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2025年12月20日 一般-参考書

【チェック&リピート】『Z会数学基礎問題集』シリーズのレベルや使い方は?特徴を塾講師が徹底解説!

 

 

参考書の概要

「Z会数学基礎問題集 チェック&リピート(第3版)」シリーズは、教科書レベルの基礎知識を、入試で使える「実戦力」へと昇華させるためのトレーニング型問題集です。「わかっている」を「できる」に変えることに特化しており、新課程(数学Cのベクトル・複素数平面など)にも完全対応しています。解説を読むというよりは、手を動かして演習量を確保したい受験生にとってのバイブル的存在です!

古文単語315

この記事を監修した人

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

基本情報

書名 Z会数学基礎問題集 チェック&リピート(第3版)
(Ⅰ・A / Ⅱ・B+C / Ⅲ+C)
著者 亀田 隆
対象レベル 教科書章末〜入試標準(偏差値45〜55前後)
値段 各 1,210円〜1,650円(巻により異なる)
公式リンク Z会オフィシャルサイト

この参考書の強み

最大の強みは「網羅性の高さ」と「演習効率」の両立です。見開き構成で、左ページに問題、右ページに解答・解説というレイアウトにより、テンポよく問題を解き進めることができます!典型的な入試頻出パターンが網羅されており、これをやり込むことで「見た瞬間に解法が浮かぶ」状態を作ることができます。

この参考書の弱点と合わない人

「解説のあっさり感」が最大のハードルです。あくまで「チェック(確認)」用の教材であるため、公式の導出や丁寧な途中計算は省略されていることが多いです。「数学が苦手で、教科書の内容も怪しい」「ゼロから理解したい」という人が本書を選ぶと、解説が理解できずに挫折する可能性が高いです。

解説が理解できるか不安なあなたへ

「チェック&リピート」の解説で躓く場合、基礎の穴があるサインです。
あなたに最適な「もっと噛み砕いた導入書」を診断します。

特徴と構成・問題数

問題数は各巻300〜400題程度と多めですが、1問1問はコンパクトです。「本冊」には問題と簡潔な解答、「別冊」にはもう少し詳しい解説がある構成ではなく、本冊の見開きだけで完結するスタイル(一部別冊解答ありの版もあり)が基本です。これにより、通学中やスキマ時間でも取り組みやすくなっています!

この参考書のレベル感

「基礎」と名乗っていますが、決して「簡単」ではありません。入試における「基礎(=合否を分ける標準問題)」という意味です。教科書の内容を一通り理解した上で、入試実戦への橋渡しをするレベルです。共通テストで言えば、5〜7割を安定させる土台作りに適しています。

得られる学力とおすすめする人

典型問題の処理速度(いわゆる計算スピードと解法想起のための発想スピード)が劇的に向上します!
おすすめする人:教科書レベルは理解したが模試で点数が取れない人、計算ミスが多い人、数多くの問題を解いて自信をつけたい人。
おすすめしない人:公式の意味がわかっていない初学者、1問にじっくり時間をかけて思考力を鍛えたい人。

この参考書はいつまでに終わらせるべき?

志望校のレベルによって完了すべき時期が異なります。以下を目安に計画してください。

日東駒専・産近甲龍レベル
高校3年生の夏休み終わりまで。これを完璧にすれば、過去問演習で合格点を狙える土台が完成します!

MARCH・関関同立・国公立レベル
高校3年生の1学期(6月〜7月)まで。夏休み以降は、もう一段階上の「標準問題精講」や「プラチカ」などの演習書に接続し、これらの演習に取り組む時間を確保する必要があります!

早慶上理・旧帝大・医学部レベル
高校2年生のうち、あるいは高校3年生の4月〜5月まで。難関大志望者にとって本書は「準備運動」です。早期に終わらせて、重厚な応用問題集へ接続してください!

使用上の注意点と必要な前提知識

前提として、教科書の例題レベルは自力で解ける状態が必要です。わからない問題があった際、すぐに答えを見て「解法を覚える」使い方は有効ですが、なぜその式変形になるのかが全く理解できない場合は、教科書や講義系参考書(「初めから始める」シリーズなど)に戻る勇気を持ってください。

効果的な使い方

1. 時間を測って解く:1問あたり5〜10分と決め、スピードを意識します。
2. 瞬殺できない問題はチェック:問題を見て1分以内に方針が立たなければすぐに解説を見ます。
3. リピート(反復):間違えた問題にはチェックを入れ、翌日、3日後、1週間後と解けるようになるまで繰り返します。書名通り「チェック&リピート」が命です。
4. 計算までやり切る:式を立てて終わりではなく、最後の答えまで出し切ることで計算力を養います。

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他の参考書にはない独自の強み

網羅系参考書(チャート式など)に比べて圧倒的に「薄い」にもかかわらず、必要なパターンが凝縮されている点です。分厚い参考書を持ち歩くのが苦痛な人や、短期間で全範囲を総復習したい人にとって、このコンパクトさと網羅性のバランスは唯一無二です!

同レベルの参考書との徹底比較

ここでは、代表的な基礎固め用の参考書である「数学 基礎問題精講」と、網羅系参考書の代表「チャート式(黄)」と比較します。

比較項目 本書(チェクリピ) 基礎問題精講 チャート式(黄)
コンセプト 演習量確保とスピード養成 厳選問題でのポイント学習 辞書的な全パターン網羅
到達レベル 中堅大合格・難関大基礎 共通テスト・中堅大合格 中堅〜難関大基礎
解説の詳しさ △(簡潔・確認用) ◎(非常に丁寧) ◯(標準的)
問題数と網羅性 多い・網羅性高い 少ない・厳選されている 非常に多い・網羅性最高
前提レベル 教科書理解済み 教科書学習と並行可 初学者から使用可
おすすめ度 4.5(演習不足解消に最適) 4.0(時間がない人向け) 3.0(挫折リスクあり)

【塾講師のコメント】

今回のように「基礎能力を高めたい」「モチベーションが下がっている」という受験生のみなさんにとって、本書は『劇薬』にも『特効薬』にもなります!

もし、モチベーション低下の原因が「解説を読んでも分からないから」であれば、『基礎問題精講』の方が親切で挫折しにくいでしょう。
しかし、原因が「計算ミスが多い」「なんとなく解き方はわかるが点数に繋がらない」「やることが多すぎて何から手を付ければいいかわからない」という状態なら、本書のテンポの良さは最強の武器になります。サクサク進む感覚が達成感を生み、モチベーションを回復させてくれるはずです。「質より量」で不安を押し切りたい時期には、迷わずチェック&リピートを選んでください!

P.S. どの参考書を選ぶべきか、または具体的な進め方で迷っている場合は、私たち東大・早慶コーチが個別の学習計画を一緒に作成します。
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使っている人の声

“最初は量の多さに圧倒されたけど、1日10ページと決めて進めたら、模試の偏差値が50から60に急上昇した。典型問題を見た瞬間に手が動くようになったのが大きい。”

“解説がそっけない。途中式がかなり省かれているので、数学が苦手な私は『なぜそうなるの?』と毎回悩み、結局教科書に戻る羽目になって時間がかかりすぎた。”

よくある質問(Q&A)

Q.

古い版(第2版など)を持っていますが、買い直すべきですか?

A.

新課程(現在の高校1〜3年生)に対応しているのは「第3版」です。特に数学C(ベクトル・複素数平面)の配置や統計分野の扱いが異なるため、受験生であれば第3版への買い直しを強くおすすめします!

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まとめとおすすめする受験生

「Z会数学基礎問題集 チェック&リピート」は、知識の定着度を確認し、計算力と解法パターンを身体に染み込ませるための最良のドリルです。解説のシンプルさを許容できる基礎力があり、とにかく演習量を確保して偏差値を安定させたい受験生には最適な参考書です。志望校合格への「足腰」を鍛えるために、ぜひ活用してください!

本記事を通じて、みなさまの数学基礎力が高まるきっかけとなり、志望校合格につながることを心から応援しています!

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