【志望校を決められない人必見】志望校の選び方を1から丁寧に解説!
こんにちは、スタディコーチライターのK.T(東大教養学部3年)です。
みなさん、もう志望校は決まっていますか?なかなか志望校を絞れない、どう決めたらいいかわからないという人もいると思います。そこで、今回は、現役東大生家庭教師の目線から志望校の決め方をご紹介します。
志望校はいつから選ぶ?【中学受験生・高校受験生必見】
志望校を決めるのは早いに越したことはありません。志望校が決まらないままに勉強していても、出題傾向にあった勉強ができなくなり他の受験生に遅れをとってしまいます。
そのため、遅くとも受験年度の春には志望校を決めておきましょう。受験前年度の冬までに決められるとベストです。この頃までに志望校を決めておけると、受験勉強をスムーズに進めることができます。受験前年度の春から志望校を絞り込むための情報収集をしておくと良いでしょう。
志望校を決めるときは何に注目したらいい?【偏差値だけじゃない】
志望校を決める際には、偏差値・学校の雰囲気・カリキュラム・課外活動・進学/就職実績が基準となります。
- 偏差値:偏差値は高ければ高いほど良いと言うわけではありません。あまりにも高すぎると入学後に勉強についていけないこともあります。かといって自分の成績よりも低い偏差値の学校を選ぶと、入学した後に自分の描いていた学校生活が送れないこともあります。自分の現在の偏差値と同じくらいか少し上が目安です。目標を少し高めに設定することで受験勉強のモチベーションも上がるでしょう。
- 学校の雰囲気:部活に力を入れている学校なのか、勉強をしっかりさせるところなのか、生徒・学生や先生にはどのような人が多いのか…。同じような偏差値でも学校の雰囲気が全く違うこともあります。実際に学校に足を運んで自分に雰囲気が合うか、ここで学びたいと思うかを確かめましょう。
- カリキュラム:その学校で教えられる教科や、学校で取得できる資格などを確認しておきましょう。高校によっては大学受験に必要な教科を教えてもらえないこともありますし、大学によっては教員免許などの資格は取れないこともあります。自分の将来を考えて、その学校のカリキュラムが自分に合っているかどうか確認しましょう。
- 課外活動:どのような部活やクラブがあるかを確認しましょう。学校生活を送る上で課外活動は大きなウェイトを占めます。部活に割く時間やその学校で盛んな課外活動、部活だけではなく研究活動や探究活動への支援などもみておくと良いでしょう。
- 進学/就職実績:大抵の場合パンフレットやホームページで公開されています。自分が進みたい学校(大学・大学院など)や業界にどのくらいの合格者や就業者を輩出しているかを確認しておきましょう。
志望校を決めるときに気をつけること
すでに、自分の行きたい学校の候補が頭に上がっている人もいるのではないかと思います。そこで、志望校を決める時にはいくつか留意しておくべき点があります。具体的には、以下の2点を考慮してください。
- 志望校は複数考えておく:受験前年度の段階では、志望校は1つに絞るのではなくいくつかの選択肢を用意しておくと良いでしょう。成績が上がってより高い学校を選択したくなったり、進学先に求めるものが変わるかもしれません。
- 滑り止めも考えておく:意外と忘れがちなのが「滑り止め」です。志望校に合格しなかった場合でも(大学受験時などに浪人しないのであれば)通っても良いと思う学校の候補を選んでおきましょう。
志望校の入試情報はどう集めたらいい?
志望校を決める際に情報収集は基本です。以下のような媒体を使って情報収集をしていきましょう。
- パンフレット:まずは高校や大学のパンフレットを入手しましょう。大学のパンフレットを取り寄せてくれるサービスもありますし、webで閲覧できることもあります。
- インターネット:パンフレットはざっくりとした記述しかされていないこともあるので、志望校のウェブサイトでさらに情報収集をしましょう。受験生用のページが用意されていることもあるので、そのページをまず覗いてみるのが良いでしょう。
- オープンスクール、オープンキャンパス:年に何度かその学校が一般公開される日があると思うので、それは必ず参加しておきましょう。学校の雰囲気や授業の様子、先生や生徒・学生と話せる数少ないチャンスです。事前予約が必要なことがほとんどなので、志望校のサイトで確認しておきましょう。
- 先輩の話:自分の学校の卒業生や知り合いに志望校に通っている人がいれば、その人に話を聞いてみると良いでしょう。公式な情報からはわからない本音を聞くことができるかもしれません。
志望校選びの失敗談3選
最後に、志望校選びの失敗パターンをご紹介します。以下のような基準で志望校を選んでしまうと、進学した後に後悔することもあるかもしれません。
- 友達と一緒なものを選ぶ:仲のいい友人と同じ学校に通いたい気持ちもわかります。ですが、友人は進学先でも作ることができますし、いくら友達がいたとしてもその学校のカリキュラムが自分の将来の目標にあわなかったり、雰囲気が合わなかったりすると通うのが辛くなってしまうかもしれません。
- 学校の先生の勧め:学校の進路指導は参考にしてほしいですが、「先生がここをすすめたから」と言うだけで志望校を決めてしまうのは危険です。自分の意思を優先して志望校を選びましょう。
- 知名度:皆さんが住む地域にも、1つは有名な学校があることでしょう。しかし、知名度だけで選ぶのは危険です。例えば、その学校が部活動で有名でも、自分がその部活をやる気がなく勉強に力を入れたければその学校のカリキュラムは自分に合わないかもしれません。
まとめ:志望校選びのおすすめスケジュール
最後に、この記事のまとめに代えて中学生・高校生の一般的な志望校選びのスケジュールを見ていきましょう。
- 1年夏:「なんとなく興味がある」レベルでも良いので学校見学に行ってみる。
- 1年冬:志望校の情報収集を始める、志望校と滑り止めの候補を5つ程度まで絞る。
- 2年夏:絞った先の志望校に学校見学に行く。授業見学や学生との座談会などにも参加してみる。
- 2年冬:自分の成績ややりたいこと、将来の目標と照らし合わせて志望校を2つ程度、滑り止めを2つ程度に絞る。
- 3年夏:志望校と滑り止め候補をそれぞれ1つに決める。
志望校をしっかり決められれば、受験勉強をスムーズに進めることができます。この記事の内容を参考にして、後悔のない志望校選択をしてくださいね!
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