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2025年12月07日 センター南校ブログ

【2025年12月7日】  共通テストのリーディング間に合わない方へ 〜センター南校ブログ〜

【共通テスト英語リーディング】時間が足りない人へ──“読み切るための技術”を徹底解説

こんにちは!スタディコーチセンター南校です。

「共通テストの英語リーディング、毎回時間が足りない…」

そんな悩みを抱える受験生はとても多いです。

共通テストは情報量が多く、英文そのものの難度は高くなくても

処理速度と戦略がないと必ず時間不足になります。

今回は、今日から使える

「時間が足りない」を解決する具体的なテクニック

をまとめて紹介します。


◆ ① 最初から“全部読もうとしない”のが正解

共通テストは 出題文の量が2倍近く増えたため、

“落ち着いて丁寧に読む”では絶対に時間が足りません。

大切なのは、

  • どこを読まないでOKか

  • どこを読めば点が取れるか

という 優先順位の判断力 です。

▶ 読まなくていい部分は「背景情報」「細かい描写」など。

▶ 問題に関係する部分だけ正確に拾うのが共通テスト型読解。


◆ ② 文章から読むのをやめて、まず「設問→本文」の順で読む

時間が足りない人の多くが、

本文 → 設問 の順で読んでいます。

しかし共通テストは、

  • 何を探して読むべきか

  • どの情報が問いと関係あるか

を“あらかじめ知っておく”ほうが圧倒的に速い。

✔ 推奨ルート

  1. 設問を読む(何を探すか把握)

  2. 該当箇所を本文から拾う

  3. 選択肢で消去法

これだけで、読むスピードが1.5倍になります。


◆ ③ 必ず「読む順番」を固定する

共通テストは大問6つ。

限られた時間内に安定して解くには、

問題ごとの時間配分を固定することが必須です。

✔ 基本の時間配分

  • 大問1〜3:各8分以内

  • 大問4:10分前後

  • 大問5:10分前後

  • 大問6:12〜13分

▶ 上から順に解く必要はありません。

▶ 得意な大問を先に解くのもOK。

自分の“勝ちパターン”を過去問演習で作り上げましょう。


◆ ④ 音読トレーニングで「読む速度そのもの」を上げる

実は、「時間が足りない」の原因の多くは

“英文を読む筋力が足りない” というフィジカルの問題です。

音読は最も効果的なトレーニングで、

  • 語順処理が速くなる

  • 英文の情報処理能力が上がる

  • 集中力が長時間続く

というメリットがあります。

✔ 音読は1回で終わらせない

同じ英文を

黙読 → 音読 → スラッシュ音読 → 速音読 の順に練習。

これを10〜15分繰り返すだけで

1週間後の読解スピードが全く変わります。


◆ ⑤ 優先すべきは「完璧な読解」ではなく、“点が取れる読解”

共通テストは、

全訳しないと解けない問題はほぼありません。

むしろ、

  • メインアイデアが取れているか

  • 具体例と意見が区別できているか

  • 資料(グラフ・広告・メール)の要点を押さえているか

が勝負。

時間不足に悩む人は、

「細部まで完全に理解しようとしすぎ」 です。

▶ 読み方の力点は、“目的に合った必要十分の理解”。


◆ ⑥ 過去問は“時間内で解いてナンボ”

「過去問を解いたことがある」

これは練習ではありません。

大事なのは、

  • 本番と同じ時間を測る

  • マークシートにマークする

  • リアルな緊張感で取り組む

という 本番再現の練習 です。

これをやらないと、

本番で体感時間が狂ってしまい、

最後の大問に時間が残らなくなります。

✔ まずは50分で解く練習から

80分→70分→60分→50分

と徐々に短縮して練習するのが効果的です。


◆ 【まとめ】“速さ”はセンスではなく技術で身につく

共通テストのリーディングは、

読み方を変えれば誰でも時間内に解き切れます。

今日紹介したポイントをまとめると…

  • ① 全部読もうとしない

  • ② 設問→本文の順で読む

  • ③ 時間配分を固定する

  • ④ 音読で読む筋力を鍛える

  • ⑤ 細部にこだわりすぎない

  • ⑥ 過去問は本番同様に解く

これらを実践すれば、

本番で「最後まで時間が足りなかった…」という事態を確実に防げます。

スタディコーチセンター南校では、

英語の読解戦略から日々の学習習慣まで、

一人ひとりに合わせてサポートしています。

一緒に、80分で読み切れる力をつけていきましょう!

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