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大学選びは人生の重要な岐路です。
自分に合った大学を選ぶことで、学問の興味をより深め、自己成長に繋がります。
この記事では、選び方の基本を筆者の体験談も交えながら6ステップに分けてご紹介します。
この記事を監修した人
K.M
地方から現役で早稲田大学に合格し、3年前に卒業しました。
受験の酸いも甘いも経験した私が、皆さんにとって有益な情報をお伝えします!
自己分析は、自分に合った大学を見つける第一歩です。
自分の長所、短所、興味、関心を理解するところから始めましょう。
長所と短所を明確にし、自分の特性を理解することが重要です。これにより、適性が見えてきます。
例えば、自分の長所が「コミュニケーション能力」だと思う人は、地元から離れた大学で一人暮らしをすることも可能かもしれないですが、反対にコミュニケーション能力が乏しいと思っている人は、そういった環境に飛び込むと悩んでしまうことが増えてしまうかもしれません。
そこまで時間をかける必要はないので、一度考えてみましょう。
興味や関心事を整理し、自分が何を学びたいのかを明確にしましょう。これが大学や学部選びの基準となります。
同じ文系の人でも、「経済学に興味がある」という人もいれば、「文学に興味がある」という人もいます。また、「とにかく英語を日常から使って極めたい」という人もいるかもしれません。
学部だけでなく、大学自体を決める上で重要な要素になるので、時間を取って考えるようにしましょう。
ここを疎かにしていると、大学入学後に「こんな勉強楽しくないな……」となってしまいかねません。(私の周りにも何人かそういった人がいました……)
自己分析の結果を基に、大学や学部を選びます。大学の特色や評判も考慮して選ぶようにしましょう。
大学ごとに特色や強みがあります。情報収集をして、評判や特色を把握しましょう。
ランキングや評価サイトも参考になりますので、必要に応じて確認してみましょう。
学部や学科の特色を理解し、自分の興味や進みたいキャリアと合うか確認しましょう。
学部や学科でキャンパスが分かれている大学も多いので、その辺りも含めて調べてみるようにしましょう。
例えば、早稲田大学には合計9つ(※)のキャンパスがあります。学部やキャンパスによって雰囲気もかなり変わってくるので、大学だけを調べるのではなく、学部まで深掘って調べてみるのが良いです。
※学部を持たないサテライトキャンパスも含みます
大学や学部の就職実績や研究内容を調べ、将来のビジョンと合致しているか確認しましょう。
高校生の時点でここまで考えられている人は少ないとは思いますが、自分の将来ありたい姿を考えられている人にとっては重要な観点です。
一部の職業を除き、「この大学に行かないと就職できない」ということはないですが、就職実績が良いとその分その大学のOBが多いということになるので、就職活動の際にも相談できたりと可能性が広がります。
入学後に「あっちの大学にしておけばよかったな……」とならないよう、卒業後も見据えて選ぶようにしましょう。
オープンキャンパスや学校説明会は、大学の雰囲気を知る良い機会です。
行きすぎるのも勉強時間が少なくなってしまうのでよくないですが、興味のある大学は一度は自分の目で見ておくようにしましょう。
私は地方に住んでいたこともあり、オープンキャンパス等のイベントに参加せずに、入学してから初めて大学の雰囲気を感じました。最初は戸惑うことも多かったので、可能であれば事前に雰囲気を感じておく方が良いと思います!
今はVRオープンキャンパスや動画で雰囲気を確認できるようにしている大学も多いです!遠いから・交通費が高いからといった理由で諦めずに調べてみましょう!
オープンキャンパスに参加する際、予め計画を立てましょう。
訪れたい施設や聞きたい講義をリストアップしておくと効果的です。(自分の行きたい学部は○○学部だから、○号館は見ておこう、など)
また、学校説明会では入試の内容や学費・カリキュラムについて詳しく聞けます。
せっかく時間をかけて行くのであれば、疑問や不明点は積極的に質問するようにしましょう。
ランキングや評価サイト・口コミを活用して、大学の品質を確かめましょう。(あくまでもネットの情報なので全てを鵜呑みにしないようにはしましょう!)
ランキングサイトでは、多くの大学の評価がまとめられています。
大学全体の総合評価だけでなく、学部ごとのランキングも参考にしましょう。
評判や口コミは、実際の学生の意見が反映されているため重要です。
しかし、個人の意見も含まれる+中には誤った情報を記載している人もいるため、情報源を幅広く持つことを意識しましょう。
自分の知り合いに興味のある大学に通っている先輩がいる場合は、積極的に聞いてみるようにすると良いです。
入試要項を確認し、過去問や模試で実力を測りましょう。
大学・学部ごとに入試の種類が異なります。センター試験、二次試験、AO入試等、要項をしっかり確認しましょう。
ここの確認が漏れていると、受験勉強の計画にも大きく影響しますので注意しましょう。
なるべく早く志望校を決められていると、受験に必要な科目も狭めて勉強が進められるので非常に効率的です。(もし最終的な志望校に○○と○○の科目が不要、ということになれば、それまで勉強してきた時間をもっと過去問演習に使えた……ということになりますよね?)
過去問を解いて傾向を把握し、模試で実力を測定しましょう。これにより、得意分野や苦手分野が明確になります。
ここでは模試の結果だけがすべてではありません。模試はあくまでも模試ですので、結果で一喜一憂せず今の自分の位置と合格までに何が必要なのかを冷静に見つめ直しましょう。(極端な話、模試で1位を取っても合格ではありません)
学費は重要な選定基準です。奨学金の利用も考えましょう。
筆者も入学してから「え、そんな奨学金あったの!」と驚くことがありました。中には返済不要の奨学金もありますので、調べてみるようにしましょう。
学費の詳細を確認し、奨学金の種類や条件を調べましょう。利用できる奨学金があれば、負担を軽減できます。
奨学金には大きく分けて以下2種類があります。利用する場合は応募条件等を十分に調べて、自分に合った奨学金を選択するようにしましょう。
また、奨学金の申請には、締切や必要書類があります。注意点を把握し、計画的に申請しましょう。
このガイドでは、大学選びの基本6ステップをご紹介しました。
改めて今回ご説明した6ステップをおさらいしましょう。
この6ステップを踏まえ、具体的な大学や学部をリストアップし、更に深く調査しましょう。
自分に合った大学を見つけ、目標に向かって努力し続けましょう!
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今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
スタディコーチ(studycoach)は現役東大生・早慶生のみが質の高い授業を行っており、高い指導実績と満足度を誇るオンライン個別指導塾です!
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