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2025年09月14日 一般-高校ガイド

【2025年版】 相模女子大中・高の偏差値・進学実績、校風を解説

相模女子大学高等部【偏差値・評判】を塾講師が徹底解説

今回は、神奈川県の伝統ある女子校「相模女子大学高等部」について、詳しく解説していきます。大学附属校ならではの魅力や、実際の進学実績、学校生活のリアルな評判まで、この記事を読めば全てが分かります。あなたの高校選びに、塾講師の視点から確かな情報を提供しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

 

基本情報&アクセス

まずは、相模女子大学高等部の基本的な情報を確認しましょう。特にアクセスの良さは、3年間通い続ける上で非常に重要なポイントです。

項目 情報
所在地 神奈川県相模原市南区文京2-1-1
電話番号 042-742-1442
設立年度 1900年(明治33年)
学科 普通科(特別進学コース / 進学コース)
生徒数 約750名(学年により変動)
公式サイト https://www.sagami-wu.ac.jp/koutoubu/
アクセス 小田急線「相模大野駅」北口より徒歩10分

塾講師からの一言

120年以上の歴史を持つ、県内でも有数の伝統校です。最大の魅力は、小田急線の主要駅である相模大野駅から徒歩圏内というアクセスの良さでしょう。駅周辺は商業施設も充実しており、通学の利便性は非常に高いと言えます。大学と共有の緑豊かなキャンパスも、学習環境として高く評価できます。

 

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偏差値と学力レベル

受験生にとって最も気になるのが偏差値です。相模女子大学高等部の立ち位置を、近隣の競合校と比較しながら見ていきましょう。

コース 偏差値(目安)
特別進学コース 61
進学コース 54

※偏差値は、受験年度や模試の種類によって変動します。あくまで目安としてください。

近隣・競合校との比較

学校名 学科・コース 偏差値(目安) 所在地
相模女子大学高等部 特別進学 61 – 62 相模原市
桐光学園高等学校 女子部SA 67 川崎市
鎌倉女学院高等学校 普通科 65 鎌倉市
清泉女学院高等学校 普通科 63 鎌倉市
桜美林高等学校 国公立・難関私大 61 町田市

塾講師からの一言

特別進学コースは、GMARCH以上の難関私立大学や国公立大学を目指せる高い学力レベルにあります。進学コースは、主に相模女子大学への内部進学を視野に入れつつ、他大学受験にも対応できる学力を養成します。目標に応じてコースが分かれているため、自分の学力と進路希望に合った選択が可能です。合格には、内申点もしっかりと確保しておくことが重要になります。

【最重要】主な大学進学実績

高校選びにおいて、卒業後の進路は最も重要な判断材料の一つです。相模女子大学高等部の強みである内部進学と、難関大学への合格実績を具体的に見ていきましょう。(※人数は2023年度または2024年度の最新データを参考にしています)

内部進学(相模女子大学・短期大学部)

最大の特色は、相模女子大学への内部進学の道が確保されていることです。毎年、卒業生の約3割〜4割がこの制度を利用して進学しています。一定の成績基準を満たせば、受験のプレッシャーなく大学進学を決められるのは大きな安心材料です。

主な大学合格実績(抜粋・既卒生含む)

大学群 合格大学
国公立大学 山形大学、宮崎大学 など
早慶上理 慶應義塾大学、上智大学
MARCH 明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学
成成明学獨國武 成蹊大学、成城大学、明治学院大学 、國學院大學
日東駒専 日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学 
女子大学 日本女子大学、東京女子大学、津田塾大学 など

塾講師からの一言

「相模女子大学への内部進学」という強力なセーフティネットを持ちながら、特別進学コースを中心に難関大学への合格者を出している点が、この学校の進路指導の質の高さを示しています。内部進学を希望する場合でも、高校の勉強を疎かにせず、高い評定平均を維持することが、希望の学部・学科へ進むための鍵となります。

 

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校風と教育の3つの特徴

相模女子大学高等部がどのような学校なのか、教育方針や学校生活の特色から深く掘り下げていきます。

特徴1:見つめる、見つける。「自分らしさ」を育む教育

教育目標に「見つめる、見つける。」を掲げ、生徒一人ひとりが自分自身と向き合い、自分の可能性を発見することを重視しています。画一的な教育ではなく、個々の興味や関心を引き出すための多彩なプログラムが用意されており、落ち着いた環境でじっくりと自分探しができる校風です。

特徴2:大学附属校ならではの恵まれた環境

大学の図書館やカフェテリア、講堂といった充実した施設を利用できるのは、附属校ならではの大きなメリットです。また、大学の講義を聴講する機会(高大連携プログラム)もあり、早い段階から学問の世界に触れることができます。これにより、学習へのモチベーションを高め、具体的な進路意識を育むことにつながります。

特徴3:伝統と品格を重んじる女子教育

120年以上にわたる女子教育の伝統の中で培われてきた、礼儀作法や品格を重んじる教育も特色の一つです。特に、日本の伝統的な礼法である「小笠原流礼法」の授業は、社会に出てからも役立つ美しい所作や心遣いを身につける貴重な機会として、多くの卒業生から評価されています。

各界で活躍する卒業生

どのような卒業生を輩出しているかは、その学校の教育の成果を示す重要な指標です。相模女子大学高等部は、多方面で活躍する著名人を数多く世に送り出しています。

単に有名人をリストアップするのではなく、彼女たちが社会でどのような役割を果たしているかを知ることで、この学校で学ぶことの価値がより具体的に見えてくるはずです。

人物 出身校
高垣麗子(モデル) 相模女子大学高等部
松嶋菜々子(俳優) 相模女子大学高等部
尾関梨香(アイドル(欅坂46) 相模女子大学高等部

 

在校生・保護者のリアルな評判

学校選びでは、実際に通っている生徒や保護者の声も参考にしたいところです。ここでは、様々な口コミサイトから見られる「良い点」と「気になる点」を公平に紹介します。

良い評判・口コミ

・先生方が親身になって相談に乗ってくれるので、勉強も進路も安心できる。

・大学の施設が使えるので、広々としていて綺麗。特に図書館は素晴らしい。

・女子校なので、いじめも少なく、のびのびと学校生活が送れる。

・内部進学があるので、受験勉強だけに追われず、部活動や行事にも集中できる。

気になる評判・口コミ

・校則は私立なのである程度厳しい。特にスマートフォンの使用ルールはしっかり守る必要がある。

・コースによって生徒の学習意欲に差があるように感じることもある。

・駅から少し坂道があるので、夏場は少し大変。

よくある質問(FAQ)

受験生や保護者の方からよく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 相模女子大学への内部進学の基準は厳しいですか?
A1. 厳しい競争試験はありませんが、高校3年間の成績(評定平均)や出席状況が基準となります。普段の授業態度や定期テストに真面目に取り組んでいれば、多くの生徒が進学の権利を得られます。ただし、人気の学部・学科は高い成績が求められる場合があります。
Q2. 学校の雰囲気はどのような感じですか?
A2. 全体的には落ち着いていて、真面目な生徒が多い印象です。女子校らしい和気あいあいとした雰囲気で、生徒同士の仲が良いという声が多く聞かれます。文化祭などの行事では非常に盛り上がり、メリハリのある学校生活を送れます。
Q3. 部活動は盛んですか?
A3. 運動部、文化部ともに多くの部があり、活発に活動しています。特に、マーチングバンド部やダンス部などは全国レベルの実績を誇ります。大学の施設を利用できる部もあり、恵まれた環境で活動に打ち込めます。
Q4. 塾や予備校に通っている生徒は多いですか?
A4. 内部進学を目指す生徒は、学校の補習やサポートで十分と考えるケースが多いです。一方で、特別進学コースで難関国公立大学や早慶上理を目指す生徒は、塾や予備校を併用している割合が高くなります。目標に応じて使い分けるのが良いでしょう。

まとめ:塾講師からの最終アドバイス

相模女子大学高等部 選択のポイント

■ 120年以上の歴史を誇る伝統と、大学附属校という安心感を両立した女子校です。

■ 小田急線「相模大野駅」から徒歩10分という通学の利便性は、神奈川県央・東京多摩地区の生徒にとって大きな魅力です。

■ 偏差値は進学コースが54~、特別進学コースが61~と、幅広い学力層と進路目標に対応しています。

■ 卒業生の約3~4割が相模女子大学へ内部進学しており、これが最大の強みと言えます。

■ 難関大学への進学実績もあり、「内部進学の安心感」と「外部受験への挑戦」の両方を選択できる環境が整っています。


【この学校を特におすすめしたい生徒】

・大学受験のプレッシャーを避け、高校3年間は部活動や自分の興味があることに打ち込みたい生徒。

・落ち着いた女子だけの環境で、のびのびと学校生活を送りたい生徒。

・将来は相模女子大学で学びたい分野が決まっている生徒。

・難関大学を目指しつつも、万が一の場合の進学先を確保しておきたい堅実な考えを持つ生徒。

【別の選択肢も検討した方が良いかもしれない生徒】

・どうしても共学の学校生活に憧れがある生徒。

・自由な校風を最優先し、校則などが気になる生徒。

・最難関の国公立大学や医学部への進学を第一に考えている生徒(より進学実績の高い高校も視野に入れると比較検討ができます)。

相模女子大学高等部は、伝統に裏打ちされた教育と、未来への安心感を同時に得られる、非常にバランスの取れた優れた学校です。この記事が、あなたの納得のいく高校選びの一助となれば幸いです。

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