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2025年12月22日 一般-参考書

【塾講師が解説】『物理の解法フレーム』は親切でわかりやすいと評判!使い方やレベル、特徴を解説!

参考書の概要

受験生の皆さんこんにちは!今回ご紹介する『物理の解法フレーム』シリーズは、「わかったつもり」で終わらせず、「自力で解ける」状態へ引き上げることに特化した実戦的な参考書です!元駿台予備学校の人気講師であり、現在は「JUKEN7」代表を務める笠原邦彦先生が、物理の問題を解くための思考の枠組み(フレーム)を体系化した一冊です。

多くの受験生が抱える「公式は覚えたけれど、どの問題でどう使えばいいか分からない」という悩みを、明確な手順(フレーム)を提示することで解決します。日東駒専レベルの基礎固めから、難関国公立・医学部を目指すための強固な土台作りまで対応しており、物理に苦手意識を持つ受験生にとっての「特効薬」となり得るポテンシャルを秘めています!

古文単語315

この記事を監修した人

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

基本情報

書名 物理の解法フレーム
(力学・熱力学編 / 電磁気・波動・原子物理編)
著者 笠原 邦彦(JUKEN7代表 / 元駿台予備学校講師)
対象レベル 教科書基礎レベル 〜 共通テスト・中堅私大・入試標準レベル
値段 各 1,320円〜1,650円(税込)
※版や書店により異なります
公式リンク かんき出版 公式サイト等を参照

この参考書の強み

1. 「解き方」の完全な言語化(フレーム化)
物理現象のイメージだけでなく、「問題を解くとき、具体的に手をどう動かせばよいか」という手順が明確に定義されています。例えば力学であれば、「作図→座標設定→運動方程式の立式」といった一連の流れを「フレーム」として定義し、あらゆる問題に対して同じアプローチで挑めるように訓練します。これにより、初見の問題に対する対応力が飛躍的に向上します!

2. 「わかる」と「解ける」のギャップを埋める設計
教科書や講義系の参考書を読んで理解したつもりになっても、いざ問題を前にすると手が止まる。この現象を防ぐために、本書は解説の中に「なぜその式を立てるのか」という必然性を論理的に記述しています。感覚やセンスに頼らない、再現性の高い解法が身につきます。

3. 厳選された良問と解説の質
収録されている問題数は決して多くありませんが、一つの「フレーム」を習得するために最適な良問が厳選されています。解説は別解や誤答例も含めて非常に丁寧で、独学でもつまづきにくい構成になっています。

この参考書の弱点と合わない人

演習量の絶対的な不足
「解き方」を学ぶことに特化しているため、網羅的な問題集(『重要問題集』や『良問の風』など)と比較すると問題数は少なめです。計算力やスピードを養うためには、別途演習用の問題集での学習が必要になります。

微積分の使用について
著者の笠原先生は原理的な理解を重視するため、解説の一部で微積分の考え方に触れる箇所があります(大学レベルのようなガッツリ微積物理ではありませんが、論理的厳密さを大切にしています)。「とにかく公式丸暗記で点数さえ取れればいい」という割り切ったタイプや、数学アレルギーが強い受験生には、少し堅苦しく難易度が高く感じる可能性があります。

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特徴と構成・問題数

本書は「力学・熱力学編」と「電磁気・波動・原子物理編」の2冊構成です。各テーマごとに、まずその分野を攻略するための「フレーム(思考の枠組み)」が提示され、それを適用する例題、そして演習問題という流れで進みます。

問題数は各巻ともに数十題程度(例題含む)とコンパクトですが、その分、1問1問から吸収できる要素が凝縮されています。レイアウトは余白が適度にあり、書き込みながら学習しやすい設計です!

この参考書のレベル感

【前提レベル】 教科書の基本的な用語や公式は一通り見たことがある状態(学校の授業レベル)。完全な初学者でも取り組めますが、用語の辞書的な意味を確認できる教科書などが手元にあると安心です。
【到達レベル】 共通テスト8割以上、日東駒専・産近甲龍の合格点、MARCH・地方国公立大学の標準問題に対応できる基礎力。早慶や旧帝大を目指す場合は、本書の後に演習のための応用問題集へ接続するための強固な土台となります!

得られる学力とおすすめする人

この参考書を終えると、「問題文を見た瞬間に、どの解法(フレーム)を使えばいいか」が即座に判断できるようになります。「なんとなく」解くことがなくなり、解答プロセスに自信が持てるようになります。

特におすすめする人:
・模試の偏差値が40〜50台で伸び悩んでいる人
・「授業はわかるのにテストの点が悪い」人
・物理を感覚ではなく、論理的に体系立てて理解したい理系の受験生

いつまでに終わらせるべき?

ここでは、各志望校レベルに合わせた取り組むべき目安の時期をご提案します!

難関国公立・早慶志望の場合: 高3の春〜夏休み前まで。夏休み以降は『名問の森』や過去問演習に入りたいため、1学期中にこの「解法フレーム」を完璧にしておくのが理想です。
MARCH・地方国公立志望の場合: 高3の夏休み中。夏休みに本書を集中的にやり込み、秋以降の演習につなげましょう。

これはあくまでも一例です。本当に自分に合ったオーダーメイドの学習計画の立て方が分からない、、参考書は手に入ったけど使い方がよくわからない、、という悩みを持っている受験生の皆さんは、ぜひ一度スタディコーチに相談してみてください!

使用上の注意点と必要な前提知識

読むだけで理解が深まる参考書ではありません。必ず手を動かして「フレーム」を再現してください!また、本書は「解法」に特化しているため、物理現象の非常に基礎的な定義(例えば「速度とは何か」など)については、教科書やより易しい講義本(『宇宙一わかりやすい高校物理』など)で補完して学ぶ必要がある場合もあります。

効果的な使い方

1. フレームの理解: まず各章の冒頭にある「フレーム」の解説を熟読し、解き方の手順を頭に入れます。
2. 例題のトレース: 例題の解説を読みながら、フレームがどのように適用されているかを確認し、実際に手を動かして写経します。
3. 自力での演習: 問題を自力で解いてみます。この際、答えが合うことよりも「フレーム通りに式を立てられたか」を重視して答え合わせをします。
4. 反復練習: 解法の手順が条件反射で出てくるまで、同じ問題を繰り返します。

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他の参考書にはない独自の強み

『物理の解法フレーム』シリーズ最大の独自性は、やはり著者の笠原先生による「フレーム」の定義です。多くの参考書が「パターン暗記」になりがちなところを、本書は「物理法則に基づく思考の型」として提示しています。これにより、パターン暗記では対応できない未知の問題に出会ったときでも、「基本のフレームに立ち返る」ことで、限られた試験時間の中でも活路を見出せるようになります!

同レベルの参考書との徹底比較

今回は、同じく解法重視で定評のある『物理のエッセンス』と『漆原の物理(明快解法講座)』と、表を用いて比較分析します。

比較項目 本書(解法フレーム) 物理のエッセンス 漆原の物理(明快解法講座)
コンセプト 「解き方の枠組み」を構築し再現性を高める 入試頻出の解法パターンを網羅・辞書的 3ステップ解法など直感的な分かりやすさ重視
到達レベル 入試標準〜難関大基礎
(応用への接続◎)
入試基礎〜標準
(問題数が豊富)
入試基礎〜標準
(苦手な人向け)
解説の詳しさ 非常に丁寧・論理的
(自学自習に最適)
簡潔・あっさり
(人を選ぶ)
語り口調で噛み砕いている
問題数と網羅性 厳選(少なめ) 非常に多い(網羅性◎) 厳選(少なめ)
前提レベル 教科書基礎レベル 教科書レベル(実は中級者向き) 初学者レベル(0からOK)
おすすめ度 ★★★★★(5.0) ★★★☆☆(3.5) ★★★★☆(4.5)

【塾講師のコメント】

今回のように「基礎に不安があり、日東駒専〜難関大を目指す」受験生の場合、『物理の解法フレーム』が最もバランス良く実力を伸ばせる選択肢と言えます。
理由は、単なるパターンの詰め込み(エッセンス型)ではなく、難関大合格に必要な「論理的思考の型」を最初から身につけることが出来るからです。『漆原』も非常に分かりやすいですが、難関大・医学部を見据えると、笠原先生のより厳密なアプローチの方が後々の伸びしろが大きくなります!「エッセンスの解説が少し不親切だと感じる」「漆原だと少し物足りない」という層にドンピシャでハマる一冊です!

P.S. どの参考書を選ぶべきか、または具体的な進め方で迷っている場合は、私たち東大・早慶コーチが個別の学習計画を一緒に作成します。
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使っている人の声

“物理が本当に苦手で何から手をつけていいか分からなかったけど、この本の『フレーム』通りにやったら初めて力学の問題が自力で解けた。感動した。”

“エッセンスで挫折したけど、こっちは解説が丁寧で「なぜそうなるのか」が詳しく書いてあるから納得して進める。”

“問題数が少ないので、これだけで入試本番に行くのは怖い。あくまで解き方を学ぶ本として割り切って、その後に『重要問題集』などをやる必要がある。”

よくある質問(Q&A)

Q.

物理の勉強が全くの初心者なのですが、使えますか?

A.

使えますが、教科書を併用することをおすすめします。用語の定義などの超基礎事項は教科書で確認し、実践的な「解き方」をこの本で学ぶというスタイルが最強です。

Q.

この本の後は何をすればいいですか?

A.

志望校によりますが、日東駒専・MARCHレベルなら過去問へ、難関国公立・早慶なら『良問の風』や『名問の森』などの演習書に進みましょう。本書で「型」ができているので、スムーズに取り組めるはずです!

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まとめとおすすめする受験生

『物理の解法フレーム』は、物理の点数が伸び悩んでいる受験生にとって、現状を打破するきっかけになる一冊です。単なる暗記ではなく、どんな問題にも通用する「解法の型」を手に入れることで、物理が得点源へと変わります!

【こんな人におすすめ】
・物理への苦手意識が強く、基礎からやり直したい人
・『エッセンス』が合わなかった人
・日東駒専から難関国公立・医学部を目指すための、確実な土台を作りたい人

迷っているなら、まずは書店で手に取り、その解説の分かりやすさを体感してみてください。

本記事を通じて、物理の「解法の型」を学習するというアプローチの参考書について知り、それがあなたの物理力の向上につながることで、目標である志望校合格につながることを心から応援しています!

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