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2025年09月21日 一般-高校ガイド

【2025年版】相模原高校の偏差値・進学実績、校風を解説

【2025年最新版】神奈川県立
相模原高等学校を解説!

本日は「塾講師」として、神奈川県内でも屈指の進学校として知られる神奈川県立相模原高等学校(通称「県相(けんそう)」)について、中立的な立場から徹底的に分析していきます。この記事が、高校選びという重要な決断を控えた中学生と保護者の皆様にとって、信頼できる情報源となることを願っています。

この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

相模原高校の基本情報&アクセス

まずは、相模原高校の基本的な情報を確認しましょう。

所在地 〒252-0242 神奈川県相模原市中央区横山1-7-20
設立年度 1964年
公式サイト https://www.pen-kanagawa.ed.jp/sagamihara-h/
主なアクセス JR横浜線「相模原駅」から徒歩約20分
JR相模線「上溝駅」から徒歩約15分
バス利用の場合、「横山団地」バス停下車すぐ

【塾講師からのコメント】

相模原高校は、学力向上進学重点校エントリー校であり、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定も受けている、県央・県北エリアを代表するトップ校です。最寄り駅から徒歩15〜20分とやや距離はありますが、その分落ち着いた学習環境が確保されています。「文武両道」を掲げ、学習だけでなく部活動や学校行事にも全力で取り組む校風が最大の魅力と言えるでしょう。

相模原高校の偏差値と学力レベル

相模原高校の学力レベルを、偏差値と近隣の競合校との比較で見ていきましょう。

学校名 偏差値 特徴
相模原高等学校 67 SSH指定。理数教育と探究活動に強み。
厚木高等学校 68 学力向上進学重点校。県央トップクラスの実績。
多摩高等学校 67 川崎・横浜北部エリアのトップ校。SSH指定。
大和高等学校 65 文武両道を掲げる人気校。指定校推薦枠が豊富。

※偏差値は2025年9月時点の複数の大手教育情報サイトのデータを基にした参考値です。

【塾講師からのコメント】

偏差値67は、神奈川県の公立高校全体で見ても非常に高い水準です。競合校となる厚木高校や多摩高校とは学力レベルでほぼ並びますが、それぞれに特色があります。相模原高校はSSH指定を活かした理数系・探究型の学びを志望する生徒にとって、特に魅力的な選択肢となるでしょう。合格には、中学校の内申点で高得点を確保した上で、学力検査、特に特色検査で差をつける実力が求められます。

相模原高校の主な大学進学実績

過去3年間の主要大学への合格者数(既卒生含む)です。高いレベルでの安定した実績が見て取れます。

大学名 2025年 2024年 2023年
東京大学 1 2 1
京都大学 1
一橋大学 1 1
東京科学大学 2 1 1
東北・名大・阪大・九大 6
横浜国立大学 17 15 6
東京都立大学 22 29 29
国公立大学 合計 89 83 55
早稲田大学 32 36 26
慶應義塾大学 20 20 13
上智大学 14 7 7
東京理科大学 27 15 18
明治大学 97 64 79

※より詳細な情報は(現役・既卒の内訳など)は公式サイトでご確認ください。

【塾講師からのコメント】

国公立大学、特に地元の横浜国立大学や東京都立大学への進学者が多いのが特徴です。また、早慶上理やGMARCHといった難関私立大学にも多数の合格者を輩出しており、生徒一人ひとりの多様な進路希望に対応できる高い指導力があることがうかがえます。国公立大学の合格者数が年々増加傾向にある点は、現役合格へのサポート体制が強化されている証左と言えるでしょう。

 

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相模原高校の校風と教育の3つの特徴

相模原高校の教育と校風を象徴する3つの特徴を掘り下げます。

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
文部科学省からSSHの指定を受け、先進的な理数教育を実践しています。大学や研究機関と連携した高度な課題研究や、科学的探究心を育むプログラムが多数用意されており、理系進学を希望する生徒にとって最高の環境です。
生徒主体の「文武両道」
学習だけでなく、部活動や学校行事にも非常に力を入れています。特に体育祭と文化祭を合わせた「相翼祭(そうよくさい)」は、企画・運営のほとんどを生徒が担い、学校全体が一体となって盛り上がります。この経験を通じて、自主性や協調性が養われます。
自由で落ち着いた校風
厳しい校則で縛るのではなく、生徒の自主性を尊重する自由な校風が根付いています。生徒たちは真面目で落ち着きがあり、互いに切磋琢磨しながら学校生活を送っています。知的好奇心旺盛な生徒が多く、休み時間にも教え合う姿がよく見られます。

在校生・保護者のリアルな評判

様々な口コミサイトや評判から、良い点と注意すべき点をまとめました。

ポジティブな評判
「SSHの課題研究は大変だが、他校ではできない経験ができた」
「行事がとにかく楽しく、一生の思い出になった」
「周りのレベルが高く、常に刺激を受けながら勉強できる」
「先生方が熱心で、質問にも丁寧に対応してくれる」
注意すべき評判
「駅から遠いので、雨の日の通学が少し大変」
「校舎や体育館などの施設はやや古い印象」
「課題が多く、授業の進度も速いので、自主的な学習習慣が必須」

【塾講師からのコメント】

評判を総合すると、「自由な環境で、高いレベルの学習と充実した学校生活を両立させたい」という意欲的な生徒にとって、非常に満足度の高い学校であると言えます。一方で、その自由さは「自己管理能力」が求められることの裏返しでもあります。課題の多さや授業スピードについていくためには、日々の予習・復習が欠かせません。「誰かに管理されないと勉強できない」というタイプの生徒は、入学後に苦労する可能性があります。

よくある質問(FAQ)

SSH関連のクラスには、希望すれば誰でも入れますか?
SSHの活動は全校生徒を対象としていますが、特に理数系の探究活動を行う「SSクラス」などは希望者の中から選抜される場合があります。入学後の説明会で詳細を確認することが重要です。
塾や予備校に通っている生徒は多いですか?
非常に多いです。学校のサポートも手厚いですが、難関大学を目指す生徒の多くは、自身の学習計画に合わせて塾や予備校を活用しています。特に大学受験を意識し始める2年生の後半からは、通塾率が高まる傾向にあります。
特色検査はどのような対策が必要ですか?
相模原高校の特色検査は、教科横断的な思考力や表現力を問う問題が中心です。単なる知識の暗記だけでは対応できません。日頃から物事を多角的に捉える訓練や、自分の考えを論理的に記述する練習を積んでおくことが不可欠です。過去問を徹底的に分析し、出題形式に慣れておきましょう。

 

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まとめ

 

学力レベルは県内トップクラス。特に理数教育に強みを持ち、国公立・難関私大への安定した進学実績を誇る。
SSH指定校ならではの高度な探究活動が最大の教育的特色。知的好奇心を満たす環境が整っている。
生徒主体の「文武両道」が実現されており、学習と学校行事の双方に全力で打ち込める校風。
自主性を重んじる自由な雰囲気だが、高い自己管理能力と学習意欲が求められる。

以上の分析から、相模原高等学校は以下のような生徒に強くおすすめできる学校です。

「高いレベルの仲間と切磋琢磨しながら、主体的かつ探究的に学びを深めたい生徒。そして、勉強だけに留まらず、学校行事や部活動にも本気で取り組み、充実した3年間を送りたいと考える生徒」

この記事が、あなたの高校選びの一助となれば幸いです!

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