※偏差値は複数の大手進学情報サイトのデータを参考にしています。年度により多少の変動がありますので、目安としてご覧ください。

塾講師からの一言

浅野は、聖光学院・栄光学園と並び「神奈川私立男子御三家」と称されます。この3校は偏差値も近く、長年ライバル関係にありますが、校風にはそれぞれ特色があります。自由な雰囲気の中で自主性を伸ばしたい、勉強だけでなく部活動や行事にも全力で打ち込みたい、という生徒に浅野は非常にマッチする環境です。

浅野学園の主な大学進学実績

浅野の最大の魅力の一つが、その卓越した大学進学実績です。特に、東京大学や早稲田大学、慶應義塾大学への合格者数は全国トップレベルを誇ります。ここでは直近3年間の主要大学への合格者数（現役・浪人含む）を見ていきましょう。

塾講師からの一言

特筆すべきは、東大合格者50名超という数字と、早慶に合わせて250名以上という圧倒的な合格者数です。また、国公私立問わず医学部への進学者も多く、理系・文系ともに高いレベルでの進路選択が可能です。学校側は浪人を推奨しませんが、生徒の意思を尊重する校風もあり、一年間努力を重ねて第一志望を貫く卒業生も一定数います。公式サイトでは現役・浪人別の詳細データも公表されているため、ぜひ確認してみてください。

浅野学園の校風と教育の3つの特徴

高い進学実績を支える浅野の教育とはどのようなものでしょうか。ここでは3つの大きな特徴を解説します。

特徴1：「文武両道」を体現する環境

浅野では、学業だけでなく部活動や学校行事も人間形成に不可欠な要素として非常に重視しています。運動部・文化部ともに活動は非常に盛んで、加入率も高いです。多くの生徒が高3の夏まで部活動を続け、そこから受験勉強に切り替えて難関大学に合格していきます。この経験が、集中力や計画性、そして「九転十起」の精神を育んでいます。

特徴2：自主性を育む自由な校風

校則は比較的緩やかで、生徒の自主性が尊重される場面が多く見られます。教員は生徒を頭ごなしに指導するのではなく、一人の人間として対話し、自ら考えさせることを重視しています。この自由な環境が、生徒の主体的な学びや活動を促し、卒業後の社会で活躍するための礎を築きます。

特徴3：知的好奇心を刺激する質の高い授業

中高6年間を見通した体系的なカリキュラムが組まれており、特に数学や英語では先取り学習が行われます。しかし、単なる詰め込み教育ではありません。教員陣は各分野の専門家が多く、大学レベルの内容に踏み込んだり、生徒の知的好奇心を刺激したりするような質の高い授業が展開されています。高2で全員が取り組む「卒業論文（に準ずる論文作成）」も、論理的思考力や探求心を養う良い機会となっています。

浅野学園の著名な卒業生

浅野は、各界で活躍する多くの人材を輩出してきました。ここでは一部の方々をご紹介します。

・堀 威夫（実業家 / ホリプロ創業者）

・大出 俊（元政治家 / 元郵政大臣）

・井上 二郎（アナウンサー / NHK）

・堺 正幸（元アナウンサー / フジテレビ）

・和田 智（カーデザイナー）

・松本 吉弘（プロ雀士 / Mリーガー）

在校生・保護者のリアルな評判

ここでは、実際に通っている生徒や保護者からよく聞かれる声を、良い点・気になる点に分けてご紹介します。