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こんにちは、スタディコーチセンター南校です。
模試の結果が返ってきたとき、
「判定が悪くて一気に不安になった」
「E判定を見て、やる気が落ちた」
「もう無理なのでは…と感じた」
そんな経験はありませんか?
結論から言います。
模試の判定は、合否を決めるものではありません。
むしろ、判定の“受け取り方”で、その後の伸びが大きく変わります。
模試の判定は、
今この瞬間の得点を、母集団の中で比較した結果 にすぎません。
本番までの伸び
学習の質
直前期の完成度
これらは一切反映されていません。
▶ つまり、
模試=未来の結果ではない ということです。
成績が伸びる人ほど、
模試で真っ先に見るのは判定ではありません。
どこで点を落としたか
時間が足りなかった原因は何か
取れるはずだった問題はどれか
一方で、伸び悩む人は
「AかBか」「Eだった…」
というラベルに振り回されます。
▶ 大事なのは点数の“理由”。
判定はただの結果表示です。
E判定を見ると、
「自分には向いていないのでは」と感じてしまう人もいます。
しかし、E判定が出る理由の多くは、
共通テスト形式に慣れていない
時間配分が未完成
ケアレスミスが多い
知識が点につながっていない
といった 技術的な問題 です。
▶ これは「伸ばせる余地が大きい」という意味でもあります。
まずは答案と解説を見て、
「なぜこの点数になったか」を理解しましょう。
・時間があれば解けた
・ケアレスミス
・設問の読み違い
ここが一番、点数が伸びるゾーンです。
あれもこれも直そうとしない。
改善点は少なく、確実に。
模試後、よくあるNGな声かけは、
「やっぱり厳しいね」
「判定悪かったね」
「次はどうするの?」
これらは、
子どもが一番不安なときに、
さらに不安を強めてしまいます。
「どこが課題だったか分かった?」
「次に活かせそうなところはあった?」
「ここからどう立て直すかだね」
▶ 判定ではなく、前向きな行動に目を向けさせる言葉が大切です。
模試の本当の役割は、
本番までの作戦を立てる材料 です。
どこで点を取るか
どこは割り切るか
時間配分はどうするか
これを考えられる人ほど、
本番で強くなります。
模試は、
「合格できる人・できない人」を決めるものではありません。
模試をどう使ったかで、結果が分かれるだけです。
判定に一喜一憂しない
中身を見る
次の一手を決める
これができれば、
模試は不安の種ではなく、最強の味方になります。
スタディコーチセンター南校では、
模試の結果分析から、次の行動設計まで一緒に行っています。
一人で抱え込まず、いつでも相談してください。