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2025年09月23日 一般-高校ガイド

【2025年最新版】中大横浜の偏差値・進学実績、校風を解説

中央大学附属横浜高等学校を徹底解剖

高校選びは、お子様の将来を左右する重要な決断です。今回は、多くの受験生と保護者様が注目する「中央大学附属横浜高等学校」(以下、中大横浜)について多角的に分析します。本記事が、皆様の納得のいく高校選びの一助となれば幸いです。

この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

中大横浜の基本情報&アクセス

まずは、学校の基本的な情報を確認しましょう。学校を直接知るためには、公式サイトの情報が最も信頼できます。

所在地 神奈川県横浜市都筑区牛久保東1-14-1
アクセス 横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン「センター北」駅より徒歩7分
設立 2010年に横浜山手女子中学校・高等学校が中央大学の附属校となり、2012年に共学化、2013年に現校地へ移転
公式サイト https://www.yokohama-js.chuo-u.ac.jp/

【塾講師からのコメント】

中大横浜の最大の魅力の一つは、その立地とアクセスの良さです。横浜市営地下鉄の2路線が利用できる「センター北」駅は、横浜市内はもちろん、川崎方面や東京都内からのアクセスも良好です。駅周辺は商業施設が充実しており、学習塾や予備校も多いため、放課後の活動にも非常に便利な環境と言えるでしょう。緑豊かな落ち着いた学習環境と、都市の利便性を両立している点は、学校生活の質を高める上で大きなプラス要因です。

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中大横浜の偏差値と学力レベル

高校の学力レベルを示す最も一般的な指標が偏差値です。競合となる高校と比較することで、中大横浜の学力的な立ち位置を客観的に把握できます。

学校名 偏差値(目安) 特徴
中央大学附属横浜 66 – 67 中央大学への内部推薦権を保持しつつ、他大学受験も可能なバランスの良さが魅力。
法政大学第二 67 – 68 同じMARCH附属校として比較されることが多い。スポーツも盛んで活気がある。
青山学院横浜英和 66 – 67 キリスト教系の落ち着いた校風。内部進学率は高いが、他大学受験者もいる。
桐蔭学園(プログレス) 65 – 66 大規模校であり、多様な進路に対応。難関大学への進学実績が豊富。
※偏差値は2025年9月時点の複数の大手教育情報サイトのデータを基にした参考値です。

【塾講師からのコメント】

偏差値66-67は、神奈川県内の私立高校の中でも上位に位置します。単に学力が高いだけでなく、「中央大学への進学」という安心感を持ちながら、さらに上位の国公立大学や早慶上理といった難関私立大学を目指せる点が、この偏差値帯の生徒にとって大きな魅力となっています。入学者の学力レベルは高く、日々の授業も高いレベルで展開されるため、学習意欲の高い生徒にとっては非常に刺激的な環境です。

中大横浜の主な大学進学実績

附属校としての進路が最大の特色ですが、他大学への進学実績も学校の教育力を測る上で重要な指標となります。

内部進学と他大学受験の状況

中大横浜の卒業生の約7割〜8割が、内部推薦制度を利用して中央大学へ進学します。内部進学の推薦を得るためには、高校3年間の成績が基準を満たす必要があります。学部選択は成績上位者から希望が優先されるため、附属校といえども学内での継続的な努力が求められます。

特筆すべきは、中央大学への推薦権を保持したまま、国公立大学や他の難関私立大学を受験できる制度があることです。これにより、生徒は安心してより高い目標にチャレンジすることが可能です。

2024年度の主な他大学合格実績

東京大学 2名
旧帝大(東大を除く) 7名
早稲田大学 17名
慶應義塾 18名
中央大学 245名(約70%)
※最新の正確な情報は公式サイトをご確認ください。

【塾講師からのコメント】

「内部進学」と「難関大学受験」の両方を視野に入れられるハイブリッドな進路指導が、中大横浜の最大の強みです。大学受験のプレッシャーが比較的少ない環境で、部活動や探究活動など、本来高校生が取り組むべき活動に打ち込める時間は貴重です。その上で、学力上位層は外部受験で素晴らしい結果を出しており、学校全体の教育レベルの高さを証明しています。保護者様にとっては「最低でも中央大学」という安心感、生徒にとっては「挑戦できる自由」が得られる、非常に合理的なシステムと言えるでしょう。

中大横浜の校風と教育の3つの特徴

偏差値や進学実績だけでは分からない、学校の「個性」について掘り下げてみましょう。

1. 自主・自律を重んじる自由な校風
比較的自由な校風で、生徒の自主性が尊重されます。制服はありますが、頭髪や持ち物に関する校則は厳しすぎず、生徒たちは伸び伸びと学校生活を送っています。生徒主体の学校行事も多く、協調性やリーダーシップを育む機会が豊富です。
2. 高大連携による先進的な教育プログラム
中央大学との連携を活かしたプログラムが充実しています。高校在学中に大学の講義を聴講できる機会や、大学教授による出張講義、学部ガイダンスなどが頻繁に開催されます。これにより、生徒は早い段階から学問への興味を深め、具体的な進路目標を設定することができます。
3. グローバル教育への注力
国際交流プログラムや海外研修にも力を入れています。希望者対象の研修だけでなく、多様な文化や価値観に触れる機会が日常的に提供されており、グローバルな視野を持つ人材の育成を目指しています。
 

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在校生・保護者のリアルな評判

学校の雰囲気を知る上で、実際に通う生徒や保護者の声は貴重な情報源です。様々な口コミサイトから、ポジティブな意見とネガティブな意見の両方をまとめました。

ポジティブな評判

「生徒の民度が高く、いじめなどの話はほとんど聞かない。皆が落ち着いていて過ごしやすい。」
「施設が新しく綺麗で、学習環境が整っている。特に図書館は素晴らしい。」
「先生方は親身になって相談に乗ってくれる方が多い。外部受験のサポートも手厚い。」

注意すべき評判

「内部進学が前提のためか、一部の生徒は学習意欲が低い時期があるように感じる。」
「部活動は種類が多いが、一部の強豪部を除いては『楽しむ』ことが主目的のところが多い。」
「良くも悪くも『おっとり』した生徒が多く、ハングリー精神を求める生徒には物足りないかもしれない。」

【塾講師からのコメント】

評判を総合すると、「穏やかで恵まれた環境で、安心して高校生活を送りたい」と考える生徒・ご家庭に非常にマッチする学校だと言えます。いじめが少なく、生徒同士の関係が良好であるという点は、多感な高校時代を過ごす上で何よりの魅力でしょう。一方で、全員が熾烈な大学受験に向かう進学校とは雰囲気が異なるため、「周りと切磋琢磨して、常に上を目指したい」という強い意志を持つ生徒は、自ら高い目標を設定し続ける主体性が求められます。

よくある質問(FAQ)

土曜日の授業はありますか?
あります。中大横浜は週6日制の授業を実施しており、土曜日も通常授業が行われます。
内部進学のための特別なクラスはありますか?
習熟度別のクラス分けは行っていますが、「内部進学コース」のような特別なクラス分けはありません。すべての生徒が同じカリキュラムで学び、その成績によって進路が決まります。
部活動の加入率はどのくらいですか?
多くの生徒が部活動に加入しており、活発に活動しています。学業との両立を奨励しており、加入は強制ではありませんが、ほとんどの生徒が何らかの形で参加しています。
自転車通学は可能ですか?
学校が定めたエリア内であれば、許可制で自転車通学が可能です。詳細は学校説明会などでご確認ください。

まとめ

これまでの情報を基に、中央大学附属横浜高等学校の最終的な評価と、どのような生徒に推奨できるかをまとめます。

分析の要点

安定と挑戦の両立: 最大の強みは「中央大学への進学」というセーフティネットを持ちながら、国公立大学や最難関私立大学への挑戦が可能な点。
恵まれた学習環境: 交通の便が良く、近代的で綺麗な施設が整っており、3年間を過ごす環境として非常に魅力的。
穏やかで自主性を重んじる校風: 生徒の民度が高く、いじめの少ない穏やかな環境。生徒の自主性を尊重する校風でのびのびと成長できる。
自己管理能力の重要性: 自由な環境である反面、高い目標を達成するためには、周囲に流されず自らを律する強い意志と自己管理能力が不可欠。

この高校をおすすめできる生徒像

中央大学附属横浜高等学校は、特に以下のような考えを持つ生徒と保護者様におすすめできます。

「大学受験の過度な競争に捉われず、部活動や探究活動など、幅広い経験を積みながら高校生活を送りたい。その上で、中央大学という信頼できる進学先を確保し、可能であればさらに上の大学も目指したい」

高校選びに絶対の正解はありません。今回の分析記事が、皆様にとって最適な一校を見つけるための客観的な判断材料となれば、これに勝る喜びはありません。

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