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2023年09月20日 studycoach-school コラム

東大生が教える勉強法③数学編

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こんにちは!

スタディコーチ新宿校の山﨑です!

この記事では、出身高校から同学年で唯一東京大学に現役合格した私が受験生時代どのように勉強をしていたのか、詳しく紹介していこうと思います!

東大生が教える勉強法③数学編

受験数学で点数を上げるには?

今回の記事では、受験数学の勉強の仕方についてお話していきたいと思います!

、、、と言っても、実は私は数学があまり得意でなく、東大2次試験の数学は結果が良くありませんでした、、笑

ということで今回は共通テスト等のレベルでは満点、早慶くらいまでなら合格点が取れた数学が苦手な東大生の勉強法としておすすめができたらと思います!笑

【東大生が教える勉強法】使っていた参考書

大学受験をするに当たって私が使っていた参考書は以下の4点です!

・4step
・一対一対応の数学
・大学への数学 スタンダード演習
・塾のテキスト(東大数学の講座)

レベル感としては、4stepと一対一対応の数学でセンター試験満点レベル、大学への数学スタンダード演習と塾のテキストが二次試験に向けたものだったので、スタンダード演習が早慶の二次試験で合格点を超えるレベル感かと思います。

おおまかな学習スケジュールは以下のようなものでした。

高校2年生の夏休み→数ⅠA、数ⅡBの4STEPを一周
9月~10月   →塾の映像授業で数Ⅲの基礎授業を全て受ける
11月~1月   →数Ⅲ4STEPを一周
1月~5月    →全範囲4STEPをわからない問題がなくなるまで
6月~7月    →一対一対応の数学全範囲
8月~受験前日  →スタンダード演習・塾のテキスト

数学が苦手だったためかなり多くの時間を費やした私ですが、その中で大幅に勉強効率が上がった復習の仕方についてご紹介したいと思います!

【東大生が教える勉強法】絶対に真似してほしい勉強法

数学の学習において私が大切だと思うのは
1.問題集を完璧にすること
2.復習の仕方
の二つです

問題集を完璧に

数学の受験勉強において、「問題集を一周解き終わった!!」という状態でその問題集をやり始めた前後では、ほとんど点数が上がりません。

なぜなら、もともとできた問題を解いただけだからです。

まず、問題集を解く際に必ずしてほしいのが、初見で完璧に解けた問題には印をつけることです。
問題集を反復して何周も解くことは必要ですが、最初から解けた問題を何度も繰り返して解く必要はありません。

私は、できなかった問題のみを繰り返し解き、悩まずに解けるようになった問題からマーカーでしるしをつけていき、すべての問題にマーカーがついた状態を問題集をやり終えた状態としました。

しかし、もちろん何回もやってみてもどうしても苦手な問題というのが何問かは存在するもので、、、そういった問題には付箋をつけておいて、次の問題集を進めながらたまに戻ってその問題を解いてみたり、受験前日に最終確認として解いたりしていました!

私は、英語が高校2年生の夏前にほとんど完成していたため、理系科目に使う時間がそれなりに取れ、数学の問題集を4冊も使っていたのですが、正直ほとんどの受験生は基礎レベル1冊、二次レベル1冊で過去問に移行するのが妥当だと思います。

その時に絶対に気を付けてほしいのが、
解けない問題がまだまだあるのに新しい問題集をやらないこと」です。

私の同級生では学校で配布された4STEPと過去問のみを完璧にやりきって慶應義塾大学の医学部に現役合格した例もあったように、数学においては何の問題集を解いたかよりも「一度解いたことのある問題が確実に解けるようになっているか」が重要なのです。

この記事を読んでくださった皆さんは是非手元にある問題集を全問完璧に解けるようにしてみてください!!

復習の仕方

次に具体的な復習の仕方についてです!

私ははじめ、問題集を解いて、一周解き終わったらできなかった問題をはじめからやり直して、、というのを繰り返していたのですが、正直2周目以降できなかった問題が解けるようになるまでかなりの時間を無駄にしてしまっていました。

そこで取り入れた復習方法が
・解けなかった問題はその場で解答・解説を確認し、理解した直後にもう一度解いてみる。
→解けなかった場合は、解答を見ずに解けるようになるまでその場でやり直す
・1周目を解いた日付を把握し、各問題(解けなかった)最初に解いてから約1週間後にもう一度解き直す。
という復習の仕方です。

一度解けなかった問題をその場で解き直すことで、どこが原因で解けなかったのかが明確になると共に、解答を見たことで本当に理解ができたのか確認することができます。
さらに、解けなかった問題を1週間後にもう一度解くことでより効率よく解き方を覚えることができ、この2つを取り入れたことによって、それまでと同じ勉強量に対する点数の伸びが格段に上がりました

このように、その場で一問一問しっかり解き直すと共に短いスパンで2周目の復習を行う数学の勉強法を皆さんも是非試してみてください!!

【東大生が教える勉強法③数学編】まとめ

今回は受験数学の勉強についての記事でしたが、いかがでしたか?

私自身、数学は苦手でしたが、記事に書いたように勉強し、東大受験前日にはそれまで使った問題集で最後まで苦手だった10問ほどの問題を解ききり、どうにか「やれるだけのことはやりきった!」という気持ちで試験に臨みました。

根気強く、一つの問題集を全問完璧に解けるように、という私の勉強方法を是非皆さんも試してみてください!!

 

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