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受験生のみなさんこんにちは!
今回は、多くの高校で採用されている定番の問題集『改訂版 リードα物理・物理基礎』について深掘り解説を行っていきます!
「学校で配られたけれど、どう使えばいいかわからない」「解説が難しくてやる気が出ない」「この一冊で志望校に届くのか不安」……そんな悩みを持つ受験生のために、客観的なデータと合格者の使用実績に基づいて、この参考書の真価を紐解いていきます。
『リードα物理・物理基礎』は、数研出版から発行されている学校採用専用の教科書傍用問題集です。物理基礎と物理の全範囲を網羅しており、定期テスト対策から入試の基礎固めまで幅広く対応しています。学校の授業進度に合わせて配布されることが多く、受験生にとっては「最初に触れる本格的な物理問題集」となるケースが多い一冊です。
| 書名 | 改訂版 リードα物理・物理基礎 |
| 著者 | 数研出版編集部 |
| 対象レベル | 基礎 ~ 入試標準(日東駒専・地方国公立レベル) |
| 値段 | 1,089円(税込)※学校専売品のため変動あり |
| 公式リンク | 数研出版公式サイト |
この参考書の最大の強みは、「圧倒的な網羅性と段階的な構成」にあります。教科書レベルの基本確認から、実際の入試問題を用いた応用演習まで、レベル別に細かくセクションが分かれています。「リードA(基本事項の確認)」「リードB(基礎問題)」「リードC(応用問題)」「リードD(入試演習)」というステップを踏むことで、無理なく学力を積み上げられる設計になっています。特に、学校の授業と並行してコツコツ進めることで、定期テストでの高得点だけでなく、入試に必要な基礎体力が自然と身につきます!
一方で、明確な弱点もあります。それは「解説の簡潔さ」です。学校の先生が授業で補足することを前提に作られているため、自学自習用の参考書に比べると、途中式の省略や「なぜそうなるのか」という定性的な説明が少ない傾向にあります。 そのため、「物理が苦手で、授業についていけていない人」や「完全独学でゼロから物理を始めようとしている人」にとっては、解説を読んでも理解できず、挫折の原因になりやすいです。また、学校専売品であるため、解答冊子が回収されて手元にない場合、学習効果が激減してしまう点も注意が必要です。
「解説を読んでも全然わからない…」と悩んでいませんか?
リードαの解説だけで理解が進まないのは、あなたの能力のせいではありません。
物理の本質を理解するための「相棒」となる参考書の選び方や、
今の実力に合わせた無理のないペース配分をアドバイスします。
本書は以下の4つのパートで構成されています。
問題数は物理基礎・物理合わせて約800題以上と非常に豊富です。この圧倒的な演習量こそが、計算力とパターン認識力を養う鍵となります!
到達レベルは、日東駒専・産近甲龍から、地方国公立・MARCH・関関同立の基礎レベルまでです。 リードCまでを完璧にすれば日東駒専レベルの合格点は十分に取れます。リードDまでやり込めば、MARCHや地方国公立大の標準的な入試問題にも対応可能です。ただし、早慶上理や旧帝大、医学部を目指す場合は、本書の後にさらに難易度の高い『名問の森』や『重要問題集』などに接続する必要があります。
この参考書をやり込むことで、「典型的な物理現象のパターン認識」と「確実な計算力」が得られます。
おすすめする人:
・学校でリードαが配布されており、定期テスト対策を兼ねて受験勉強をしたい人
・質より量を重視して、とにかく手を動かして公式を定着させたい人
・物理にそこまでの苦手意識はなく、教科書の内容はある程度理解できている人
志望校レベル別に、取り組むべき時期の目安をご紹介します!
前提として、教科書の用語や公式の意味がおおよそ理解できている必要があります。全くの物理初心者がいきなりリードαの「リードA」から始めても、現象のイメージが湧かずに苦戦するでしょう。その場合は、『宇宙一わかりやすい高校物理』や『物理のエッセンス』などの講義系参考書を併用して、現象のイメージを掴んでから問題演習としてリードαを使うのが鉄則です。
ただ漫然と解くだけでは力がつきません。以下のサイクルを意識してください。
「いつまでに、どこまでやればいい?」迷いをゼロに。
志望校合格から逆算した、あなた専用の学習ルートを作成します。
リードαをどの時期までに完成させ、次にどの問題集に進むべきか。
無駄のない最短ルートで、モチベーションを維持しながら合格へ導きます。
最大の独自性は「学校授業との親和性」です。多くの進学校で採用されているため、定期テスト勉強がそのまま受験の基礎固めになるというタイパ的な強みがあります!また、類題が豊富なので、「解き方はわかったけど計算ミスをした」という場合に、似た問題ですぐにリベンジできるのも、問題集としての厚みがあるリードαならではのメリットです!
ここでは、同じく学校採用が多い『セミナー物理』、および独学者のバイブル『物理のエッセンス』と比較します。
| 比較項目 | 本書(リードα) | セミナー物理基礎+物理 | 物理のエッセンス |
|---|---|---|---|
| コンセプト | 基礎定着~入試標準演習 (ドリル形式) |
教科書完全準拠 (授業併用重視) |
解法パターンの習得 (講義+小問) |
| 到達レベル | 日東駒専~地方国公立 | 日東駒専~地方国公立 | 日東駒専~MARCH入門 |
| 解説の詳しさ | △ シンプル(要別冊) | △ シンプル(要別冊) | ◎ 非常に丁寧(独学向き) |
| 問題数と網羅性 | ◎ 非常に多い 演習量は確保できる |
◎ 非常に多い プロセスなどの導入が丁寧 |
△ 少なめ (厳選された良問) |
| 前提レベル | 教科書理解レベル | 教科書併用レベル | 初学者~基礎 |
| おすすめ度 | 4.0点 (学校で使用中なら最強) |
4.0点 (リードαと同等) |
4.5点 (解説重視ならこちら) |
今回のように、「基礎から定着させたい」「モチベーションが下がり気味」の受験生にとって、どの本を選ぶべきかは「現在、手元に解答付きのリードαがあるかどうか」で決まります!
もし学校でリードαと解答が配られているなら、新しい本に手を出す必要はありません。リードαの「リードB」「リードC」を繰り返し解くことで、基礎力は確実に定着します。浮気せずにこれをボロボロになるまで使い倒すのが最短ルートです。
しかし、「解説を読んでも理解できない」「解答が手元にない」という場合は、迷わず『物理のエッセンス』を導入してください。リードαはあくまで「演習用」の道具です。理解するための道具(エッセンスや講義系参考書)を先に使うことで、リードαでの演習効率が劇的に向上しますよ!
P.S. どの参考書を選ぶべきか、または具体的な進め方で迷っている場合は、私たち東大・早慶コーチが個別の学習計画を一緒に作成します。
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“学校のテスト勉強でリードCまで完璧にしていたら、共通テスト演習で8割は安定して取れるようになりました。問題数が多いので、似た問題を何度も解くことで身体が解き方を覚えてくれます。”(地方国公立大学合格者)
“解説があっさりしすぎていて、わからなくなった時に詰みます。特に独学で使うには厳しい。先生に質問できる環境がないと、途中で挫折しやすい参考書だと思います。”(私立大学志望者)
物理のエッセンスと併用してもいいですか?
もちろんです!むしろおすすめされる組み合わせです。エッセンスで「物理現象のイメージと解法の核」を学び、その該当分野をリードαで「演習」して定着させるのが、最も効率的な学習サイクルのひとつです。
リードD(応用問題)は全部やる必要がありますか?
志望校によります。日東駒専や共通テストレベルが目標なら、リードCを完璧にすることを優先してください。MARCHや国公立2次試験を目指すなら、リードDも必須です。自分の志望校と残り時間を天秤にかけて判断しましょう!
『改訂版 リードα物理・物理基礎』は、その圧倒的な問題数と網羅性により、正しく使えば確実に基礎力を底上げできる良書です。特に、学校の授業と並行して基礎を固めたい人には最適な参考書です。
この本をおすすめする受験生:
物理の成績が伸び悩んでいるなら、まずは「リードC」までの問題を、解説を見ずに解けるようになるまで繰り返してください。その地道な反復こそが、難関大合格への第一歩です!
地道な反復演習を経て解き方のコツをつかみ、皆さんの目標である志望校合格につながることを心から応援しています!
『改訂版 リードα物理・物理基礎』の
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