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こんにちは、スタディコーチセンター南校です。
日本の私立大学の中でも、圧倒的な人気とブランド力を誇る早稲田大学（早大）と慶應義塾大学（慶大）。
「早慶」と一括りにされることが多いですが、実は校風や学生の雰囲気、入試形態、キャンパス環境、求められる学力まで大きく異なります。
今回は、志望校選びから受験対策まで役立つ完全攻略ガイドとして、早慶のすべてをお伝えします。
自由闊達・多様性あふれる“開かれた”総合大学
立地・アクセス
本部の早稲田キャンパスは新宿区西早稲田にあり、東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩すぐ。高田馬場駅からも徒歩圏内でアクセス抜群。
学生街には古本屋や安価な飲食店が立ち並び、活気あふれる雰囲気。
校舎の雰囲気
歴史的な大隈講堂を中心に、赤レンガ調と現代的ビルが混在。理工学系は西早稲田キャンパス、文系1・2年生は和泉キャンパスで学びます。
学生の特徴
自由な校風の中で、自分の興味を徹底的に追求する学生が多い。政治、文学、スポーツ、文化活動と幅広く活躍。
キーワード：「多様性」「自由」「チャレンジ精神」
伝統と品格、“リーダー”を育てる学びの場
立地・アクセス
本部の三田キャンパスは港区に位置し、JR田町駅から徒歩約8分、都営地下鉄三田駅から徒歩すぐ。
1・2年次は日吉キャンパス（横浜市）が中心で、渋谷・横浜どちらからもアクセス良好。理工系は矢上キャンパス、国際系は湘南藤沢キャンパス（SFC）など、学部ごとに立地が異なります。
校舎の雰囲気
三田は赤レンガと近代的施設が融合し、落ち着きある都会的空間。日吉は緑豊かで広々とし、SFCは開放感あふれる先進的キャンパス。
学生の特徴
スマートで行動力があり、社会とのつながりを意識する学生が多い。OB・OGネットワークの強さは国内屈指。
キーワード：「実学」「エリート意識」「ネットワーク」
| 項目 | 早稲田大学 | 慶應義塾大学 |
|---|---|---|
| 一般選抜 | 学部別独自試験＋一部共通テスト利用 | 学部別独自試験（共通テスト利用ほぼなし） |
| 小論文 | 一部学部で実施（国際教養など） | ほぼ全学部で実施、学部ごとにテーマ傾向あり |
| AO・推薦 | 総合型選抜・指定校推薦あり | FIT入試（総合型）・指定校推薦あり |
| 特徴 | 幅広い受験方式と科目構成 | 小論文・記述重視、思考力・表現力評価 |
「早慶戦」と聞くと、東京六大学野球の名勝負を思い浮かべる人が多いですが、実はほぼ全ての部活・サークルで開催されます。
ラグビー、サッカー、バスケットボール、テニス、アーチェリーなどの運動部に加え、吹奏楽団や応援団、放送研究会など文化系団体でも実施。
学生・OB・ファンが一体となって盛り上がるこの伝統は、早慶ならではの誇りです。
全体方針：スピードと正確性を両立。英語・国語・社会のバランス重視。
英語：大量長文を制限時間内に読み切る練習。難解テーマにも慣れる。
国語：学部ごとの傾向差に対応し、古文・漢文は基礎固めを早期完了。
社会：膨大な知識をアウトプットできる状態に。時事問題にも対応。
ポイント：学部別過去問分析を早めに開始し、傾向に慣れる。
全体方針：小論文と記述力重視。共通テスト対策は最小限でOK。
英語：論理構造の把握を重視し、記述・要約練習を積む。
小論文：学部ごとのテーマ傾向に沿った演習（法→社会問題、経済→統計読解、SFC→国際・環境問題）。
その他：文学部は古文の配点が高く、理工系は数学・理科の高度な問題対策が必要。
ポイント：夏までに小論文の型を確立し、秋以降は過去問で磨く。
早稲田と慶應、どちらも学力・人脈・伝統を誇る大学ですが、校風、キャンパス環境、入試形態、求められる能力は大きく異なります。
自分の性格や将来像に合った大学を見極め、戦略的に勉強を進めることが合格への近道です。
憧れのキャンパスライフに向けて、一緒に走り出しましょう！
