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2025年09月12日 岐阜校ブログ

岐阜市の名前と市章に隠された歴史とは?

 

岐阜市の名前と市章に隠された歴史とは?

受験生の皆さん、勉強の合間に読めるやさしい歴史の豆知識をお届けします。スタディコーチ岐阜校のひろぽんです。

家紋と歴史のつながり

皆さんは自分の家の家紋を知っていますか? 有名なのは徳川家の「三つ葉葵」。時代劇で見覚えがある人も多いでしょう。

説明文

            三つ葉葵(例)。徳川家の家紋として有名です。

岐阜市の市章と名前の由来

実は、スタディコーチのある岐阜市にも“家紋”のような役割を果たす市章があります。見た目だけだと「岐阜」という文字に直接似ているわけではありませんが、市章はかつての地名「井ノ口」の「井」の字を模していると言われています。

説明文

岐阜市の市章(例)。「井ノ口」の「井」を模したデザインです。

背景を少し説明すると…

  • 永禄10年(1567年)、織田信長は稲葉山城を攻略し、斎藤龍興を追放しました。
  • それまで「井ノ口」と呼ばれていたこの地域に、信長は新たに「岐阜」という名を与えました。

「岐阜」という名前の由来

なぜ「岐阜」と名付けられたのか——。実は中国の古い地名に由来があります。

  • :周王朝の都に近いとされる岐山
  • :孔子の故郷である曲阜

この二つを組み合わせることで「岐阜」という地名が生まれたと伝えられています。

まとめ

いかがでしたか?自分が暮らす岐阜市の市章や名前には、織田信長や中国の古典に由来するエピソードが隠れていました。大学入試の日本史で問われる可能性は低いかもしれませんが、勉強の合間の息抜きとして調べてみると新しい発見があります。

ワンポイント: 歴史は人物や年号だけでなく、地名や市章を見ると地域の成り立ちがわかりやすくなります。
 

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