こんにちは。スタディコーチ本厚木校スタッフの浅川です。
3月半ばということで現役で進学するか、諦めず一年浪人するか迷っている方多いのではないでしょうか?
私自身1年浪人を経験していて、良かったことや困ったことなどなど思ったことがたくさんあるのでご紹介いたします。
メリット
①もう一度第一志望を目指して勉強できる
現役での受験を終えて、「まだできることがあったな…」と思い残したことがある人はその思いを抱えたまま大学生活を送ることになります。
それを気にせず大学でも頑張れる人は絶対に現役で進学した方がいいと思います。ですが、「浪人すればよかった」と途中で学習の手が止まってしまうくらいなら浪人した方がいいと思います。
②1年間をフルで勉強に使える
高校生だと夏まで部活があったり行事に気を取られたり、受験勉強にフルに時間を使うことは難しいです。
しかし浪人生は「空白の一年」を手に入れることができるので、すべての時間を受験勉強に使うことができます。
③自信になる
浪人というのはゴールのあるシャトルランのようなもので、いつでも離脱が可能です。「人生かかってるのに勉強や受験ををやめる人なんていないだろう」と初めは私も思っていたのですが、同じ予備校でも意外と離脱者がいました。
毎日勉強のことしか考えることがないと逆にメンタルがやられます。
それをどうにか工夫して乗り越えることは今後の人生においても役立つと思います。
合否で自分の努力を判断するのも良い方法ですが、元気に一年走り切れたことは大きな自信になります。
実際私は第一志望に落ちましたが、一年間毎日勉強し続けられたことは自信につながりました。
④自分のことを見つめなおす時間ができる
浪人していると本当に家族や予備校で会う人以外としゃべらなくなり、必然的に自分のことを冷静に見つめなおす時間ができます。
閉鎖的な状況で過ごすという時間はつらいですが、逆に多くの人にとってこのような状況は人生において珍しく、貴重なものだと思います。
メンタルがきつくなった時、自分はどのような反応が出てそれをどのように対処すればいいのか。それを学生のうちに知ることができたのは、私にとってとても大きかったです。
浪人する人は是非自分をよく観察してみてください(笑)
デメリット
①お金がかかる
宅浪が可能な人は良いのですが、予備校に通ったり家庭教師をつけたりなどをするとそれなりにお金がかかります。
高校生の場合、ほぼほぼの人が親御さんから経済的な援助いただかないと学習サービスは受けられないと思うので、ご両親ともよく相談して考えましょう。
②浪人しても成績が伸びるとは限らない
浪人すれば必ずしも第一志望に合格できるわけではありません。
成績が足りず落ちるかもしれないし、学力は上がったのに本番お腹を壊して100%の力を出し切れないかもしれません。
私はデメリットを加味しても浪人してよかったと思います。浪人しても学力が変わってないかもしれないし、それ以下になる可能性は十分にあります。
でもたとえ第一志望に落ちるという未来を知っていたとしても私は浪人を選びます。それくらい浪人の時に学んだものは大きかったです。
浪人するか迷っている方、是非検討してみて下さい。