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ライター情報
こんにちは、東京大学文科三類1年のR.Kです。現役東大生の観点から受験や勉強に関する様々な情報をお伝えします!
さて、生物選択の皆さん、日々の学習や演習は順調ですか?
受験を意識して勉強していたり、学校の授業がいまいちピンと来ていなかったりする方は参考書を用いていることでしょう。
しかし、参考書は数が多くてどれを選べば良いのかよくわからないことも多いと思います。
特に暗記事項の多い生物となると、暗記に特化した参考書や演習に特化した参考書など種類が様々に分かれているので尚更ですよね。必要な時期に必要なものが手に入れられるようにするには、それらの特徴も把握しておくことが大切です。
そこで、この記事では生物の参考書を選ぶ際のポイントを説明しながらオススメの参考書を紹介していきます!
もしも生物を受験科目として選択するかどうか決めかねている場合には、まずは以下の記事を参考にしてみてください!
生物に限らずですが、参考書を選ぶときに最も大切なのは自分の学力レベルを知ることです。覚えるべきことを覚えられていない段階で難しい演習問題がたくさん載っている参考書に取り組もうとしても挫折してしまいますよね。
また共通テストでのみ生物を使うのに、二次試験レベルの参考書に取り組むのは受験に際しては時間がもったいないです。
これから、現在のレベル・目指すレベルごとに参考書を紹介していくので、自分に合った参考書選びに役立ててみてくだい!
効果的に学習できるレベルに分けて、以下で参考書をまとめています。
共通テスト
二次試験(標準レベル)
二次試験(早慶・難関国公立レベル)
二次試験(東大・京大レベル)
この参考書の特徴は、極めて基本的な内容が丁寧にまとめられている点です。
基本事項のみに絞られているので参考書自体は薄く、生物に苦手意識がある人でもとっかかりやすいのではないでしょうか。あまり時間をかけることなく、生物の大事なポイントを網羅的に勉強することができます。
また要点を確認する基本的な問題も収録されているので、しっかりと覚えられたかどうかの確認までこの一冊で完結させられる点もオススメです。
暗記が不十分で生物が苦手な人や、これから学習を進めていく高校1、2年生はぜひ検討してみてください。
この参考書も基本的な事項についての説明に特化したものです。
特徴としては、図やイラスト、表がたくさん使われていて視覚的な理解を促進してくれる点が挙げられます。文字だけのまとめを読んでいてもいまいちイメージがつかめず、教科書や資料集を開くこともあるかと思いますが、こちらの参考書ではその必要がありません。
さらに、つまずきやすい部分の解説動画がYouTubeで公開されているので、そちらも参考にしながら学習を進めていくことができます。
自分のペースで勉強していきたい一方、参考書だけで理解しきれるかどうか不安な気持ちを抱える人にオススメです。
この参考書はタイトルの通り、一問一答形式な点が特徴です。
自分の弱点分野がいまいちわからない人や一通り知識はついたので満遍なく力試しをしてみたい人にオススメします。一問一答形式なので、長くまとまった時間をなかなか確保しづらい場合にも隙間時間を使って取り組みやすいです。
テーマごとに問題がまとめられているので、学習進度に合わせての活用もしてみてください。
この参考書は「基礎」という名前がついていますが、基礎がある程度固まった上で二次試験対策をする人に向いている参考書です。
国公立大・私立大の入試問題の徹底分析のもと、頻出問題を中心に収録されているので、この参考書を仕上げれば基本的な入試問題の多くに対応する力をつけられることが期待できます。わからなかった問題は解説をしっかりと読み、解けなかった原因の分析・克服をしてから問題を解き直す、といったようにじっくりと取り組み着実に力をつけていきましょう。
難しいとは言え、二次試験の基本問題レベルなので難関大や高い得点率を目指す場合にはこの参考書を完璧にするつもりで勉強する必要があります。
この参考書は、上記で紹介した「生物基礎問題精講」レベルの参考書に対する理解がしっかりと深まっている、かつ難関国公立大学や早慶並みの私立大学を目指している人にオススメです。
難易度が入試本番のものに近いので、実際に試験時間を意識して問題演習に取り組んでみてもいいと思います。また全く分からない問題も多く登場するかもしれませんが、その場合は潔く解説を読んで考え方を学びましょう。思考プロセスや周辺知識についてまでも解説で触れられていることがこの問題集の魅力です。
こうした解説を活かしながら、論述の仕方などを含む記述式問題への対応力を身につけていってください。
この参考書は東大・京大を中心とした思考力を問う問題を多く出題する傾向にある大学を受験する予定の人向けです。
基本事項や定番問題の流れは確実に押さえたと自信がついたら挑戦する形で取り組んでみてください。模範解答を見るときには着眼点に注目し、自分の解答には何が足りていないのかを意識しましょう。もう一度取り組む際に前回意識したことを実行する経験を積んでいくことで、思考力は徐々に定着します。
問題数はそれほど多くないので、一問ずつ丁寧に解いていくことができます。
この参考書は基本的な内容を学習したい人から難関大対策をしたい人まで幅広く活用できます。
フルカラーでイラストが多用されているのが特徴的です。文字情報として暗記することは難しくても、視覚的に覚えることが得意な人には非常にオススメです。また用語の語源や研究者のエピソードなども記載されているので興味を持って学習しやすいです。
参考箇所には難関大の思考問題の内容が多く扱われているので、難関大受験を目指している人にもオススメです。
ここまで、異なる部分に特化した7冊の生物の参考書を紹介しました。
学力を伸ばすには、取り組む参考書が自分にとって簡単すぎても難しすぎてもいけません。現状の実力とこれから身につけていきたい力を冷静に分析し、それに応じた参考書を選ぶことが大切です。
ぴったりの一冊が見つかるようにぜひ参考にしてみてください。
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また今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
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