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受験生の皆さんこんにちは!本記事でご紹介する『基本大全』シリーズ(Basic編/Core編)は、従来の網羅系参考書(チャート式など)が抱えていた「分厚すぎて挫折する」「解説の行間が読めない」という課題を解決するために生まれた、新時代の網羅系参考書です。「Basic編」で教科書レベルの概念理解を、「Core編」で入試標準レベルの解法習得を行う2段階構成となっており、数学に苦手意識を持つ層から、東大・医学部を目指すための盤石な基礎を固めたい層まで幅広く対応しています!
この記事を監修した人
慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり。
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!
| 書名 | 数学 基本大全シリーズ(Basic編 / Core編) |
| 著者 | 香川 亮 / 武田塾教務部(監修) |
| 対象レベル | Basic:入門〜教科書基礎 / Core:共通テスト〜難関大入試基礎 |
| 値段 | 各巻 1,980円〜2,750円程度(税込・巻によって異なる) |
| 公式リンク | 増進堂・受験研究社公式サイト等 |
最大の強みは、「全問題に映像授業が紐付いている」かつ「解説が『話言葉』で書かれている」点です!独学で勉強を進める際、式の変形理由がわからず手が止まることが最も大きな時間のロスとなりがちですが、本書は隣で先生が教えてくれているような書き口で、思考のプロセスを省略せずに記述してくれています。また、Basic編で導入を行い、Core編で演習するという明確な役割分担があるため、自分の現在の実力に合わせて無駄なく学習を開始できます!
網羅性が高い分、Basic編とCore編を合わせると分量がそれなりに多くなります。「あと1ヶ月で入試」という直前期の生徒や、「薄い問題集を周回して手っ取り早く点数を取りたい」というタイプの受験生には不向きです。また、既に教科書レベルが完璧で、応用問題だけを解きたい演習派の生徒にとっては、Basic編の丁寧すぎる解説は冗長に感じる可能性があります。
本書は単元ごとに「導入解説(Basic)」→「基本例題」→「練習問題」という流れで構成されています。特に『Core編』では、入試頻出の定石パターンを網羅。問題数は青チャート等の辞書型参考書と同等規模ですが、レイアウトが余白を多く取っており、圧迫感が少ないのが特徴です。全問にQRコードがついており、著者の香川先生など実力派講師による解説動画を即座に視聴可能となっています!
Basic編:偏差値30〜45(初学者・苦手克服レベル)。教科書の例題すら怪しい、という状態からスタートできます。
Core編:偏差値45〜60(入試標準レベル)。日東駒専・産近甲龍から、MARCH・関関同立、地方国公立の合格点を取るための必須解法を扱います。早慶・旧帝大志望者は、これを完璧にした上で、さらに上の演習書へ接続するための「土台」となります。
「なぜその公式を使うのか」「なぜその補助線を引くのか」という数学的思考の言語化能力が身につきます。
おすすめするのは以下のような受験生です:
1. 学校の授業についていけず、ゼロからやり直したい人(Basic編)
2. 模試で偏差値50前後を行き来しており、基礎に抜け漏れがある人(Core編)
3. 独学で難関大を目指すが、近くに質問できる環境がない人
ここでは、各志望校のレベルに合わせて、取り組むべき時期の目安の一例をご紹介します!
難関国公立・早慶志望(高1・高2生):高2の終わりまでにCore編のⅠA・ⅡB・Cまでを完遂させることが理想です。
日東駒専・MARCH志望(高3生):夏休み前(7月末)までに、志望大学の出題範囲のCore編を1周終わらせ、夏以降は過去問演習に入れるようにしましょう!
医学部志望:高2のうちにCore編を「通過点」として終わらせ、高3では『大学への数学』等の最難関応用書での学習に入る必要があります。
あくまでもこれは一例です。皆さんの学力や普段の勉強時間に合わせた、最適な学習計画を組みたい、、参考書は手に入ったけど取り組み方がよくわからない、、など勉強に対しての不安を感じられている方は、ぜひ一度スタディコーチに相談してみてください!
Basic編には前提知識は不要です。中学数学レベルから不安がある場合は、そこから復習が必要ですが、高校数学の範囲であればBasic編から入れば問題ありません。注意点として、解説動画を見すぎて「わかった気」にならないことです!必ず動画を見た後に、自分の手で解答を再現できるかチェックしてください。
1. まず自力で問題を解く(5分考えてわからなければすぐ解説へ)。
2. 解説を読む。理解できなければ「解説動画」を視聴する。
3. 【重要】解説を閉じて、もう一度白紙に自力で解き直す。
4. 翌日と1週間後に、間違えた問題を復習する。
Basic編が終わったら対応する単元のCore編へ進む、という「横断的な進め方」も記憶の定着には効果的です。
この参考書の強みは、何と言っても「紙の参考書の網羅性」と「映像授業の分かりやすさ」のいいとこ取りをしている点です。従来の参考書ではQRコードが一部の難問にしかついていないことが多かったですが、全問対応は画期的なサービスです!また、BasicとCoreを分けたことで、分厚い本を持ち歩く心理的ハードルを下げている点も、モチベーション維持が難しい受験生には大きなメリットです!
| 比較項目 | 基本大全(Basic/Core) | 青チャート | 基礎問題精講 |
|---|---|---|---|
| コンセプト | 映像授業×参考書 (理解重視) |
辞書的網羅書 (パターン暗記重視) |
厳選された良問 (効率重視) |
| 到達レベル | 日東駒専・MARCH 〜地方国公立 |
MARCH〜早慶 〜難関国公立 |
日東駒専・MARCH 〜共通テスト |
| 解説の詳しさ | 非常に詳しい(動画あり) 独学に最適 |
標準的 式変形の省略あり |
詳しいが、問題により ムラがある |
| 問題数と網羅性 | 多い(網羅性高) BasicとCoreで分冊 |
非常に多い 圧倒的網羅性 |
少ない 必要最小限 |
| 前提レベル | 中学数学レベル〜 (Basicから開始可) |
教科書学習済み (授業併用推奨) |
教科書基礎レベル 一通り修了済み |
| おすすめ度 | 5.0 / 5.0 | 3.5 / 5.0 | 4.0 / 5.0 |
今回のように、「数学が苦手、あるいはモチベーションが低下気味」で「難関大を目指して基礎から立て直したい」という生徒さんには、迷わず『基本大全』シリーズをおすすめします!
理由は明確で、「挫折ポイントが圧倒的に少ないから」です。
『青チャート』は確かに最強の網羅本ですが、苦手な子が一人で取り組むには「壁」が高すぎます。解説を読んでもわからない時に、誰にも聞けずにやる気がなくなってしまうのが、受験勉強にとって一番の敵です。
『基礎問題精講』は効率が良いですが、数学が本当に苦手な場合、解説の省略部分で詰まることがあります。
その点、『基本大全』は「Basic」でハードルを極限まで下げつつ、「Core」でしっかり入試レベルまで引き上げてくれます。動画解説という「セーフティネット」がある安心感は、受験勉強を継続する上で何よりの武器になります!
P.S. どの参考書を選ぶべきか、または具体的な進め方で迷っている場合は、私たち東大・早慶コーチが個別の学習計画を一緒に作成します。
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“数学IAが大の苦手でしたが、Basic編の動画を見て『そういうことか!』と納得してから問題を解くのでスムーズに進められました。Core編までやり込んだら、模試の偏差値が45から60まで上がりました。”(高校3年生 私立文系志望)
“動画はいちいち見るのが面倒。ある程度数学が得意な人は、テキストだけで完結する青チャートの方がペース良く進めるかもしれない。BasicとCoreを揃えると冊数が多くなるのも少し大変。”(浪人生 国公立理系志望)
Basic編をやらずにCore編から始めてもいいですか?
現状の偏差値が50を超えている、あるいは教科書の章末問題が自力で解けるレベルであれば、Core編からで問題ありません。逆に、教科書の内容に不安がある単元だけBasicに戻るという使い方もおすすめです!
このシリーズだけで早慶や旧帝大に合格できますか?
基礎固めとしては十分ですが、これだけで合格点を取るのは厳しい場合が多いです。Core編を完璧にした後、『プラチカ』や『重要問題集』、『上級問題精講』などの応用演習書を一冊挟むことで、合格圏内の実力がつきます。
『基本大全』シリーズは、従来の「読んで理解する」参考書に「見て理解する」映像授業の要素を加えた、まさに現代の受験生にマッチした最強の基礎固めツールです。
特に、「数学への苦手意識が強いけれど、難関大学に行きたい」という高い志を持つ生徒にとっては、Basic編からCore編へと階段を登ることで、着実に合格に必要な基礎力を構築できます。焦らず、まずはこの本を信じて1冊(あるいは1単元)完璧にすることから始めてみてください!
本記事を通じて、数学の基礎力を高めてモチベーションを維持し、皆さんの目標である志望校合格につながることを心から応援しています!
『基本大全』シリーズの
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