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2023年02月26日 studycoach-school 東大生の勉強ブログ

共通テスト9割を目指す、レベル別物理基礎オススメ参考書【現役東大生が語る】

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共通テスト9割を目指す、レベル別物理基礎オススメ参考書【現役東大生が語る】

こんにちは、スタディコーチのライターのK.T(東大教養学部3年)です。

 

物理基礎は得意な人と苦手な人が分かれる科目です。だからこそ参考書の数も多く、どれを選んだらいいかわからないという人もいるのではないでしょうか?そこで、この記事では物理基礎の参考書の選び方と、現役東大生おすすめの参考書をご紹介します。

 

【東大式】物理基礎参考書を選ぶ3つの基準

参考書はただ闇雲にたくさん取り組めば良いというわけではありません。参考書を効率よく使う鍵は、「厳選した参考書を完璧にする」ことです。つまり、参考書選びはあなたの今後の成績を左右するとも言えます。そこで、まずはどのように参考書を選んだらいいのかを解説します。

 

その1:自分のレベルを見定める

冒頭でもお話ししたように、物理基礎は得意な人と苦手な人が分かれやすい科目です。そのため、参考書を選ぶときは「自分が今どのレベルにいるのか」を把握することが重要です。目安は以下の通りです。

  • 学校の授業についていけない、テストで平均点が取れない → 基礎レベル
  • テストで平均点は取れるが、高得点は取れない → 標準レベル
  • テストで高得点が取れ、応用問題にもチャレンジできる → 応用レベル

その2:参考書の用途を確認する

自分のレベルが把握できたら、参考書の用途と自分のレベルを照らし合わせていきましょう。物理基礎の参考書は主に3つに分類することができます。

1つ目は「講義系参考書」です。これは、教科書の内容を噛み砕いて説明している参考書です。

2つ目は「問題集系参考書」です。これはその名の通り、知識のインプットよりもアウトプットに力を入れた、問題とその解説をまとめた参考書です。

3つ目は「過去問演習系参考書」です。これは共通テストやセンター試験の問題を集め、本番さながらの演習ができる参考書です。

 

基礎レベルの人は、基礎的な内容を理解できていない可能性が高いので、まず教科書の内容をわかりやすく丁寧に解説してくれる参考書を使うのが良いでしょう。標準レベルの人は、知識が頭に入りきっていなかったり、演習量が足りていなかったりするので、解説がしっかりした問題集を使うことをおすすめします。応用レベルの人は、共通テスト本番でもしっかり力を発揮できるように本番レベルの演習を行っていくと良いでしょう。

 

その3:必ず試し読みをする

参考書を購入する際は、必ずその内容を試し読みするようにしましょう。試し読みで吟味するべきポイントは、

  1. 解説が丁寧になされているかどうか
  2. 自分が長い時間読んでいても苦痛にならないかどうか

の2つです。参考書は基本的に自主学習のためのものなので、その参考書だけでも勉強が完結できるように解説がわかりやすくしっかりなされているものを選びましょう。また、皆さんの中には活字を長い時間追うことが苦手な人もいればそうでない人もいると思います。参考書を長時間読めなくて勉強が中断されてしまったら本末転倒ですから、自分がそれを読み続けられるかを確認してください

また、「そもそも物理基礎の勉強法がわからない」という人は以下の記事も一緒に読んでおきましょう。

【東大式】物理の勉強法のオススメは?成績アップのポイント3選

【レベル別】東大生おすすめの物理基礎参考書5選

上記の選び方を踏まえたうえで、スタディコーチおすすめの参考書をレベル別にご紹介します。

 

①物理基礎の授業が理解できない人向け(講義系参考書)

  • 宇宙一わかりやすい高校物理

可愛らしい表紙ですが、これでもれっきとした参考書です。解説に非常に多くの分量が割かれているので、とてもわかりやすい内容になっています。イラストが多用されていて参考書の仰々しい感じが払拭されているので、学校の授業についていけていない人も使いやすい1冊です。

 

  • 橋元の物理基礎をはじめからていねいに

東進ハイスクールの人気講師である橋元先生が執筆した参考書です。物理基礎に苦手意識を持っていた際に、筆者も実際に使っていました。図やイラストが豊富に掲載されていて、物理の知識がほとんどなくてもとっつきやすくなっています。物理基礎を独学している人にもおすすめです。

 

②標準レベルの問題演習を積みたい人向け(問題演習系参考書)

  • よくわかる物理基礎問題集

この参考書は物理基礎分野での重要問題が多く掲載されている参考書です。基礎問題と応用問題を収容しているので、基礎レベルから応用レベルへの架橋としても使うことができます。物理がそれほど得意ではなくてもすんなり理解できる解説付きです。

 

  • リードα物理基礎

こちらの参考書は教科書準拠の教材になっているので、非常に多くの問題が掲載されています。とにかく多くの問題に触れたい人、問題集はこれ1冊で済ませたいという人にはおすすめです。

 

③共通テスト本番レベルに挑戦したい人向け(過去問演習系参考書)

  • センター試験物理基礎の点数が面白いほど取れる本

「センター試験」とありますが、共通テストの対策にも使える参考書です。定期テストで問われるような標準的な内容がカバーでき、過去問に沿った形式で演習を積みたい人におすすめです。過去問はもちろん、過去問の傾向を分析したチェック問題も用意されていて、問題の解き方の説明も充実しています。

 

まとめ:自分の理解度と参考書の内容を見比べて選ぼう!

いかがでしたか?参考書を購入する際はネットで購入するのも手ですが、実際に分量や持ち運びやすさ、内容を確認できるため本屋まで足を運ぶことをおすすめします!自分のレベルを見極めた上で、こちらの記事を参考にして自分の勉強計画にあった参考書を探してみてくださいね。

また、物理基礎を共通テストで使うという人はこちらの記事も参考にしてみてください!

【東大式】 共通テスト物理の分析&対策2023 【9割以上取る勉強法】

 

 

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