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2024年07月26日 studycoach-school センター南校ブログ

【学部紹介】早稲田大学社会科学部の秘密 | センター南校

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こんにちは。センター南校スタッフの加藤です。

早稲田大学社会科学部」、通称シャガク、知っていますか?

どんな勉強をしているのか。社会学の勉強でしょ?

いいえ、違います。

今日は私が4年間通った学部について、存分にお伝えします!(内容は4年生の時に書いた記事です。)

”シャガク”ってなぁに?

ひとことでいうとすれば、なんでも学べる学部

政治、経済、商学、政治、心理、数学、国際、環境、情報… なんでも学べる学部になっています。

実際、学部のHPにはこのように説明があります。

“早稲田大学社会科学部の歴史は、1966年にさかのぼります。当時大学にはすでに政治経済学部、法学部、商学部といった学部において、社会科学系のそれぞれの専門分野に関する教育が分科された形で行われていました。社会科学部は、そうした社会科学系専門分野を統合的、学際的に一体化したカリキュラムを構築し、学生に社会科学に関する総合的知識能力を修得させ、各界に貢献しうる有能な人材を育成することを目的として、独立した学部として創設されました。”

(早稲田大学社会科学部HP参照 学部概要 – 早稲田大学 社会科学部 (waseda.jp)

要約すると、いろんな学部を組み合わせて総合的に学ぶことを目的に作られた学部となります。

⇧ シャガクに最も近い西門。高田馬場からもアクセスのいい場所になります! 
この門がしまっているということは大学の授業がない日ということ。
たまに祝日に間違えて登校し、門しまっているのをみて絶望していました。

私が社会科学部を選んだ訳

私は高校2年生の夏休み、大学説明会を回る中でこんなことを思っていました。
”政治も経済も法律も面白そう!!どうしよう…… 決められない…!!”

そんななかであったのがシャガクでした。
前述の通り、なんでも学べる学部。

全部勉強してみたい!と思っていた私にはぴったりの学部でした。

学部の説明を受ける中で、すぐに惚れた。絶対ここの学部に合格しようと強く思ったのをよく覚えています。
そこから猛勉強の日々が始まりました。

そんなかんなで偏差値を30あげて、2018年早稲田大学社会科学部合格。
絶対に行きたいと考えていた第一志望校での日々は本当に幸せなものでした。

早稲田大学・社会科学部のGood Point!

自分の好きな分野・テーマと出会える

高校時代には存在すら知らなかった学問に出会うことができました。

私も実際高校の時には知らなかった環境学・開発学に出会い、そこを中心に学びました。

逆に高校のとき興味をもっていた経済学は大学レベルで学習してみると、かなり苦手で頓挫しました!

多側面から学べる

具体的にどういうことか、実際私の学んでいる開発学を例に考えてみます。

開発学はひとことでいうと“多種多様な側面から開発について考える学問“です。

どういうことか詳しく説明すると…

そもそも開発とはなにか。

経済的に豊かになること!をいうイメージがあるかもしれませんが、
実際には開発はそれだけでなく、ジェンダー格差、環境問題といった社会課題も複合的に関連しています。

その解決にはなにが必要でしょう?

お金は必要ですよね。あとは教育。政治。技術。

“どうしてその問題が起きているか?”と考える社会学的なアプローチも必要だし、
“そもそも何が起きているか?” 現状を知るための自然科学からのアプローチも必要です。

社会科学部は前述したとおり、なんでも学べる学部!一つのテーマに対して、一つの学問に偏ることなく様々な側面からのアプローチを学べることで、知見や見える世界をぐっと深めることができます。

 

早稲田大学・社会科学部のBad Point!

深くは学びにくい

幅広く学べる一方で、深くは学びにくいというデメリットもあります。

シャガクに入り、学びたいことをみつけてそれを突き詰めていっても、卒業前にそこに関連する授業をすべて取得してしまい、とりたい授業がない!となってしまう可能性があるということです。

学びたいことが決まっているのであれば、その学部に行く方が深く学べます。

たとえば法学を学びたいと決まっているのであれば、(当たり前ですが)法学部のほうが深く法について学べる、ということです。

何も身につかない危険性あり!

社会科学部はほとんどが選択授業、自分で選択する授業です。必須の授業が少なく、なにを学びたいかにあわせて好きな授業を選ぶことができます。

ただし、これを選ぶ際に、自分が学びたいことを考えずに、簡単な授業ばかり取ってしまうと、結局大学4年間なにも身につかずに終わってしまいます。

学ぶために大学に行くのであれば、社会科学部で学びを得るには、“自分自身が何を身に着けたいのか”と真摯に向き合い、誘惑に負けず自分を律することが必要です。

社会科学部 こういう人に おすすめ!

学びたいことが決まっていない人

何を学びたいかわからない!」という人には強くおすすめします!

大学での勉強は中高とは変わるものがほとんど。だからこそいろいろなことを学ぶチャンスがあるのは、学びたいことが明確になっていない人にはいいことだと思います◎

実際私の高校時代の友人に心理学部に進んだものの、入学後1か月で“心理学興味ない”“やめたい”となっていた子がいました。

そのようなミスマッチが怖い人にもなんでも学べる社会科学部はおすすめです!

勉学以外に力をいれたいことがある人

卒業簡単です!なので学業以外に時間を多く割くことができます!

私は学生時代に競技留学・ガチアルバイト・長期インターン・海外ボランティアなど多くのことを経験できました!

大学時代、勉学以外にサークル・部活・留学などに力をいれたい人はぜひ社会科学部へ✨

シャガクやめとき、って人

将来の夢が決まっている人

将来の夢が決まっている人… 弁護士・公認会計士・医者・看護師などなど…

ちゃんと夢をかなえるのに必要なことを専門的に学べる学部に行きましょう。

法学部受からなかったから、社会科学部でいいや…と選択すると、よほど意志が強くない限り、周りに流されてしまい、気がついたら夢をあきらめていることになります。

常に友人と一緒にいたい人

ぼっちとかマヂムリ…友達いないとか死んじゃう…という連れションタイプにはシャガクはおすすめしません。笑 死んじゃいます。

まとめ

社会科学部とは…

  • なんでも学べる学部!
  • 楽に卒業できる学部!
  • 選択授業が多い学部!
  • 友達できにくい学部!

といったところでしょうか。

もしこの記事で少しでもシャガクいいな!と思ったら、志望校のひとつとして検討してみてください!✨

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