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2025年08月09日 町田校ブログ

大学受験 — 受験生の夏休みの勉強(完全ガイド)

夏休みは受験生にとって 一番重要。時間をどう使うかで、秋以降の伸びや合否が大きく変わります。

ここでは「何を」「どのくらい」「どうやって」行うかを、具体的かつ実践的に解説します。

基礎固め・苦手克服・アウトプット・模試活用の4点を軸に、日々のルーティンや40日間プラン、模試後の立て直し法まで網羅します。 

なぜ「夏」が重要か

• 学校の授業が止まり、自由に使える時間が大幅に増えるため、集中した学習ができる。

同じ期間に努力した人とそうでない人の差がつきやすい。

• 高3なら秋から志望校対策が本格化するので、夏に基礎と弱点を潰しておくことが秋の伸びにつながる。

参考データ(一例)

大学受験に必要とされる学習時間はおおよそ国公立:2,500〜3,500時間、私立:2,000〜2,400時間。

夏休み(約40日)に1日8時間を確保すれば、8 × 40 = 320時間を確保できます。これは年間計画の大きな前進です。 

夏休みにまず集中すべき“4つ”(優先順位)

1. 基礎固め 教科書

基礎問題を完璧に。英語は単語・文法、数学は教科書例題、理科は基礎概念、国語は現代文の読解力や古文文法の定着。

2. 苦手科目の克服 夏はまとまった時間で苦手分野にじっくり取り組める。

分野ごとに「できない原因」を洗い出し、基礎に戻ってやり直す。

3. アウトプット重視の演習

インプットだけでは定着しない。類題を解く→自分の言葉で解説できるか確認→タイムトライアルで速度も鍛える。

4. 模試を使った方向性チェック

模試は点数よりも「弱点発見のツール」。間違いの原因分析を徹底し、復習計画に落とし込む。

科目別:夏にやるべき具体的タスク

英語 

• 単語:毎日ノルマ(例:50語)を設定し隙間時間で反復。

• 文法:文法問題集を一通り完成させ、自分の説明で説明できるまで。

• 長文:1日1題〜2題を丁寧に解き、パラグラフ単位で意味を取る訓練。

• リスニング:毎日シャドーイングや音読を取り入れる。

数学

• 教科書例題・基礎問題を確実に。

• 苦手分野は「公式→証明→類題」の順で繰り返す。

• 計算の正確さと速度を時間を計って鍛える(制限時間付き演習)。

国語(現代文・古文)

• 現代文:毎日1題の精読。設問で迷った部分を解説で把握する。

• 古文:単語+文法の徹底、定期的に読み下し練習。

理科・地歴公民

• 理科(物理・化学):基本原理→問題演習→計算の手順を整理。

• 地歴公民:流れ把握+年代整理、重要語句はフラッシュカードで暗記。

• 公民は時事チェックも忘れず(入試に出ることがある)。 

1日の具体スケジュール例(高3向け・実践型)

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早朝型の例(推奨)

05:45   起床・準備 大学受験本番に向けてなるべく早寝早起きを習慣付けておく

06:00〜08:00 勉強①(英語:単語+長文) → 2時間

08:00〜09:00朝食・休憩

09:00〜12:00 勉強②(数学:基礎+演習) → 3時間

12:00〜13:00 昼食・軽い運動(散歩やストレッチなど)

13:00〜15:00 勉強③(理科or地歴:復習+演習) → 2時間

15:00〜16:00 休憩・仮眠可

16:00〜18:00 勉強④(国語:読解/古文) → 2時間

18:00〜19:00 夕食・リラックス

19:00〜21:00 自習(模試の復習・弱点補強) → 2時間

22:30 就寝(最低6時間以上の睡眠を確保)

合計:2 + 3 + 2 + 2 + 2 = 11時間(上の例はハード)。

現実的には自分で調節し、8〜10時間を目標に調整。難関大志望であれば10時間以上を目指す。

40日間(夏)プラン例:週ごとの狙いとタスク

全体方針:最初に基礎と弱点に集中 → 中盤にアウトプット量拡大と模試 → 終盤に問題演習と再確認

 Week 1–2(Day 1–14):基礎固め・弱点洗い出し

• 英単語・文法、数学基礎、教科書の完璧化。

• 初回の模試があれば、スコアよりミス分析優先。

  Week 3(Day 15–21):応用演習の導入・時間管理訓練

• 長文・大問を時間を計って解く。

• 間違いは「原因別(知識不足/計算ミス/解法誤認)」に分類。

 Week 4(Day 22–28):模試受験&徹底復習

• 模試を受け、間違いを徹底分析 → 重点補強。

• 模試の「頻出分野」を短期プランに組み込む。

 Week 5–6(Day 29–40):実戦演習と仕上げ

• 志望校レベルの問題演習(過去問・実戦模試)。

• 再度、基礎箇所をチェックし「できる」状態にして終える。

(必要ならこの週割りを「科目別」に詳細化してOK)

模試の使い方(点数だけで終わらせない)

1. 即日復習:答案を見た直後に「分からなかった理由」を1問ずつメモ。

2. 分類:知識不足/読解力不足/時間配分ミス/計算ミス に分ける。

3. 再学習プラン:分類ごとに次の1週間で何をやるかを明確化。

4. 再演習:同じタイプの問題を10問以上解いて、再発防止。

5. 振り返りノート:模試ごとに「改善リスト」を残し、次回に生かす。

モチベーション維持・健康管理のコツ

• 生活リズムを崩さない:授業日と同程度の起床時間を保つ。

• 休憩を計画する:自身に合わせて50分勉強→10分休憩などで集中力を持続。

• スマホ対策:勉強中は別室に置く、通知を切る、アプリ制限を設定。

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• 適度な運動:毎日10〜20分の軽い運動で脳の疲労回復。

• 睡眠:最低6時間、可能なら7〜8時間を確保。夏バテ対策も忘れずに。

• 気分転換:午後をオフにして、友人との時間を作ることもモチベーションにつながる。 

記録と振り返り(成長を見える化する)

毎日記録する項目(例):教科名/学習項目/所要時間/理解度(%)/次にやること 週次チェック:1週間の合計学習時間、達成率、弱点一覧を作る。

月次目標:夏休み終了時点での到達目標(例:「英語:長文読解力+文法完成」「数学:数Ⅲの苦手分野を克服」)を逆算して日割りに。

よくあるトラブルと対処法(FAQ)

Q. やる気が出ない日がある

A. 小さなタスク(例:英単語〇個)を設定して達成感を得る。たまに午後は休むのも一つの手(切り替えが苦手の人は注意が必要)。

Q. 模試の点数が悪かった

A. 点数に一喜一憂せず、ミスの「原因分析」と「再学習プラン」を優先。

Q. 計画が崩れた

A. 予備日を使う/重要事項だけを優先して残りは後日に移行。計画は柔軟に。 

 

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最後に(まとめ)

夏休みは「短期間で成長できる最高の機会」です。

基礎固め→苦手克服→アウトプット→模試で方向性の確認というサイクルを回し続ければ、秋以降の伸びは確実に変わります。計画は細かく、でも余裕を持って。

健康とモチベーションも学力の一部です。悔いのない夏にして、志望校合格をつかみ取りましょう。

 

 

 
 

 

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