目次
いよいよ12月に突入し、カレンダーも残すところあと1枚となりました。受験生の皆さん、毎日本当にお疲れ様です。
入試本番が近づき、「まだ間に合うだろうか」「本当に合格できるだろうか」と、焦りや不安を感じる日が増えているかもしれません。ですが、安心してください。この12月こそ、これまでの努力が結果となって現れる「最後の成長期」です。
私たち講師一同、皆さんを全力でサポートします。この大切な12月を後悔なく過ごすために、今すぐ集中すべきこと、そして不安を乗り越えるための心構えをお伝えします。
12月は、あれもこれもと手を広げる時期ではありません。得点に直結する**「弱点のピンポイント補強」と「基礎の徹底」**に、エネルギーを集中しましょう。
過去問や模試は、ただ解きっぱなしにしていませんか? 重要なのは、そこで失点した理由を徹底的に分析することです。
失点した原因を3つに分類する:
知識不足(覚えれば解けた)
思考力不足(解き方がわからなかった)
ケアレスミス(計算ミス、読み間違い)
特に1. 知識不足で失点している分野は、**集中的に復習すればすぐに点数に結びつきます。**苦手な単元、何度も間違える公式、漢字などは、教材を絞って「この一冊を完璧にする」という意識で取り組みましょう。
直前期になると、難しい問題ばかりに目が向きがちですが、合否を分けるのは**「誰もが解ける基礎問題を確実に取る力」**です。
例えば、英語なら単語・熟語の確認、数学なら頻出の計算問題や公式の使い方の再確認を日々のルーティンに加えましょう。
合格ラインを目指すには、難問を解けることより、基礎問題での失点をゼロに近づけることの方が遥かに重要です。
過去問演習は、単に問題を解く練習ではなく、**「本番の時間内で合格点を取る」**ためのシミュレーションです。
制限時間を設定する: 本番と同じ時間、できれば少し短めに設定して解きましょう。
捨てる問題を見極める: 全問解こうとせず、時間をかけすぎても点に結びつかない問題は「勇気をもって捨てる」練習も大切です。
受験勉強は、長く孤独な戦いです。精神的な波を最小限に抑え、本番で最大のパフォーマンスを発揮するための心構えをご紹介します。
「あの問題集も、あの参考書も終わらせないと不安だ…」という気持ちは分かりますが、残りの期間で全てを完璧にするのは不可能です。
完璧でなくても大丈夫です。「合格するために必要な最低限のこと」に絞り、今日できること、今からできることに集中してください。不安になったら、目の前の一問にだけ集中し、「これをやり遂げる」という成功体験を積み重ねましょう。
体調を崩すことが、この時期の最大のピンチです。夜遅くまで勉強したい気持ちは分かりますが、睡眠時間を削るのは逆効果です。
最低6〜7時間の睡眠を確保しましょう。
起床・就寝時間を一定に保ち、生活リズムを崩さないようにしましょう。
栄養バランスの取れた食事を心がけてください。
万全の体調で本番に臨むこと。これが、今できる最も重要な受験対策です。
今、皆さんが感じている不安や焦りは、一生懸命努力している証拠です。
もし、一人で抱えきれない悩みや、学習計画で行き詰まったことがあれば、いつでも私たち講師に相談してください。
私たちは、皆さんの**「合格したい」という気持ちと、これまでの「努力の過程」**を誰よりも知っています。
最後まで諦めずに、自分を信じてやり抜きましょう。皆さんが笑顔で春を迎えられるよう、スタッフ一同、全力でサポートします!