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受験生の皆さんこんにちは！『秘伝の物理』シリーズは、YouTubeで公開されている講義動画と完全連動した、現代の受験生にとって画期的な物理学習システムです。「物理基礎・物理のインプット講義（全3冊）」と「問題集（全2冊）」で構成されており、著者の青山均先生が、物理に苦手意識を持つ生徒でもゼロから難関大合格レベルまで引き上げることを目的に設計しています。
最大の特徴は、紙面だけでは伝わりにくい「物理現象の動き」や「式変形の意図」を動画で補完できる点にあります。「学校の授業についていけない」「独学で物理をマスターしたい」という層から絶大な支持を得ている名著です！
この記事を監修した人
慶應義塾大学経済学部経済学科３年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生～大学受験生まで幅広い指導経験あり。
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています！
| 書名 | 秘伝の物理シリーズ（講義・問題集・High） |
| 著者 | 青山 均 |
| 対象レベル | 物理初学者～最難関国公立・医学部志望 |
| 値段 |
各1,980円〜2,178円（税込）※巻によって値段が異なります |
| 公式リンク | Gakken公式サイト等を参照 |
このシリーズ最大の強みは、やはり「全テーマ・全問題に解説動画がついている」ことです。文字を追うだけではイメージしにくい力学の動きや電磁気の概念も、動画なら一目瞭然です。また、著者の解説は「なぜそうなるのか」という理屈を非常に丁寧に掘り下げるため、丸暗記ではなく本質的な理解を促します。
さらに、インプット（講義本）とアウトプット（問題集）の連携がスムーズで、講義本で学んだ知識をすぐに問題集で試せる構成になっています。問題集の解説も非常に厚く、自学自習でつまずくポイントが徹底的に潰されています！
動画が充実している反面、全てを視聴しようとすると膨大な時間がかかります。「動画を見るのが面倒」「文章を読んでパパッと理解したい」という、要領の良いタイプや活字慣れしている生徒には冗長なプログラムに感じる可能性があります。
また、最難関向けとされる『問題集High』は難易度が非常に高く、標準的な『問題集』からの接続で苦戦するケースがあります。基礎が定着していない状態でHighに手を出すと、消化不良を起こす危険性があります。
動画学習で時間が足りなくなるのが不安ですか？
動画を見るべき箇所と、読み飛ばすべき箇所の見極めが合格への鍵です。
あなたの残り時間から逆算した、最適な学習ペースを一緒に作りませんか？
シリーズは大きく「講義本」と「問題集」に分かれます。講義本は『物理基礎』『力学・波動』『電磁気・熱・原子』の3冊構成で、教科書レベルの導入から入試標準レベルまでを扱います。問題集は標準レベルの『秘伝の物理問題集』と、難関大向けの『秘伝の物理問題集High』の2冊です。問題数は標準編で約150題、High編で約100題と、歴代の入試問題の傾向データより精選された良問が並びます！
導入から最難関まで対応可能です。具体的には、講義本と標準問題集で「日東駒専・共通テストレベル」から「MARCH・地方国公立レベル」まで到達できます。さらに『問題集High』までやり込むことで、「早慶上理・旧帝大・医学部」などの難関大学にも十分対応できる力がつきます。
物理の「現象イメージ」と「解法の必然性」が身につきます。「なぜこの公式を使うのか」が言語化できるようになるため、初見の問題への対応力が上がります。
特におすすめするのは、「学校の授業がわからず物理が嫌いになりかけている人」「近くに良い塾がなく独学で難関大を目指す人」「文字だけの解説では頭に入ってこない人」です！
志望校のレベル別に、おすすめするペース配分、取り組む時期が異なります。
【日東駒専・産近甲龍志望】
高校3年生の夏休み終わりまでに『講義本』と『標準問題集』を一通り完成させましょう。秋以降は過去問演習に入りましょう！
【MARCH・関関同立・地方国公立志望】
高校3年生の夏休み前までに『標準問題集』を仕上げ、夏休み中に苦手分野の復習と過去問への接続を行います。余裕があれば秋から『High』の一部をつまみ食いすると盤石です！
【早慶上理・旧帝大・医学部志望】
ペースが重要です。高校3年生の春（遅くとも1学期中）には『講義本』と『標準問題集』を完璧にし、夏休み中に『問題集High』を集中的に解き進める必要があります。秋以降は志望校の過去問とHighの復習を並行して行うと志望校レベルの力がついてきます！
中学数学（図形や一次関数）の知識は必要ですが、高校物理の知識はゼロでも構いません。ただし、動画に頼りすぎて「見ただけで分かった気になる」のが一番の落とし穴です。必ず動画を見た後に、自分の手で問題を解き直すプロセスを経て初めて定着します！
1. まず『講義本』の該当単元を読み、分からない部分や重要な部分はQRコードから動画を視聴する。
2. 講義本の例題を自力で解く。
3. 対応する範囲の『問題集』の問題を解く。
4. 分からなければすぐに問題集の解説動画を見る。
5. 翌日以降に必ず解き直しを行う。
このサイクルを単元ごとに回していくのが最も効率的な取り組み方です！
YouTubeという誰でもアクセスしやすいプラットフォームで、著者本人が全問題を解説している点は、他の追随を許しません。一般的な「動画付き参考書」は一部の問題だけのことが多いですが、秘伝の物理は網羅性が圧倒的です。また、著者の語り口が優しく、物理アレルギーの生徒でも抵抗なく入れる点も大きな魅力です！
今回は、同じく講義形式で人気の『漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本』と、受験物理のバイブル『物理のエッセンス』と比較します。
| 比較項目 | 秘伝の物理シリーズ | 漆原晃の面白いほどわかる本 | 物理のエッセンス |
|---|---|---|---|
| コンセプト | 動画×紙面で苦手をゼロから克服 | 対話形式で概念を直感的に理解 | 解法のエッセンスを効率よく網羅 |
| 到達レベル | 基礎～最難関（High使用時） | 基礎～MARCH・地方国公立 | 基礎～MARCH・地方国公立 |
| 解説の詳しさ | 動画込みで圧倒的に詳しい | 文章が噛み砕かれていて非常に詳しい | あっさり（行間を読む力が必要） |
| 問題数と網羅性 | 多め（講義+問題集で網羅性高） | 少なめ（重要問題に厳選） | 多め（小問集合で網羅性高） |
| 前提レベル | 完全初学者OK | 完全初学者OK | 教科書レベルの基礎理解は推奨 |
| おすすめ度 | ★★★★★（5.0） | ★★★★☆（4.5） | ★★★☆☆（3.0） |
今回のように「物理が苦手だが難関大を目指す」受験生の皆さんにとって、『秘伝の物理』は最強の武器になります。
なぜなら、物理が苦手な原因の多くは「現象がイメージできないまま式を立てている」ことにあるからです。『漆原』もイメージ重視で素晴らしい本ですが、実際に動く映像を見ながら解説を聞ける『秘伝』の方が、苦手層にはよりダイレクトに響きます！
一方、『エッセンス』は非常に効率的な本ですが、解説があっさりしており、苦手な人が手を出すと「なぜそうなるの？」で止まってしまうリスクが高いです。まずは『秘伝』の動画で丁寧に理解を積み上げ、自信がついたら『High』へ進む、というルートが、遠回りに見えて最も確実な難関大合格への道です。
P.S. どの参考書を選ぶべきか、または具体的な進め方で迷っている場合は、私たち東大・早慶コーチが個別の学習計画を一緒に作成します。
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“学校の授業が全く分からなかったけれど、青山先生の動画のおかげで物理が得意科目になりました。特に力学のモーメントの考え方が目からウロコでした。”
“問題集の解説まで動画があるのが神。自習室でスマホ片手に勉強できるので、予備校いらずでした。”
“動画を見るのに時間がかかるので、試験直前の総復習には向かないかも。早めに始めておくべきだった。”
“『High』がいきなり難しすぎる。標準編とのギャップに心が折れかけました。”
高校1、2年生から始めても大丈夫ですか？
はい、むしろその時期のスタートをおすすめします！高校1、2年生のうちに『講義本』と『標準問題集』で基礎を固めておけば、3年生でスムーズに難関大対策に入れます。学校の進度に合わせて動画を活用するのもおすすめです。
MARCH志望ですが『問題集High』までやる必要はありますか？
基本的には『標準問題集』までで合格点は取れます。ただし、明治大学や立教大学などの難問が出る学部や、物理で高得点を稼ぎたい場合は『High』の重要問題（星マークがついているものなど）に触れておくと安心です。無理に全てやる必要はありません。
『秘伝の物理』シリーズは、物理アレルギーを持つ受験生を救う救世主のような存在です。丁寧な講義本と、動画付きの問題集を組み合わせることで、自宅にいながら予備校の授業を受けているかのような学習効果が得られます。
特に、「基礎からやり直したい国公立志望者」や「難関大に行きたいが、今はまだ物理が苦手」という生徒には、これ以上の選択肢はないと言っても過言ではありません。自分のペースで、しかし着実に力をつけたいなら、ぜひこのシリーズを信じてついていってください。
イメージをつけることが難し物理の世界に対して、動画学習と演習のサイクルを回すことが出来る本シリーズは非常におすすめです！この参考書を通じて受験生の皆さんが目標の志望校合格につながることを心から応援しています！
『秘伝の物理シリーズ』の
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