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全統模試は、河合塾が主催する日本最大規模の模擬試験です。年間のべ280万人以上が受験し、その豊富なデータに基づく合格判定の信頼性の高さから、多くの受験生・高校・予備校で活用されています。
センター南校でも「模試の結果をどう活用すればいいか分からない」「復習の仕方が分からない」という相談を多く受けます。模試は受けっぱなしでは意味がありません。適切な対策と復習により、確実に成績向上につなげることができます。
この記事では、全統模試の概要から効果的な活用法まで、受験生が知っておくべき情報を網羅的にお伝えします。
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規模・信頼性:
出題方針:
高1・高2は基礎学力の定着確認が主目的です。偏差値に一喜一憂するより、苦手分野の早期発見・対策に重点を置きましょう。高3からは志望校判定が本格化し、学習戦略の見直しに活用できます。
| 実施月 | 模試名 | 形式 | 主な目的 |
|---|---|---|---|
| 5月 | 第1回全統記述模試 第1回全統共通テスト模試 |
記述・マーク | 基礎学力確認 |
| 7月 | 第2回全統記述模試 第2回全統共通テスト模試 |
記述・マーク | 夏前実力測定 |
| 10月 | 第3回全統記述模試 第3回全統共通テスト模試 |
記述・マーク | 志望校最終確認 |
| 11月 | 全統プレ共通テスト | マーク | 共通テスト直前対策 |
| 実施月 | 模試名 | 形式 | 主な目的 |
|---|---|---|---|
| 2月 | 全統高2模試 全統共通テスト高2模試 |
記述・マーク | 高2総仕上げ |
| 6月 | 第1回全統高2模試 | 記述 | 春の学習成果確認 |
| 10月 | 第2回全統高2模試 | 記述 | 秋の実力測定 |
| 実施月 | 模試名 | 形式 | 主な目的 |
|---|---|---|---|
| 2月 | 全統高1模試 | 記述 | 高1総まとめ |
| 4月 | 第1回全統高1模試 | 記述 | 新学年スタート確認 |
| 7月 | 第2回全統高1模試 | 記述 | 夏前実力測定 |
| 11月 | 第3回全統高1模試 | 記述 | 秋の学習成果確認 |
模試を「実力試し」だけで終わらせないために:
重点対策:
具体的勉強法:
重点対策:
具体的勉強法:
重点対策:
具体的勉強法:
7日前~4日前:
3日前~前日:
当日:
模試直前に新しい問題集に手を出すのは厳禁です。不安になって知らない問題に出会うより、既習内容の確認に時間を使いましょう。また、前日の夜更かしも避け、ベストコンディションで臨むことが重要です。
開始直後(最初の5分):
解答中の時間管理:
緊張した時:
分からない問題に出会った時:
STEP1:即日自己採点(当日中)
STEP2:分析・分類(翌日~3日以内)
STEP3:優先順位付け(1週間以内)
STEP4:具体的対策実行(2週間以内)
構成例:
【日付・模試名】
【総合点・各科目点数・目標との差】
【英語】
×大問3(2) - 仮定法の知識不足
対策:文法書の該当項目を再学習
【数学】
×大問2(1) - 計算ミス
対策:途中式をより丁寧に書く習慣
【要改善点】
・時間配分:数学で10分超過
・見直し:英語でマークミス発見
1週間後復習:
1ヶ月後復習:
次回模試前復習:
単に正答を確認するだけでは復習になりません。**「なぜその答えを選んだのか」「どこで思考が止まったのか」**を徹底的に分析することで、同じミスの再発を防げます。この振り返りが成績向上の鍵です。
偏差値の意味:
注意点:
判定記号の意味:
判定の活用ポイント:
成績推移の分析:
目標設定への活用:
重点ポイント:
具体的活用法:
重点ポイント:
具体的活用法:
重点ポイント:
具体的活用法:
模試の結果に一喜一憂するのは禁物です。良い結果でも慢心せず、悪い結果でも落ち込まず、客観的な現状把握と次への改善点発見に活用しましょう。模試は通過点であり、本番ではありません。
間違い1:結果だけ見て終わり → 正解:詳細な分析と対策立案まで実行
間違い2:偏差値だけで志望校を決める → 正解:複数回の結果と他の要素も総合判断
間違い3:模試のための勉強をする → 正解:普段の学習の成果確認として受験
成功パターン1:継続的な受験
成功パターン2:科目バランスの重視
成功パターン3:復習の仕組み化
春(4-6月):
夏(7-8月):
秋(9-11月):
冬(12-2月):
偏差値50→60への道筋:
各段階で必要な学習量と内容を逆算し、計画的に学習を進めることが重要です。
全統模試は、単なる実力測定ではなく、学習の羅針盤として活用することで真価を発揮します。適切な事前対策、当日の実戦技術、そして徹底的な復習により、確実に成績向上を実現できます。
模試活用成功の5原則:
スタディコーチセンター南校では、全統模試の結果分析から個別の対策立案まで、一人一人に最適化された指導を実施しています。現役東大生・難関大生コーチが、模試結果を基にした具体的な学習戦略を提案し、確実な成績向上をサポートします。
模試は「受けっぱなし」では意味がありません。戦略的な活用により、あなたの受験勉強を加速させましょう!