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みなさんこんにちは。東大経済学部の住田です。
夏休みも半ばを迎えている頃だと思いますが、時間をうまく使えていますか?
自由な時間が増えるとついYouTubeやTwitterなどでだらだらしてしまいがちな人が多いのではないかなと思います。
そんな人に向けて、今回は私が最近読んだ『スマホ脳』という本で知ったことについて紹介していこうと思います。
この本はどんな内容かと言いますと、
現代の人はスマホを使いすぎているがゆえに気分が落ち込んだり、集中力が低下したりしている
ということを伝えているものです。
人間は本能的に『〜かもしれない』という状態に置かれている時に最も欲求を掻き立てられる動物であり、
スマホに依存しやすいのは生活の中心に置かれつつあるLINEやTwitter、FaceBookをはじめとするSNSが、
この『〜かもしれない』という状態を作り出そうと日々開発を繰り返されているものだからです。
例えば自分が投稿したものに対して
『友達からいいねがきているかもしれない』とか、
『面白い投稿・新しいメッセージがあるかもしれない』という期待感に駆られて、
私たちは無意識のうちにいつもSNSのことを気にかけてしまうようになってしまっています。
このように
いくつもの情報源に対して『〜かもしれない』という意識が存在している現代の我々の脳は常にマルチタスクを課されており、
集中力が低下している状態に置かれているのです。
またご存知の方も多いと思いますが、
スマホやそのほかのデバイスから発されるブルーライトは人間にとって覚醒状態を誘発するものなので、
よく使ってしまいますが睡眠前に少しスマホを見るという行為も睡眠の質を著しく低下させてしまうのです。
このようにスマホは付き合い方を間違えると様々な弊害を生んでしまうことが様々な実験から明らかになっており、
スティーブ・ジョブズなどIT企業の経営者も自身の子供にはスマホを中学や高校まで与えないようにしている場合が多いそうです。
スマホ依存を脱するために著者が提案していることは定期的な運動です。
運動系の部活動に所属されている方は問題ないと思いますが、
そのほかの皆さんは朝起きてから15分程度散歩するだけでも、
睡眠の質や日中の生産性が大きく改善されると思います。
受験生の皆さんは特に10分だけと言ってスマホを見はじめても、
気づいたら30分〜1時間経っていたなんてことがあっては時間がもったいないですから、
ぜひこの機会に自分のスマホとの付き合い方を見直していただきたいです。
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