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こんにちは、東京大学理科二類2年の上松颯真です。
国語では昔から記述問題が漢字ミスでよく減点されていました。皆さんの勉強に役立つ情報をお届けしていきます!
皆さんは漢字は得意ですか?
漢字は入試として出題されることはもちろん、一般常識としても詳しくなっておきたいですよね。
しかし、漢字は覚えることがたくさんあるので面倒に感じている人も多いでしょう。
漢字に苦手意識を持っている人は少なくはありません。
今回の記事では、現役東大生が楽をして覚えられる効率を極めた漢字の勉強法を紹介します!
漢字だけでなく他の教科の勉強法にも通じるポイントも盛り込んであるのでぜひ最後まで読んでください!
漢字は入試や日常のあらゆる場面に登場します。
漢字勉強をするメリットとして以下のことがあげられます。
特に漢字ミスをしてテストで減点されるといったことは皆さん経験があるのではないでしょうか。
もちろんこれらは一例にすぎませんが、やはり漢字に詳しくなっていて損になることはありません!
漢字の勉強法に入るまでに皆さんの漢字力をチェックしたいとおもいます!
問題はなんと、2022年に東京大学の二次試験の国語で実際に出題された漢字です。ぜひトライしてみてください!
こちらの漢字は「ひもがユルむ」のように使われる漢字です。
「コッケイな場面」という文脈で出題されました。
「意味シンチョウ」という四字熟語のシンチョウです。
小学校ですでに学習している漢字ですが、同音異義語として大学入試でもよく出題される漢字です!
それでは正解を発表します!
第一問:緩[弛](む)
第二問:滑稽
第三問:深長
でした。
東大で出題された漢字とはいえ、意外と解けた人もいるのではないでしょうか?
このように、大学入試では比較的基本的な漢字が出題され、同時に合否を分ける問題にもなりうるので、きっちり対策しておくことが必要です!
漢字が苦手な人は少なくはないでしょう。
部首や読み、熟語など覚えなければいけないことがたくさんあります。
さらに一度覚えたつもりになっても、テストになると思い出せないといったことも皆さん経験があるのではないでしょうか。
僕自身も漢字は苦手でしたが、勉強法を工夫することで克服することは十分に可能です!
漢字が得意な人も苦手意識を持っている人も、次に紹介する勉強法をぜひ実践してみてください!
お待たせしました!
ここからは東大生が実践していた漢字の勉強法の5つのポイントを紹介します。
効率を最大限高め、さらに確実に定着させるためのコツが詰まっているのでぜひ最後まで読んでください!
何から覚えればよいか分からないという人は、まず漢字の核となる意味を押さえましょう。
2022年に共通テスト国語で出題された漢字を例に見ていきます。
「遂」
皆さんはこの漢字の持っている意味がわかりますか?
この漢字には「なしとげる」や「ある結果に行きつく」という意味があります。
この意味をしっかり押さえていると、「未遂」「完遂」「遂行」といった熟語の意味も芋づる式に理解することができます!
さらに、「遂」は高校の漢文でも頻出の漢字で、「とうとう」「しまいに」という意味で使われます。
このように、漢字の核心の意味を捉えることで、熟語の意味を類推できたり、漢文にも役立ったりするので非常に効率の良い勉強法だといえます!
漢字を覚える際には漢字単体だけではなく、熟語やその類義語、対義語までまとめて覚えるようにしましょう!
なかには覚える量が多くなると時間がかかると感じる人もいるかもしれません。
しかし、熟語や類義語、対義語は漢字検定や入試問題でも出題されることが多いです。
これらの対策もできることを考えると、熟語や関連語も一度にまとめて覚えてしまうほうが効率のよい勉強法といえるでしょう!
覚える漢字が多くなっていくと部首の細かい部分があいまいになってしまうことがあります。
例えば、
「しめすへん」と「ころもへん」、「にんべん」と「ぎょうにんべん」、「おおざと」と「こざとへん」など、似た部首がある漢字は間違えやすいです!
漢字を勉強する段階で、部首に着目することで、間違えやすいポイントを整理して覚えることができます!
今回紹介する5つのポイントの中で一番大事なポイントになります。
どれだけ暗記法を工夫しても、どれだけ漢字を繰り返し見てインプットしても、実際に問題が解けなければ意味がありません。
分かったつもりの状態だけで終わらせないためには、アウトプットすることが重要です!
市販の問題集や学校で使っている漢字問題集、漢検の過去問などどれを使ってもいいので、覚えた漢字や熟語が実際に書けるかどうかチェックしてみてください!
実際に問題を解いてみるアウトプットの過程は、英単語や他の教科の勉強の際にも非常に有効なのでぜひ実践してください!
最後の漢字勉強のコツは短期間で覚えるということです!
大学入試で出題される漢字は約2000語ですが、そのほとんどは中学までに学習しています!
そのため、大学入試で求められる漢字力は比較的短期間で習得することができます。
具体的には、漢字検定などを利用しながら3カ月程度で漢字を完成させることができればベストです!
今回は、効率を最大限高めるための東大式の漢字の学習法を5つ紹介しました。
漢字は毎日の積み重ねで確実に実力をつけることができます。
皆さんも明日から実践して効率よく漢字を覚えていきましょう!
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また今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
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