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2025年09月02日 一般-高校ガイド

【2025年版】追浜高校の偏差値・進学実績、校風を解説

神奈川県立 追浜高等学校
偏差値・進学実績・評判を塾講師が徹底解説

今回は、神奈川県の横須賀三浦地区において、安定した人気と進学実績を誇る「神奈川県立追浜高等学校」について、詳しく解説していきます。

この記事を読めば、追浜高校がどのような学校で、どのような生徒に合っているのかが明確になります。偏差値や進学実績といったデータだけでなく、校風や在校生のリアルな声まで網羅的にご紹介しますので、ぜひ高校選びの参考にしてください。

追浜高校の基本情報&アクセス

まずは、追浜高校の基本的な情報と通学アクセスを確認しましょう。

項目 情報
所在地 〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町13
電話番号 046-865-4174
学科 普通科
設立年度 1962年
公式サイト https://www.pen-kanagawa.ed.jp/oppama-h/
最寄り駅 京浜急行線「追浜」駅より徒歩 約13分

塾講師からの一言

追浜駅からほぼ平坦な道のりで徒歩13分というアクセスは、毎日通学する上での大きなメリットです。横浜方面からも京急線一本で通えるため、横須賀市内だけでなく、横浜市南部からも多くの生徒が通学しています。

追浜高校の偏差値と学力レベル

追浜高校の偏差値は、神奈川県内の公立高校の中でも上位に位置します。近隣の競合校と比較して、その立ち位置を客観的に見てみましょう。

学校名 学科 偏差値目安
追浜高等学校 普通科 63
市立金沢高等学校 普通科 64
横須賀高等学校 普通科 65
鎌倉高等学校 普通科 65
横須賀学院高等学校 S選抜 / A進学 62/ 58

※偏差値は「みんなの高校情報」等のデータを参考にしています。年度により変動する可能性があります。

塾講師からの一言

偏差値63は、神奈川県の公立高校の中では上位約20%〜25%に入るレベルです。合格のためには、中学校の内申点は113/135点以上(主要5教科でオール4+α、副教科にも4が複数必要)が一つの目安となります。入試本番の学力検査では、350点/500点以上を目指したいところです。基礎を固めるのはもちろん、応用問題にも対応できる思考力が求められます。

追浜高校の主な大学進学実績

高校選びで最も重要視されるのが大学進学実績です。追浜高校は国公立大学や難関私立大学へ、安定して合格者を輩出しています。ここでは直近の合格実績(主に2024年春)を見ていきましょう。

※大学合格者数は浪人生を含んでいる場合があります。正確な情報は必ず高校公式サイトをご確認ください。
また、進学者数ではなく合格者数です。

大学群 2024年春 合格者数
国公立大学 旧帝国大学 2名
横浜国立大・横浜市立大 7名
東京都立大 1名
その他国公立 約15名
合計 約23名
大学群 2024年春 合格者数(概数)
私立大学 早慶上理
(早稲田, 慶應, 上智, 東京理科)
17 2024年春 合格者数(概数)
私立大学 早慶上理
(早稲田, 慶應, 上智, 東京理科) 17名
GMARCH
(学習院, 明治, 青山学院, 立教, 中央, 法政)
90名
成成明学獨國武 約60名
日東駒専
(日本, 東洋, 駒澤, 専修)
約110名

塾講師からの一言

特筆すべきは、GMARCHへの合格者数が90名ほどいる点です。これは学校全体の学力レベルの高さを物語っています。また、国公立大学にもコンスタントに20名前後の合格者を出しており、特に地元の横浜国立大や横浜市立大への進学者が多いのが特徴です。指定校推薦の枠も豊富にあり、日頃の学習態度が直接進路に結びつきやすい環境と言えます。

追浜高校の校風と教育の3つの特徴

追浜高校の校風は「文武両道」と「独立自主」です。落ち着いた雰囲気の中で、生徒の主体性を尊重する教育が行われています。

特徴1:落ち着いた環境で学習に集中できる

追浜高校は、生徒たちが真面目で落ち着いていると評判です。派手さはありませんが、その分、日々の授業に集中し、着実に学力を伸ばしたい生徒にとっては最適な環境と言えます。先生方も熱心で、質問にも丁寧に対応してくれるため、学習サポートも手厚いと評価されています。

特徴2:伝統の耐寒訓練と多彩な学校行事

創立以来続く「耐寒訓練」は、冬の体力づくりと精神力を鍛える伝統行事です。また、文化祭(浜当祭)や体育祭、球技大会なども活発で、勉強だけでなく高校生活全体を充実させたいという生徒の期待にも応えています。行事を通じてクラスの団結力が深まる機会も多くあります。

特徴3:活発な部活動

運動部・文化部ともに多くの部が活動しており、加入率も高いです。特に、陸上競技部やバドミントン部、吹奏楽部などがコンスタントに良い成績を収めています。「文武両道」を掲げる通り、多くの生徒が勉強と部活を両立させながら、充実した3年間を送っています。

追浜高校の著名な卒業生

追浜高校は、様々な分野で活躍する卒業生を輩出しています。

  • 山中美和子(元ウグイス嬢)
  • KENCHI(ダンサー、俳優・EXILE)
  • ISEKI(ミュージシャン・元キマグレン)
  • ブライアン(YouTuber)

在校生・保護者のリアルな評判

ここでは、口コミサイトなどから見られるポジティブな意見と、少し気になる点を両方ご紹介します。

【良い評判】

「真面目な生徒が多く、いじめなども聞かない。落ち着いて勉強できる環境が何より良い。」

「先生方が親身になって進路相談に乗ってくれる。GMARCHを目指すなら十分なサポートが受けられる。」

「校則は厳しすぎず、緩すぎず、常識の範囲内。自由な雰囲気で過ごしやすい。」

【気になる評判】

「校舎が少し古いのが気になる。ただ、現在は一部建て替え工事も進んでいるようです。」

「良くも悪くも『普通』。何か飛び抜けた特色を求める人には物足りないかもしれない。」

「駅から少し歩くので、雨の日は少し大変。」

よくある質問(FAQ)

指定校推薦は充実していますか?
はい、充実しています。早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった難関大学から、GMARCH各大学まで、豊富な指定校推薦枠を持っています。推薦を狙うには、1年生の時から高い評定平均を維持することが不可欠です。
学校の雰囲気はどのような感じですか?
全体的に落ち着いていて、真面目な生徒が多い印象です。いわゆる「陽キャ」ばかりで騒がしいという雰囲気ではなく、自分のペースで学習や部活動に打ち込みたい生徒にとって過ごしやすい環境です。
塾や予備校に通っている生徒は多いですか?
多いです。特に大学受験を意識し始める2年生の後半からは、多くの生徒が塾や予備校を活用しています。ただし、学校でも補習や個別指導などを行っており、学校のサポートを中心に難関大学に合格する生徒もいます。

まとめ

■ 追浜高校は、「落ち着いた環境で着実に学力を伸ばし、GMARCH以上の大学進学を目指したい」と考える受験生にとって、非常に魅力的な選択肢です。

■ 突出した個性よりも、全体のレベルの高さと安定感がこの学校の強みです。真面目にコツコツと努力できる生徒が最も評価され、伸びていく校風と言えるでしょう。

■ 逆に、「とにかく自由な校風が良い」「学校からの手厚いサポートがないと勉強できない」というタイプの生徒には、少し物足りなく感じる部分があるかもしれません。

■ 高校3年間で何を成し遂げたいのか、どのような環境で過ごしたいのかを自分自身に問いかけ、追浜高校がその答えに合う場所なのかをじっくり考えてみてください。この情報が、あなたの納得のいく高校選びの一助となれば幸いです。

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