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こんにちは。東大式オンライン個別指導「スタディコーチ」代表の伊澤と申します。
伊澤 航太郎
学年で下から2位の成績から逆転で東大理Ⅱに現役合格。農学部在学中に株式会社Buildsの共同創業者となる。 東大式オンライン個別指導「スタディコーチ」を立ち上げ、多くの学生を合格へ導く。
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さて、中高生のみなさんは夏休みがスタートしたかと思います。今年の夏も暑いため、熱中症には気をつけてください。
夏休みは膨大な時間がありますが、遊んで過ごすかコツコツ学習を進めるかで大きく学力に差がつく期間です。しかし、「そんなことはわかってるけどやる気が湧かない」という方もいることでしょう。そんな人こそ「学習計画表」を立ててみることをおすすめします。
👆スタディコーチで立てている「長期学習計画表」
そこで今回は、夏休みの学習計画表の立て方を紹介していきたいと思います!
まずは学習計画表を立てることのメリットを考えていきましょう。いくらでも紹介できるのですが、代表的な3つをあげていきたいと思います。
勉強をだらだらやってしまう原因は、「やるべきことが決まっていない」からです。目標がないと、一定のラインで自分に妥協をしてしまいます。
学習計画表を立てることで、1日にやるべき学習の分量を可視化することができます。あとは、目標に向かって1日のtodoをこなしていけば良いのです。毎日の勉強モチベーションが大幅に変わりますよ。
やるべきことが決まっていると、成績向上への最短ルートで毎日学習を進めることができます。ここは、他の受験生と大幅に差別化できるポイントです。
受験までの時間は全受験生同じであるため、「日々の学習をどれだけ効率化することができるのか」が大学受験合格の極意であるといえます。
予備校で言われるままに夏期講習を受けるより、まず自分で「自分に何が必要か」考えて勉強することが合格への近道なのですね。
「今日は何をやろうか」
学習内容に悩むことは悪いとはいえません。しかしながら、毎日学習内容を決めるのに大幅な時間をかけてしまうことは得策とはいえないでしょう。
それよりも、1週間に1回程度やるべき学習を1日単位で立てて、他の日は決められた学習をどんどんとこなしていく方がより多くの勉強時間を確保することができます。特に時間がない高校生(現役生)には絶対に押さえてもらいたいポイントです。
「計画を立てる時間ももったいないよ!」という声も聞こえてきそうですが、実はやることが明確な方が、忙しい時は特に集中しやすいのです。
「机に座っている時間は長いのに、思ったより進まなかった……」という経験がある方は、まず計画を立てることを意識してみると良いでしょう。
ここまでは、夏休みに学習計画表を立てるメリットを紹介していきました。
ここからは、具体的に夏休みにどのように学習計画表を作成すれば良いのかについて紹介をしていきたいと思います。
なお、以下で紹介する方法は実際にスタディコーチでの指導内容と同様のものとなります。
そもそもみなさんは、夏休みに勉強を頑張る理由は何なのでしょうか?例えば、以下のような例があがるかと思います。
どの理由も頑張るに足る理由ですね。まずは、自分が目標(ゴール)とすべきことを言語化していきましょう。
長期目標が決定したら、いよいよ学習計画表を作成します。
もう一度、スタディコーチで作成をしている長期学習計画表を以下に掲載します。
まずは、やるべき教材の選定からスタートをします。各科目ごとに、全て洗い出していきましょう。
教材選定が決まったら、次にそれぞれの教材のどの時期にやっていくのか色をつけていきましょう。上記のシートでは黄色で塗っています。
なお、時期の決定は「目標からの逆算」で作成をすることをお勧めします。例えば、
「大学受験は2月25日にある」
⇨「1月15日〜2月25日は2次試験の過去問を演習」
⇨「12月1日〜1月15日は共通テストの過去問を演習」
⇨「10月1日〜11月30日は2次試験の過去問、発展問題集を演習」
⇨「8月16日〜9月30日は応用問題集を演習」
⇨「7月16日〜8月15日は基礎問題集で基礎固めを終わらせる」
という流れです。逆算的に立てることで、受験直前の計画がズレることがありません。
長期学習計画表の作成が終了したら、1週間の学習に落とし込んでいきましょう。上の画像の各セルに記載されている数字です。
基本的には、各参考書の分量から指定の週の割り算で作成すれば良いのですが、参考書によっては2周以上実施すべきものももちろんあります。各参考書の特徴を考えて計画を落とし込みましょう。
最後に、1日ごとの学習量に落とし込んでいきましょう。以下がスタディコーチの週間学習計画表です。
1週間に落とし込んだ学習計画表を、7日に分けて配分をしていきます。
なお、学習計画表を作成しても崩れてしまうことは多々あります。そのような場合に備えて、最終日は予備日として計画を組むことをお勧めします。
立てた学習を1週間実施したら、振り返りもかねて一度進捗をチェックしましょう。どの教材が計画からずれてしまったのか、この教材はもっと頑張れるなどの振り返りができることでしょう。
反省を踏まえ、また次の週の学習計画表を作成し、さらに次の週に進捗をチェックする。この流れで目標達成まで学習計画表の作成を繰り返せば良いのです。
ただし、学習計画表を一人で立てるのはなかなかに難しいわけです。実際私も高校生の時に完璧に一人で立てられていたわけではありません。
そこで、スタディコーチでは毎月100名限定で学習計画表作成の無料体験を実施しています。無料体験の受講のみでももちろん構いませんので、学習計画表作成に困っている方がいらっしゃいましたらぜひお気軽に無料体験へお申し込みください!
ここまでで夏休みの学習計画表の作成方法は理解いただけたかと思います。次に、学習計画表を作る際のよくある間違いをあげていきたいと思います。
完璧主義者はこのミスにハマってしまうことが多いです。
学習計画表は学習の指針を立てるために作成するものであり、作品を作るのではありません。計画表の作成に1日、2日など大きな時間を使ってしまうとかえって勉強効率が悪くなります。
レイアウトが汚くても問題ありません。短時間で作成することを意識しましょう。
そんなことはありません。誰だって計画通りにいかないものです。
計画が大幅に崩れてしまう前に、1週間に1回メンテナンスを行い修正をすれば問題ありません。
計画を立てる時に、「あれもやりたい、これもやりたい」と詰め込みすぎることはおすすめしません。
「何をやるべきではないか」を冷静に見極め、最低限の参考書や教材を完璧にした方が学力定着に繋がります。
このブログでは、夏休みの学習計画表について詳しく紹介していきました。
学習計画表1つで、学習効率は大幅に変わってきます。充実した夏休みを過ごすためにも、ぜひこのブログを読み終わった後に学習計画表の作成をしてみてはいかがでしょうか?
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