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2022年11月12日 studycoach-official 東大生の勉強ブログ

【東大生直伝】成績アップ!高校生のための勉強計画の立て方

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【東大生直伝】成績アップ!高校生のための勉強計画の立て方

 

【東大生直伝】成績アップ!高校生のための勉強計画の立て方

こんにちは、スタディコーチライターのK.T(東大教養学部3年)です。

皆さんは普段どのように勉強を進めていますか?とりあえず課題を進めて、テスト前になったらテスト勉強を進めて、それ以外の日は特に何もしない、という方もいるのではないでしょうか。テスト期間ではない時に課題以外に何を勉強したら良いか迷うこともあるかもしれません。

そんな時に重要になるのは「学習計画を立てること」です。この記事では勉強計画を立てることの重要性と、東大生が実践していた勉強計画の立て方を紹介します。

 

勉強計画はなぜ重要?そのメリットを紹介

勉強計画を立てるのには意外と時間がかかります。「そんなに時間をかけてまでどうして計画を立てないといけないの?」「計画を立てている時間があったら勉強時間にあてたい」というご意見もあると思います。ですが、勉強計画を立てることでその後の勉強効率が格段に上がります。たとえば、その日にやることが明確になるため毎日勉強を始める際に「何をやればいいか」迷うことが少なくなります。また、自分に合わせた計画を立てることで苦手を効率よく潰すことができます。勉強が終わった際も、自分がどれだけ勉強したか可視化できるので達成感を感じることもできます。

 

勉強計画の立て方を6ステップで解説

勉強計画を立てることの重要性がわかったところで、早速計画を立てていきましょう。ここでは、東大生が実践していた勉強計画の立て方をご紹介します。計画を立てる際には以下の6つのステップがあります。

  1. 自己分析を行う
  2. 長期目標を立てる
  3. 短期目標(1ヶ月単位)を立てる
  4. 詳しいやることリストを作成する
  5. 週単位でやることを決める
  6. 1日でやることを決める

それでは、一つ一つを詳しく説明していきます。

①自己分析を行う

まず重要になるのは自己分析です。まずはこれまで受けた定期テストや模試を用意してください。そして、以下の手順でこれまでのテストを分析しましょう。

  • 間違えた問題に印をつける
  • その問題をなぜ間違えたのか理由を書き出す
  • どの分野に間違いが多いのか

自分の間違いを分析する際には「数学が苦手」「国語が苦手」というように科目単位で分析するのではなく、苦手な科目の単元や問題の種類を明確にするようにしましょう。たとえば、「場合の数と確率の応用問題が苦手」「古典文法が覚え切れていない」などです。

このような自己分析をすることで、自分が苦手にしている分野や得意な分野を明確にすることができます。テストの見直し方や自己分析の仕方は以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね!

【東大式】効果的な模試の復習方法!弱点を集中的に対策して合格に近づこう

 

②長期目標を立てる

自己分析で自分の現在地を把握したら、長期(半年〜1年)で達成したい目標を決めましょう。例えば、「〜大学の入試で〇〇点を取る」「定期テストの学年順位を10位以内まで上げる」などです。この時に重要なのは、目標に明確な「数値」を入れることです。こうすることで自分が達成しなければいけないことがわかりやすくなり、計画が立てやすくなります。

 

③短期目標(1ヶ月単位)を立てる

自己分析の結果と長期目標を踏まえて、その間の距離がわかったら、1ヶ月単位の短期目標を立てていきましょう。入試を見据えた受験生だとしたら、1年間の短期目標は以下のようになります。

2月に入試がある

→1月中旬(共通テスト終了後)から2月は2次試験の過去問演習

→12月~1月中旬は共通テスト・センター試験の過去問

→10~11月で発展問題演習(余裕があれば2次試験過去問)

→9月で応用問題演習

→8月で基礎のおさらい

→4〜7月で主要科目の基礎おさらい、副科目のインプット

 

④詳しいやることリストを作成する

短期目標が立てられたら、直近1ヶ月のやることを整理していきましょう。例えば、上記のスケジュールで高校3年生の4月の学習計画を立てるとしたら、以下のような解像度のやることリストを作成しましょう。

  • 学校の定期テスト対策をして、今習っている範囲の勉強を完璧にする。
  • 国語の古文単語帳、古典文法帳、漢文句法の参考書をそれぞれ1周する。現代文の問題を週に1題解く。
  • 数学の苦手分野(場合の数と確率、整数、三角関数)について、それぞれ参考書Aの基礎問題を解き直す。
  • 英作文と和文英訳問題を10題ずつこなす。読解問題を5題こなす。英単語と英文法の参考書をそれぞれ半分は終わらせる。

 

⑤週単位でやることを決める

次は1週間でやるべき勉強量を割り出していきましょう。上記の例を踏まえて1週間のやることリストを作ると以下のようになります。1ヶ月のやることを4で割るだけなので、ここは容易にできますね。

  • 国語 → 古文単語帳2章、古典文法帳1章、漢文句法2章、現代文の問題1題
  • 数学 →1週間で1分野の基礎問題
  • 英語 → 英作文、和文英訳問題を2題ずつ、読解問題を1題、英単語と英文法の参考書1章

 

⑥1日でやることを決める

週で決めたやることリストを1日単位まで落とし込んでいきましょう。その際に、自分の予定や空き時間を確認したあと配分していくと良いでしょう。日にちごとに、「何ページから何ページ」という細かい単位まで落とし込むことが大切です。

 

【注意点】予備日や休憩日を定期的に作る

突然の予定や内容理解に時間がかかって計画通りに進まないことも考えられます。

その時のために、計画は余裕をもって組むことが大切です。2週間に1回程度は勉強の遅れを取り戻すための予備日を設定しておきましょう。

また、ずっと勉強し続けていると疲れてきてしまいますよね。そこで、時々は一切勉強をしない「休憩日」を作っても良いと思います。受験生の場合はそんなに頻繁に休んではいられませんが、受験生ではない場合は1ヶ月に1回はそのような日があっても良いかもしれませんね。

 

まとめ:東大式計画の立て方で効率よく勉強しよう!

今回ご紹介した計画の立て方をまとめると以下の通りです。

  1. 自己分析を行う
  2. 長期目標を立てる
  3. 短期目標(1ヶ月単位)を立てる
  4. 詳しいやることリストを作成する
  5. 週単位でやることを決める
  6. 1日でやることを決める

計画を立てることは面倒に感じるかもしれませんが、闇雲に勉強するよりも格段に勉強効率がアップします。自分に合った計画を立てて、効果的な勉強を行っていきましょう。

また、勉強を進める際には以下の記事の内容も参考にしてみてくださいね。

【東大式】自宅での勉強に集中する5つの方法を徹底解説!【中学生・高校生必見】

【現役東大生が語る】高得点奪取のための高校の定期テスト攻略法

 

 

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