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受験生の皆さんこんにちは!本記事でご紹介する、『キムタツの英語リスニング』シリーズは「キムタツ」の愛称で親しまれる木村達哉先生による、大学受験リスニング対策の金字塔的シリーズです。「英語が聞き取れない」という悩みに対し、単に耳を慣らすのではなく、「なぜ聞き取れないのか」という原因(音のルールや構造)を論理的に解明し、戦略的なトレーニングを課すことで解決を図ります。
基礎レベルから東大・超難関大レベルまでラインナップが充実しており、現在の実力と志望校に合わせて階段を登るように学習できるのが特徴です!
この記事を監修した人
慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり。
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!
| 書名 | キムタツの英語リスニング シリーズ (合格の法則 基礎/実践、東大Basic/東大リスニング/東大リスニングSuper) |
| 著者 | 木村 達哉 |
| 対象レベル | 共通テスト基礎 ~ 東大・難関大医学部・海外大 |
| 値段 | 各 1,540円~2,420円(税込)※巻によって異なります |
| 出版社リンク | アルク公式サイト等参照 |
最大の強みは、「音のルール(リエゾン・脱落など)」と「解法ストラテジー」の両輪で攻める点です。多くの受験生が陥る「ただ聞き流すだけ」の勉強法を否定し、ディクテーション(書き取り)や音読を通じて、聞き取れない音を可視化させます!また、特に『東大』シリーズでは、設問の先読みテクニックや、長い講義を聞き取るためのメモの取り方など、実戦的な試験対策が極めて具体的です!
非常に硬派な参考書であるため、「楽に成績を上げたい」という層には向きません。特に、学習プロセスの中心にディクテーションやオーバーラッピングなどの負荷が高いトレーニングが据えられているため、これをサボると効果が半減します。また、シリーズを通して解説は丁寧ですが、基礎的な単語力・文法力がない状態で取り組むと、リスニング以前の段階で挫折する可能性があります。
シリーズの多くは、前半で「音の聞き取り方・ルール」を学び、後半で「実戦形式の演習」を行う構成になっています。個人的には、特に以下のステップアップ方式がおすすめです!
1. イラストや短い対話で状況を掴む
2. 設問を先読みする戦略を学ぶ
3. 長文のリスニングに挑む
4. 復習としてスクリプトを見ながらの音読・シャドーイング
問題数は各巻によって異なりますが、例えば『東大英語リスニング』であれば、本番形式の模試セットが多数収録されており、ボリュームは十分です。
志望校と現状のレベルに合わせて、以下のように選んでください!
| 合格の法則 基礎編 | 英語が苦手、偏差値50未満。日東駒専レベルを目指す導入期。 |
| 合格の法則 実践編 | 偏差値50~55前後。共通テスト・MARCH・関関同立レベル。 |
| 東大英語リスニング Basic | 偏差値55~60。早慶上理、旧帝大の基礎作り。高2からの難関大対策。 |
| 東大英語リスニング | 偏差値60以上。東大・京大・医学部志望者のスタンダードレベル。 |
| 東大英語リスニング Super | 偏差値70以上。リスニングを得点源にしたい最難関層、海外大志望者 |
ここでは、現在の学力レベルや志望校レベルに合わせた、取り組むべき時期の目安をご案内します!
日東駒専・MARCH志望:高3の夏休み前までに『合格の法則』シリーズを終え、夏以降は過去問演習に入ることが理想です。
難関国公立・医学部志望:高3の夏までに『東大Basic』を完了させ、秋以降に『東大英語リスニング(通常版)』で実戦演習を繰り返してください。
これらはあくまでも一例です。あなたの現在の学力レベルに合ったオーダーメイドの学習計画を立てたい、、参考書は持っているけど取り組み方が分からない、、などのお悩みを持つ受験生の方は、ぜひ一度スタディコーチに相談してみてください!
単に問題を解いて丸付けをして終わり、では実力はつきません。以下のプロセスを遵守して取り組んでみてください!
1. 制限時間通りに解く:本番の緊張感を再現し、演習として高いレベルで問題に取り組みます。
2. 答え合わせと解説熟読:なぜ聞き取れなかったのか(単語を知らなかったのか、音が繋がって聞こえたのか)を分析します。
3. スクリプト精読:英文の意味を文字ベースで完全に理解します。
4. 音読・オーバーラッピング:スクリプトを見ながら、音声に合わせて同時に発音します。口が回るようになるまで繰り返します。
5. シャドーイング:スクリプトを見ずに、聞こえてくる音だけを頼りに少し遅れて発音します。
ここでは、リスニング対策としてよく利用される『速読英熟語(音声利用)』と『世界一わかりやすい英語のリスニング』と、表を用いて比較を行います!
| 比較項目 | キムタツシリーズ | 速読英熟語(+音声) | 世界一わかりやすい英語のリスニング |
|---|---|---|---|
| コンセプト | 音のルール理解+戦略的解法+多読多聴 | 長文の中で熟語を覚えつつ、シャドーイングで耳を鍛える | 関先生の理論で「発音原理」を徹底的に理解する |
| 到達レベル | 基礎から東大・超難関までカバー | 共通テスト・MARCHレベル | 共通テスト・中堅私大レベル |
| 解説の詳しさ | 非常に詳しい(特に戦略面) | シンプル(自力で構造把握が必要) | 非常に詳しい(特に発音面) |
| 問題数と網羅性 | シリーズ全体で圧倒的量 | 長文約60本(問題演習ではない) | 少なめ(理論解説がメイン) |
| 前提レベル | シリーズによる(中3レベル~) | 高校基礎文法完了レベル | 英語が苦手な人でもOK |
| おすすめ度 | ★★★★★(体系的に伸ばすならこれ) | ★★★★(読解力も並行したい人向け) | ★★★(最初の1冊として優秀) |
今回想定している「英語が苦手な状態から難関大を目指す」受験生の皆さんには、まず『世界一わかりやすい英語のリスニング』などで発音の理屈をサッと頭に入れた後、すぐに『キムタツの合格の法則(基礎編)』に入るルートをおすすめします!
いきなり『速読英熟語』に行くと、単語や構文の処理で手一杯になり、リスニングの質が下がる恐れがあります。キムタツシリーズは「聞くための戦略」が明確なので、苦手な人ほどこのレールに乗ったほうが迷子が防げますよ。上位校を目指すなら、最終的に『東大Basic』までは到達したいところです!
P.S. どの参考書を選ぶべきか、または具体的な進め方で迷っている場合は、私たち東大・早慶コーチが個別の学習計画を一緒に作成します。
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“最初は全く聞き取れませんでしたが、この本の通りにディクテーションを繰り返したら、ある日突然『音が分離して』聞こえるようになりました。東大BasicまでやればMARCHレベルのリスニングは余裕で解けるようになりました。”
“東大英語リスニング(赤いやつ)は、実際の東大入試より音が綺麗すぎて、本番の『こもった音・悪い音質』の対策としては少し物足りないかもしれません。あと、量が多すぎて途中で挫折しそうになります。”
東大志望ですが、いきなり『東大英語リスニング(通常版)』から始めてもいいですか?
現在の偏差値によりますが、リスニングに苦手意識があるなら『東大Basic』から始めることを強くおすすめします。通常版は解説こそ丁寧ですが、スクリプトの長さや語彙レベルが一気に上がります。Basicで「長い話を聞く体力」をつけてからの方が、結果的に近道になります!
『キムタツの英語リスニング』シリーズは、感覚に頼りがちなリスニングを「論理」と「戦略」で攻略するための最強の参考書です。特に以下のような受験生にはおすすめしたいです!
・なんとなく聞き取れるが、点数が安定しない人
・リスニングの勉強法がわからず、ただ聞き流しているだけの人
・基礎から始めて、最終的には東大・医学部レベルのリスニング力をつけたい人
自分のレベルに合った一冊を選び、キムタツ先生のメソッドを信じて徹底的にやり込めば、必ず「聞こえる耳」は育ちます!
本記事を通じて、皆さまの英語リスニングに関して感じられているお悩みが少しでも解決し、目標である志望校合格につながることを心から応援しています!
『キムタツの英語リスニング シリーズ』の
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