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2025年08月20日 一般-参考書

受験生必見!「物理のエッセンス」を 圧倒的に使いこなす方法

受験生必見!「物理のエッセンス」を
圧倒的に使いこなす方法

「エッセンスは“神参考書”だって聞いたから買ったのに、成績が全然上がらない…」
「ただ問題を解くだけで、本当に力がついているか不安…」

多くの理系受験生が手にする名著「物理のエッセンス」。しかし、その真価を引き出せず、宝の持ち腐れになっているケースが後を絶ちません。「頑張って使っているのに…」と悩むあなたのために、今回はその壁を打ち破るための、具体的で再現性の高い4ステップ勉強法をコーチングします。この記事を読み終える頃には、「これなら自分にもできる!」と確信しているはずです。

この記事を書いた人

自己紹介画像

慶應義塾大学経済学部経済学科3年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生~大学受験生まで幅広い指導経験あり
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています!

「物理のエッセンスのやり方」が重要なのか?

なぜ、多くの受験生がエッセンスの使い方でつまずくのでしょうか?それは、エッセンスを「ただの問題集」だと誤解しているからです。エッセンスの本当の価値は、教科書で学んだフワフワした知識と、入試問題の間に存在する「深い溝」を埋める“橋渡し”の役割にあります。

物理現象の本質(エッセンス)を理解し、それをどう問題に応用するかという「思考の型」を学ぶための本なのです。だからこそ、ただやみくもに問題を解くだけでは効果は半減してしまいます。正しい手順で使いこなして初めて、あなたの物理の成績を劇的に伸ばす最強の武器となるのです。

 

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物理のエッセンス“ありがち”活用失敗例

「これ、自分のことかも…」と感じたら、それが成績アップの第一歩です。

失敗例①:「読むだけ」のエッセンス読書会
解説パートを小説のようにただ目で追うだけ。「ふむふむ、なるほど」と分かった気にはなるものの、いざ問題を前にすると手が全く動かない。インプットした知識をどうアウトプットに繋げるかの訓練が抜け落ちています。

失敗例②:「解いて満足」の一期一会
問題を一度解いて、丸付けをして、それで終わり。なぜその解法なのか、他の解き方はないのかを全く考えないため、数日後には完全に忘れてしまいます。「解いた問題数」に満足するだけで、知識が定着していません。

失敗例③:「解説写し」の写経タイム
分からない問題にぶつかった時、5分も考えずにすぐに答えを見て、それをノートに書き写してしまう。作業をしたことで勉強した気になりますが、思考力は全く鍛えられず、ただの時間の無駄遣いになってしまいます。

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成績を激変させる!エッセンス“完全攻略”4ステップ

ここからが本題です。失敗例を完全に克服し、エッセンスを骨の髄まで吸収するための具体的な手順をコーチングします。明日から、この順番を絶対に守ってください。

【ステップ1】最初に「例題」を“声に出して”説明できるまでやり込む

まず、各セクションの解説を読み、次に「例題」に取り組みます。しかし、ただ解くのではありません。「その問題を一度も見たことがない友人に、解き方を解説する」という設定で、声に出して説明できるレベルまで完璧に理解してください。

答えを隠し、自力で解く。

つまったら解説をチラ見し、再度挑戦。

最終的に、何も見ずにスラスラ解けるようにする。

仕上げに「なぜこの公式を使うのか」「この図のポイントは何か」をブツブツ声に出して解説する。

この一手間が、知識の定着度を劇的に変えます。

【ステップ2】問題を「◎・△・×」の3つに仕分ける

例題をマスターしたら、演習問題に進みます。しかし、いきなり1番から解き始めてはいけません。まず、その章の問題全てに目を通し、瞬時に解法が思い浮かぶかで仕分け作業をします。

◎:見た瞬間に解法が完璧にイメージできる問題

△:方針は立ちそうだが、最後まで解ききる自信がない問題

×:全く手が出ない、何を使えばいいか分からない問題

問題番号の横に「◎△×」を書き込むだけ。この作業で、自分が本当に理解していない問題が可視化され、無駄な勉強時間を削減できます。

【ステップ3】「△」と「×」を潰し、”24時間以内”に再挑戦する

勉強時間で取り組むのは、仕分けた「△」と「×」の問題だけです。「◎」は既にできているので、やる必要はありません。これが効率化のキモです。

まず「△」の問題から解き、自力で解ききることを目指す。

次に「×」の問題に挑戦。5分考えて分からなければ、潔く解説を読み込み、解法を完全に理解する。

理解したら、必ずもう一度、何も見ずに自力で解き直す。

【最重要】翌日、前日に解いた「△」と「×」の問題だけを、もう一度解く。これにより、記憶は一気に強固になります。

【ステップ4】”1週間後”に「△」と「×」だけを最終テストする

24時間以内の復習で、短期記憶には定着しました。これを長期記憶に変えるための最後のステップです。

1週間後、その章で「△」「×」をつけた問題だけを、もう一度テストします。

ここでスラスラ解ければ、その問題は完全にあなたのものになりました。もし解けなければ、それはまだ理解が浅い証拠。ステップ3に戻って再度潰してください。

この4ステップのサイクルを回すことで、エッセンスの問題はほぼ100%あなたの血肉となります。

さらに効果を高めるコーチの追加アドバイス

💡 教科書・傍用問題集とリンクさせる
エッセンスの解説で分からない部分があれば、それは基礎の抜けです。恥ずかしがらず、すぐに学校で使っている教科書や傍用問題集(セミナー物理など)の該当箇所に戻りましょう。急がば回れ、です。

💡 1周目は「フリクションペン」で解く
2周目、3周目と繰り返すことを前提に、1周目は消せるフリクションペンで解くのがおすすめです。ノートに解くのも良いですが、直接書き込む方が復習の効率が上がります。間違えた箇所や思考の過程が、未来の自分への最高の参考書になります。

 

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よくある質問 Q&A

Q.

「力学」と「熱・波動・電磁気」、どちらから始めるべきですか?


A.

結論から言うと、必ず「力学」から始めてください。力学は、物理のすべての分野の基礎となる最重要単元です。ここで学ぶ運動方程式やエネルギー保存則といった考え方は、電磁気や波動の問題を解く上でも根幹となります。力学を完璧に固めることが、他の分野の理解度を底上げする一番の近道です。

Q.

ステップ1の「例題」からもう分かりません。どうすればいいですか?


A.

それは、エッセンスに取り組む前の「土台」が固まっていないサインです。無理に先に進めようとせず、勇気を持って戻りましょう。具体的には、学校の教科書や、『宇宙一わかりやすい高校物理』のような、より噛み砕かれた講義形式の参考書を読み直してみてください。そこで基礎を固めてからエッセンスに戻ってくれば、以前とは比べ物にならないほどスムーズに理解できるはずです。

まとめ

本日は、「物理のエッセンス」を最強の武器に変えるための具体的な4ステップを解説しました。多くの人が陥る「読むだけ」「解きっぱなし」といった受け身の学習から脱却し、①例題の完全理解 → ②問題の仕分け → ③△×の集中攻略&24時間以内復習 → ④1週間後の再テストという能動的なサイクルを実践してください。この手順は、あなたの「努力」を確実に「実力」へと変換します。今日から、エッセンスの1ページ目を開き、ステップ1から試してみましょう!

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