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こんにちは!スタディコーチセンター南校です。
「共通テストの英語リーディング、毎回時間が足りない…」
そんな悩みを抱える受験生はとても多いです。
共通テストは情報量が多く、英文そのものの難度は高くなくても
処理速度と戦略がないと必ず時間不足になります。
今回は、今日から使える
「時間が足りない」を解決する具体的なテクニック
をまとめて紹介します。
共通テストは 出題文の量が2倍近く増えたため、
“落ち着いて丁寧に読む”では絶対に時間が足りません。
大切なのは、
どこを読まないでOKか
どこを読めば点が取れるか
という 優先順位の判断力 です。
▶ 読まなくていい部分は「背景情報」「細かい描写」など。
▶ 問題に関係する部分だけ正確に拾うのが共通テスト型読解。
時間が足りない人の多くが、
本文 → 設問 の順で読んでいます。
しかし共通テストは、
何を探して読むべきか
どの情報が問いと関係あるか
を“あらかじめ知っておく”ほうが圧倒的に速い。
設問を読む(何を探すか把握)
該当箇所を本文から拾う
選択肢で消去法
これだけで、読むスピードが1.5倍になります。
共通テストは大問6つ。
限られた時間内に安定して解くには、
問題ごとの時間配分を固定することが必須です。
大問1〜3:各8分以内
大問4:10分前後
大問5:10分前後
大問6:12〜13分
▶ 上から順に解く必要はありません。
▶ 得意な大問を先に解くのもOK。
自分の“勝ちパターン”を過去問演習で作り上げましょう。
実は、「時間が足りない」の原因の多くは
“英文を読む筋力が足りない” というフィジカルの問題です。
音読は最も効果的なトレーニングで、
語順処理が速くなる
英文の情報処理能力が上がる
集中力が長時間続く
というメリットがあります。
同じ英文を
黙読 → 音読 → スラッシュ音読 → 速音読 の順に練習。
これを10〜15分繰り返すだけで
1週間後の読解スピードが全く変わります。
共通テストは、
全訳しないと解けない問題はほぼありません。
むしろ、
メインアイデアが取れているか
具体例と意見が区別できているか
資料(グラフ・広告・メール)の要点を押さえているか
が勝負。
時間不足に悩む人は、
「細部まで完全に理解しようとしすぎ」 です。
▶ 読み方の力点は、“目的に合った必要十分の理解”。
「過去問を解いたことがある」
これは練習ではありません。
大事なのは、
本番と同じ時間を測る
マークシートにマークする
リアルな緊張感で取り組む
という 本番再現の練習 です。
これをやらないと、
本番で体感時間が狂ってしまい、
最後の大問に時間が残らなくなります。
80分→70分→60分→50分
と徐々に短縮して練習するのが効果的です。
共通テストのリーディングは、
読み方を変えれば誰でも時間内に解き切れます。
今日紹介したポイントをまとめると…
① 全部読もうとしない
② 設問→本文の順で読む
③ 時間配分を固定する
④ 音読で読む筋力を鍛える
⑤ 細部にこだわりすぎない
⑥ 過去問は本番同様に解く
これらを実践すれば、
本番で「最後まで時間が足りなかった…」という事態を確実に防げます。
スタディコーチセンター南校では、
英語の読解戦略から日々の学習習慣まで、
一人ひとりに合わせてサポートしています。
一緒に、80分で読み切れる力をつけていきましょう!