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2025年07月08日 岐阜校ブログ

本を読むだけでは身につかない「読解力」

本を読むだけでは身につかない「読解力」

こんにちは。スタディコーチ岐阜校スタッフのひろぽんです。

突然ですが、「本を読め、本を読め」と子どものころに親から言われた経験はありませんか?
私もそう言われて育ちましたが、ふと気づけば――肝心の親が本を読んでいる姿は、あまり見たことがありませんでした(笑)。

とはいえ今では、読書の大切さを“肌で知っていた”からこそ、両親はそう言っていたのだろうと理解しています。
自分ができていなくても、子どもにはよい習慣を…というのは、どこの親御さんでも同じかもしれませんね。

では、本を読むだけで「読解力」はつくのでしょうか?

結論から言えば、読書だけでは不十分だと私は考えています。

読解力を本当の意味で鍛えるには、「文章を読んだあと、それに関する設問に答える」という訓練が欠かせません。
つまり、「読みっぱなし」ではなく、「問いに答える」というアウトプットのプロセスを通じてこそ、文章の要点や構造を正しく捉える力が育まれるのです。

読解力は「国語」だけの話ではない

入試の国語問題が最も読解力を求められることは間違いありません。
しかし、読解力は国語だけのスキルではありません。たとえば数学でも、設問が長い文章で書かれている問題が増えています。
そこに書かれている条件や問いの意図を正しく読み取れなければ、どんなに計算力があっても得点には結びつきません。

「設問の読み間違いで解けたはずの問題を落とした…」そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。

読解力は一朝一夕では身につかない

読解力は、テスト直前の詰め込みではどうにもなりません。
日頃から少しずつ、「読み解いて考える」というプロセスを積み重ねる必要があります。

おすすめは、解答に至る過程が丁寧に解説されている問題集にじっくり取り組むこと。
「なぜその答えになるのか?」を理解することで、自分なりの“読み方の筋道”が見えてくるようになります。

まとめ:読書+問題演習=真の読解力

読書は知識や語彙を増やすうえでは非常に有効です。
ですが、それだけで入試に通用する読解力が育つわけではありません。

現代国語の入試問題をはじめ、すべての教科に共通する「読解力」は、良質な問題演習とその解説の読み込みによって磨かれます。
ぜひ、今日から少しずつ実践してみてください。

 

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