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2025年10月03日 一般-高校ガイド

【2025最新版】サイエンスフロンティア高校の偏差値、進学実績、校風を徹底解説!

 

 

【徹底分析】横浜サイエンスフロンティア高校はどんな学校?

この記事は「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校(YSFH)」を第一志望に考えている中学生と、その保護者様に向けて執筆しています。国内トップクラスの理数教育環境を誇る本校について、偏差値や大学進学実績といったデータから、校風や在校生の評判までを網羅的に分析し、納得のいく高校選びをサポートします!

この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

基本情報&アクセス

正式名称 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
所在地 〒230-0046 神奈川県横浜市鶴見区小野町6
設立年度 2009年
アクセス JR鶴見線「鶴見小野」駅より徒歩3分
公式サイト https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/hs/sfh/
【塾講師からのコメント】
京浜工業地帯の一角に位置し、まさに「サイエンスの拠点」という立地です。最寄りの鶴見小野駅からは平坦な道のりでアクセスも良好。比較的新しい学校でありながら、その先進的な取り組みと高い進学実績で、神奈川県内だけでなく全国から注目を集めています。

偏差値と学力レベル

横浜サイエンスフロンティア高校の偏差値は「67」とされており、神奈川県の公立高校の中ではトップクラスに位置します。県内最難関とされる横浜翠嵐高校や湘南高校に次ぐ学力レベルが求められます。

学校名 偏差値 特徴
横浜翠嵐 74 県内トップ。文理問わず高いレベル。
湘南 73 文武両道。自由な校風で人気。
横浜サイエンスフロンティア 67 理数系に特化。探究活動が中心。
柏陽 71 SSH指定。バランスの取れた進学校。
横浜緑ケ丘 70 自由な校風で人気。国公立・難関私大に強い。

※偏差値は2025年10月時点の各種教育情報サイトのデータを参考にしています。

【塾講師からのコメント】
偏差値67という数字は、単に5教科の学力が高いだけでなく、入学後の高度な理数教育や探究活動についていける「科学的な思考力」や「知的好奇心」が求められることの表れです。特に数学と理科、そして研究成果をまとめるための英語力は非常に重要になります。単なる暗記力ではなく、「なぜそうなるのか?」を常に考える姿勢を持つ生徒にとって、最高の環境と言えるでしょう。

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主な大学進学実績

理数系に特化した教育の成果は、難関国公立大学や理系学部への高い進学実績に明確に表れています。特に東京大学、京都大学、東京科学大学(旧東工大)といった最難関大学への合格者を毎年輩出しています。

2025年春 国公立大学 合格実績(抜粋)

大学名 合格者数
東京大学 2名
京都大学 5名
東京科学大学(旧:東京工業大学) 8名
一橋大学 2名
東北大学 5名
北海道大学 8名
横浜国立大学 18名
国公立大学医学部医学科 4名
国公立大学 合計 114名

2025年春 私立大学 合格実績(抜粋)

大学名 合格者数
早稲田大学 31名
慶應義塾大学 21名
上智大学 8名
東京理科大学 83名
明治大学 53名
私立大学医学部医学科 16名

※2025年10月3日時点の調査に基づき、主に2025年春の大学合格実績(既卒生含む)を掲載しています。

【塾講師からのコメント】
合格者数を見ると、やはり理工系大学への強さが際立っています。特に東京理科大学に83名という数字は、生徒たちの専門分野への志向性の高さを物語っています。また、国公立大学に114名、医学部(国私合計)に20名という実績は、単に理系に強いだけでなく、最難関レベルの学力が着実に身についている証拠です。地元の横浜国立大学への進学者が多いのも特徴で、地域との連携や研究室訪問などの機会が豊富であることが伺えます。

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校風と教育の3つの特徴

国内トップクラスの研究環境と科学技術顧問

大学の研究室レベルの最先端実験設備(電子顕微鏡、DNAシーケンサー、風洞実験装置など)が整っているのが最大の特徴です。さらに、ノーベル賞受賞者をはじめとする大学教授や企業の研究者約80名が「科学技術顧問」として就任。直接指導を受けられる講演会や実験指導が数多く実施されており、本物の科学に触れる機会が豊富に用意されています。

「課題研究」を核とした探究型の学び

1・2年次には全員が「サイエンスリテラシー」という授業で自らの研究テーマを設定し、探究活動を行います。仮説を立て、実験・観察を行い、論文にまとめて発表するという一連のプロセスは、まさに大学での研究の先取りです。この経験を通して、論理的思考力や問題解決能力、プレゼンテーション能力が徹底的に鍛えられます。

生徒の自主性を重んじる自由な校風

「知的好奇心」を原動力とする生徒が集まっているため、校則は比較的緩やかで、生徒の自主性が尊重される自由な雰囲気が特徴です。髪型や服装も常識の範囲内で自由度が高く、生徒たちはのびのびと学校生活を送っています。受け身ではなく、自ら学びたいことを見つけ、行動できる生徒にとって最適な環境です。

在校生・保護者のリアルな評判

【良い評判】
「とにかく設備がすごい。やりたい研究があれば先生方が全力でサポートしてくれる」「周りの生徒のレベルが高く、毎日が刺激的。自然と学習意欲が湧いてくる」「自分の好きなことを突き詰められる自由がある。個性が強い人が多くて面白い」といった声が多く見られます。研究環境と切磋琢磨できる仲間の存在が、高い満足度に繋がっています。
【気になる評判】
一方で、「課題の量が非常に多く、こなすだけで精一杯になることがある」「理数系科目が苦手だとかなり厳しい。授業の進度も速い」「いわゆる『普通の高校生活』をイメージしているとギャップを感じるかも。行事なども研究発表会がメインになる」といった意見もあります。高いレベルの環境ゆえの厳しさや、特化型高校ならではの特徴がうかがえます。
【塾講師からのコメント】
評判を総合すると、YSFHは「科学のテーマパーク」のような場所であり、それを最大限に楽しめるかどうかは本人次第、ということが見えてきます。知的好奇心が旺盛で、自ら課題を見つけて探究できる生徒にとっては最高の環境ですが、受け身の姿勢だと膨大な課題に追われてしまう可能性があります。「この学校で何を研究したいか」という目的意識を明確に持つことが、入学後のミスマッチを防ぐ最大の鍵となるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 文系の大学に進学したいのですが、不利になりますか?
A. 不利になることはありませんが、環境としては理系に特化しています。カリキュラムは理数系科目に多くの時間が割かれています。実際に一橋大学などの文系最難関大学への合格者もいますが、数は多くありません。文系進学を強く希望する場合は、他の進学校と比較検討することをお勧めします。
Q2. 課題や勉強はどれくらい大変ですか?
A. 非常に多いという声が多数です。特に課題研究(サイエンスリテラシー)は、通常の授業とは別にかなりの時間を要します。予習・復習はもちろん、探究活動のための自主的な学習が日常的に求められるため、タイムマネジメント能力が必須となります。
Q3. 部活動は盛んですか?
A. ロボット部や物理部、化学部といったサイエンス系の部活動が非常に活発で、全国大会や国際大会で活躍する生徒もいます。運動部や文化部も活動していますが、学業や研究との両立が基本となります。部活動に全力で打ち込みたいという場合は、少し物足りなさを感じる可能性もあります。

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まとめ

網羅的なデータと分析から見えたYSFHの実像

横浜サイエンスフロンティア高校は、単なる「偏差値の高い進学校」ではありません。大学レベルの研究設備と第一線の研究者による指導のもと、「科学的探究」を実践するための専門機関です。高い進学実績はその教育の質の高さを示す結果に他なりません。

ミスマッチを防ぐための意思決定フレームワーク

この学校を選ぶ上で最も重要なのは、「ここで何を学び、研究したいか」という明確なビジョンです。自由な校風と最高の環境は、目的意識を持つ生徒にとっては無限の可能性を秘めていますが、受け身の生徒にとっては厳しい環境になり得ます。

【結論】横浜サイエンスフロンティア高校を推奨できる生徒像

以下のような生徒に、本校を強くおすすめします!

将来、科学者や技術者、研究者になることを夢見ている生徒
「なぜ?」を突き詰めて考えるのが好きで、知的好奇心が旺盛な生徒
自ら計画を立て、主体的に学習や研究を進めることができる生徒
高いレベルの仲間と切磋琢磨しながら、専門的な学びを深めたい生徒

本記事が、みなさまの後悔しない高校選びにつながれば幸いです!

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