでしょう。規律ある環境で、コツコツと努力を積み重ねられる生徒が、この学校で大きく成長する可能性を秘めています。

【別の選択肢も検討すべき生徒】
一方で、「生徒の自主性を尊重する自由な校風」を最優先に考える生徒や、「先生と生徒の距離が近い、アットホームな少人数教育」を望む生徒には、マンモス校である叡明のシステムが合わないと感じるかもしれません。また、長い歴史と伝統の中で育まれる校風に魅力を感じる場合も、他の伝統校と比較検討することをお勧めします。

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