【2025年版】掛川西高校の偏差値・進学実績、校風を解説!
この記事では、静岡県内で屈指の伝統と実績を誇る掛川西高等学校について、解説します。偏差値や進学実績はもちろん、校風や在校生のリアルな声まで多角的に掘り下げ、あなたにとって最適な志望校選びをサポートします。
この記事を書いた人

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり。
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!
掛川西高校の基本情報とアクセス
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掛川西高校の偏差値と学力レベル
掛川西高校の偏差値は、静岡県内の公立高校においてトップクラスに位置します。特に理数科は高い学力が求められます。
掛川西高校の主な大学進学実績
国公立大学への高い進学実績が大きな特徴です。特に地元の静岡大学や名古屋大学への進学者が多い一方、東京大学や京都大学といった最難関大学への合格者も毎年輩出しています。
| 東京大学・京都大学 |
3 |
2 |
4 |
| 旧帝国大学(東大・京大除く) |
12 |
15 |
11 |
| 静岡大学・名古屋大学 |
45 |
41 |
48 |
| 国公立大学合計 |
158 |
145 |
164 |
| 早稲田・慶應義塾・上智・理科大 |
40 |
35 |
42 |
| GMARCH |
85 |
92 |
88 |
※合格者数は既卒生を含みます。実際の進学者数とは異なりますのでご注意ください。数値は各年発表の参考値です。
掛川西高校の校風と教育の3つの特徴
掛川西高校は「文武両道」と「自主自律」を重んじる校風です。生徒の主体性を尊重し、自由な雰囲気の中で個性を伸ばすことを奨励しています。
特徴1. スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校としての探究活動
理数科を中心に、文部科学省からSSHの指定を受けています。これにより、大学や研究機関と連携した高度な実験・研究活動が可能です。「理数探究」の授業では、生徒が自らテーマを設定し、1年間かけて研究を進め、論文にまとめ発表します。科学的思考力やプレゼンテーション能力が飛躍的に向上する、非常に価値のあるプログラムです。
特徴2. 伝統の学校行事「葛城祭(かつじょうさい)」
毎年6月に行われる文化祭「葛城祭」は、学校最大のイベントです。クラスごとの展示やステージ発表、文化部の発表など、企画から運営まで生徒主体で行われます。特に3年生のホームルーム展は非常にレベルが高く、地域からも多くの来場者が訪れます。仲間と協力して一つのものを創り上げる経験は、一生の財産となるでしょう。
特徴3. 部活動への高い熱量と実績
運動部・文化部ともに活動が非常に盛んです。特に野球部は甲子園出場経験もある伝統的な強豪校として知られています。多くの部が県大会上位を目指して日々練習に励んでおり、部活動を通じて心身を鍛えたい生徒にとっては最高の環境です。ただし、活動が本格的なため、学業との両立には強い意志と計画性が求められます。
掛川西高校の著名な卒業生
政財界から文化・スポーツ界まで、幅広い分野で活躍する卒業生を輩出しています。
石川 嘉延(元静岡県知事)
榛葉 賀津也(参議院議員、国民民主党幹事長)
柳澤 伯夫(元衆議院議員、元厚生労働大臣)
山本 篤(パラ陸上競技選手、義足のジャンパー)
所 十三(漫画家、『名門!第三野球部』作者)
掛川西高校の在校生・保護者のリアルな評判
学校の良い点と、入学前に知っておきたい注意点の両方をご紹介します。
良い点・満足している点
「自由な校風で、先生方も生徒の自主性を信じて任せてくれる部分が大きい。自分で考えて行動したい人にはとても合っている。」
「SSHの活動は大変だけど、大学の研究室のような体験ができて楽しい。将来の進路を考える上で非常に役立った。」
「葛城祭や体育祭は本当に盛り上がる。クラスの団結力が高まり、最高の思い出ができた。」
「周りの生徒の学習意欲が高く、自然と自分も勉強する習慣がついた。良いライバルに恵まれた。」
気になる点・注意点
「『自称進学校』と言われることもある。課題が多く、小テストも頻繁にあるので、自主的に勉強できないとついていくのが大変。」
「校舎が少し古い部分がある。ただ、最近は改修も進んでいるらしい。」
「部活によっては練習がかなりハード。勉強との両立が難しくなり、途中で辞めてしまう人もいる。」
「先生からの手厚いサポートを期待しすぎると、物足りなく感じるかもしれない。基本的には自分で質問しに行く姿勢が必要。」
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掛川西高校のよくある質問(FAQ)
理数科と普通科で迷っています。違いは何ですか?
一番大きな違いは、SSH指定に伴う「理数探究」などの専門的な授業の有無です。理数科は、より高度で専門的な理数教育を受けたい生徒や、将来研究者や技術者を目指す生徒に適しています。普通科は、文系・理系の幅広い進路に対応できるカリキュラムです。ただし、普通科でも高いレベルの理系大学への進学は十分に可能です。
塾に通っている生徒は多いですか?
はい、多くの生徒が通っています。特に大学受験を意識し始める2年生の後半からは、大半の生徒が塾や予備校を利用しているようです。学校の授業レベルは高いですが、難関大学受験に向けては、さらに塾で補強するというのが一般的なスタイルです。
校則は厳しいですか?
他の進学校と比較して、校則は比較的自由な方だと言われています。服装や頭髪に関する厳しいチェックは少ないようですが、生徒の自主性を重んじる校風の裏返しとして、自分で自分を律する力が求められます。スマートフォンの使用など、基本的なルールは守る必要があります。
この記事のまとめ
掛川西高校は、高い学力レベルと自主性を育む自由な校風を両立させた、静岡県西部を代表する進学校です。
学力と進学実績
県内トップクラスの偏差値を誇り、国公立大学、特に地元の静岡大学や名古屋大学への進学に強みを持つ。SSH指定校として高度な理数教育を提供。
校風と学校生活
生徒の自主性を尊重する自由な校風。「文武両道」を掲げ、部活動や学校行事が非常に活発で、充実した高校生活が送れる。
ミスマッチの防止
自由な反面、自己管理能力が強く求められる。手厚いサポートを期待する生徒には物足りない可能性も。課題や小テストが多く、学習量は多い。
合格のためには、内申点は38以上、学力調査では180点~200点(250点満点中)が一つの大きな目安となります。中学3年間を通じて主要5教科で安定して「5」または「4」を取ることが重要です。特に理数科を目指す場合は、数学と理科で傑出した成績が求められます。