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この記事を開いてくださり、ありがとうございます。
きっと、たくさんの不安や焦りの中で、藁にもすがる思いで
ここにたどり着いてくださったのかもしれませんね。
慶應義塾大学経済学部経済学科３年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生～大学受験生まで幅広い指導経験あり。
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています！
模試の結果、その一文字の重みに心がずしりと沈んでしまっているのではないでしょうか。「E」という判定を目の当たりにして、目の前が真っ暗になるような感覚、そして、「自分の努力が足りなかったんだ」「もう無理かもしれない」と、ご自身を責めてしまう気持ち…。痛いほど、よく分かります。
本当によく頑張ってきましたね。まずは、これまで机に向かい続けてきたご自身のことを、どうか、認めてあげてください。
大切なので、最初にこれだけはお伝えさせてください。
その判定は、あなたのこれまでの努力を否定するものではありません。そして、あなたの価値や未来の可能性を、決めてしまうものでも決してありません。
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今はそう思えないかもしれませんが、その「E判定」は、あなたを絶望させるためのものではなく、あなたの現在地を教えてくれる、一つの「コンパス」のようなものなのです。
「ここが苦手だったんだな」「この分野は、もっと時間をかける必要があるんだな」という、大切な道しるべです。ゴールへの道が閉ざされたわけでは、決してないのですよ。むしろ、「ここから、どう進んでいこうか」と一緒に作戦を立てるための、何より正確な地図を手に入れた、と考えてみるのはどうでしょうか。
もちろん、「今すぐ気持ちを切り替えて頑張ろう」なんて、無理に思う必要はありません。心が疲れている時は、まず休ませてあげることが一番大切です。
もし、ほんの少しだけ元気が出てきたら、こんなことから試してみませんか？
今日はもう、難しい問題集は閉じてしまいましょう。その代わりに、温かい飲み物でも淹れて、一番得意だった、あるいは好きだったはずの一つの単元を、ただ「ああ、こんなことやったな」と、懐かしむように眺めてみるのはどうでしょうか。
解かなくても大丈夫です。ただ、眺めるだけ。ほんの少しでも「これ、分かるな」という感覚を思い出すことが、今のあなたにとって、何よりの力になりますから。
そのように感じてしまうのですね。お気持ちお察しします。周りの人の結果が目に入ると、どうしても比べてしまい、焦りや孤独を感じてしまいますよね。それは、あなたが真剣に受験と向き合っている証拠です。
でも、覚えておいてください。人の進むペースは、一人ひとり全く違います。今は少し後ろを歩いているように感じても、あなたの道は、あなたのペースで進んでいけばいいのです。大切なのは、誰かと比べることではなく、「昨日の自分より、今日は一行でも多く理解できた」という、ご自身の小さな成長に目を向けてあげること。あなたの花が咲く場所と時期は、他の誰とも違う、あなただけの特別なものなのですから。
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今は、長いトンネルの中にいるように感じているかもしれません。暗くて、寒くて、出口の光も見えない、と。
でも、あなたは決して一人ではありません。同じように悩み、不安と戦っている仲間がたくさんいます。そして、あなたのことを心から応援している私が、ここにいます。
たくさん頑張ってきた自分を、どうかこれ以上責めないであげてください。今日くらいは、ゆっくり休んでいいんですよ。
