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みなさんこんにちは。東大経済学部の住田です。今回は受験まで残りの日数が少ない受験生に向けた記事を書こうと思います。
みなさんは今、受験に向けてどんな勉強をしていますか?その勉強をしているのはなぜですか?この理由が具体的に答えられない勉強をしている方は少し立ち止まって、自分の勉強を振り返った方がいいと思います。
みなさんが受験勉強をしているのは志望校に合格するためだと思います。そのための勉強をできているでしょうか?私の学校では10月ごろからセンター試験の対策が授業で行われていました。しかし東大を志望していた当時の私にとって、その時期は二次試験の対策を1問でも多く行う必要がありました(東大の得点比率はセンター:二次試験=1:4)。秋の模試で一方はA、もう一方はDという結果をとってしまった私は非常に焦っていたのもありますが、私は授業の時間を使って二次試験の勉強をすることにしました。
これは授業を聞かずに自分の勉強することを推奨しているわけではありません。私が伝えたいのは、自分の状況を勘案して今やるべき勉強をしましょうということです。やるべき勉強というのは、この受験直前期においては自分が受験する試験において得点を最大化するための勉強と言い換えられます。じゃあ得点を最大化するための勉強って何ですか?と言うと、その要素は色々あると思いますが、まずは自分の受験校でよく出題される分野を分析することが挙げられると思います。出題傾向がある年を境に大幅に変わっているとかなら話は別ですが、過去問以上に重要視すべきものはないと思います。過去問を十分な量解けていない人は、他の勉強はとりあえず置いといて過去問を10年分くらい解いてみて、今後の自分の勉強方針を見直しましょう。
そのほかにすべきことと言えば、自分がどのような点数の取り方で合格するかをシミュレーションすることです。これをすることで今後の科目ごとの勉強配分を考えられますし、そのためにすべき勉強も見えてきます。基本的には苦手科目の比重を増やすべきだとは思いますが、超得意科目がある人はそちらの勉強を進めてもいいかもしれません。実際東大入試では数学と理科/社会で満点近く取ってしまえば、他の科目が3割くらいでも十分合格点に届きます。この配分ばかりは自分で決めてもらうしかありません。
残り日数は少ないですが今自分にやるべきことを見極めて淡々とこなしていきましょう。よく言われますが、たまたま受かってもたまたま落ちることはありません。自分が落ちる可能性を限りなく0に近づけて受験に挑みましょう。
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