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こんにちは!
スタディコーチ新宿校のカガミです。
受験生の皆さんは、「勉強中に音楽を聴くのはアリなの?」と一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。筆者も受験生時代はよく疑問に思っていました。筆者は「なんとなく集中力が下がりそう…」という理由で、勉強中に音楽を聴くことはしませんでした。
しかし、このことが気になり調べていると、最新の研究では学習の際に音楽を取り入れることで、集中力の向上やリラクゼーション効果が期待できることがあるとわかったそうです!ただ、どんな音楽を聴くか、聴くタイミング、音量など、様々な要素が学習効果に影響を与えるので注意が必要です。
本記事では、これらの要素を考慮し、音楽を聴きながら効果的に学習するための最先端の方法について、具体的かつ詳細に解説します!
この記事を監修した人
カガミ
東京大学文学部2年生です。一浪して入学しました。現在はスタディコーチ新宿校で勤務しています。自分の受験経験を活かし、みなさんのお役に立てればと思います!
音楽と学習の関連性は、古くから多くの学生や研究者の関心を集めています。音楽のリズムやメロディが脳を刺激し、心地よい状態を作り出すことで、学習効果が向上すると言われています。
特に、前頭前野が活性化し、これが学習や思考の中核となる部分を刺激します。音楽には、アルファ波を増加させる効果があり、これにより集中力が向上し、リラクゼーション効果も得られます。
上では、音楽が前頭前野を活性化させ、学習に効果があると述べました。しかし、音楽のジャンルや選定方法によって、その効果は大きく異なります。ここでは、音楽がもたらす学習効果について、具体的な例を交えながら解説します。
アルファ波の増加により、集中力が向上し、音楽のリラクゼーション効果によって、学習効果が向上します。
例えば、バッハの「マタイ受難曲」やモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などのクラシック音楽は、心を落ち着かせ、深い集中状態を作り出します。これにより、学習内容をより効率的に、かつ深く理解することができます。
また、リラックスした状態で学習することで、情報の吸収が向上し、長時間の学習でも疲れにくくなります。
音楽のジャンルによっても、学習効果には大きな違いがあります。以下で、各ジャンルの音楽が学習に与える効果について、具体的な例とともに解説します。
クラシック音楽は、その柔らかなメロディとリズムによって、心を落ち着かせ、集中力を高めます。
モーツァルトやバッハの音楽は、脳のアルファ波を増加させ、リラクゼーション効果があります。これにより、学習内容を深く理解し、記憶に定着させることができます。
また、クラシック音楽は、学習中のストレスを軽減し、心地よい学習環境を作り出します。
ジャズやブルース音楽は、その独特のリズムと即興性によって、創造性を刺激します。
これにより、新しいアイデアや視点が生まれ、学習内容を多角的に捉えることができます。
ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスの音楽は、心地よいテンションとリラクゼーションを与え、学習の効率を向上させます。
ロックやポップス音楽は、そのエネルギッシュなメロディによって、学習意欲やモチベーションを向上させます。
ビートルズやクイーンの音楽は、ポジティブなエネルギーを与え、学習に対する意欲を刺激します。これにより、学習内容に対する興味が湧き、学習効果が向上します。
その時する勉強に合わせて聴く音楽を変えたり、音量を調整することで学習効果に大きく影響します。
歌詞の有無や言語の選定、テンポやリズムの調整、音量の適切な調整など、様々な要素を考慮する必要があります。
以下で、これらの要素について、具体的な方法とともに解説します。
歌詞の有無は、学習内容によって考慮する必要があります。
例えば、言語に関する学習(英語の勉強)の際には、歌詞がない音楽や、理解できない外国語の歌詞の音楽が適しています。これにより、歌詞に意識が向かず、学習内容に集中することができます。
また、歌詞の内容や言語も、心地よい状態を作り出し、学習効果を向上させます。
学習内容や目的に合わせて、テンポやリズムを選定することが重要です。
計算や論理的な思考を要する学習の際には、テンポが遅く、リズムが整った音楽が適しています。これにより、心が落ち着き、集中力が向上します。
一方、暗記や理解を深める学習の際には、テンポが速く、リズムが複雑な音楽が適しています。これにより、脳が活性化し、学習効果が向上します。
音量も学習効果に影響を与えます。適切な音量で音楽を聴くことで、集中力を保ち、心地よい学習環境を作り出します。
音量が大きすぎると、耳が疲れ、集中力が散漫になります。
一方、音量が小さすぎると、音楽の効果が得られません。学習内容や個人の好みに合わせて、適切な音量を選定しましょう。
音楽を聴くタイミングも、学習効果に大きく影響します。ここからはどんなタイミングで聴くべきかを見ていきましょう!
勉強の始めに音楽を聴くことで、心地よい状態を作り出し、集中力が向上します。
また、集中力が切れたときに音楽を聴くことで、脳をリフレッシュし、再び集中することができます。これにより、長時間の学習でも効率的に学習内容を理解し、記憶に定着させることができます。
ポモドーロテクニックはご存じでしょうか?これは25分間勉強したら5分間休憩するというルーティンを繰り返し、4セット終了後に15分間の長い休憩を取る勉強法です。
この休憩時間の際に音楽を取り入れることで、リフレッシュすることができ、休憩時間をより効果的に利用し、学習効果を最大化することができます!!
ここまで音楽が学習に与えるポジティブな効果を見てきましたが、音楽を聴くと学習効率が下がる場合もあります。
ですから、音楽を学習に取り入れる際には、注意と対策が必要です。
基本的に、音楽を聴くことが適している勉強は「単純作業の勉強」と言えます。例えば、単純な計算問題などです。こういった時には音楽を聴くことで集中力が高まり効果的です。
一方、現代文や英語の読解などの時には音楽を聴くことが効率の悪化に繋がります。
しっかりと学習内容に合わせて、音楽を聴くべきかどうか、どんな音楽が最適かを考えることが重要です!
上で紹介したポモドーロテクニックに音楽を取り入れた方法は、机に向かうことに不慣れな人にとって良いルーティーンを作ってくれるでしょう。
「勉強はしないといけないけど、何からすればいいかわからない…」という人はまず学習スケジュールを作成し、その優先順位を決定し、ポモドーロテクニックを使って勉強を進めてみましょう!
とはいっても、自分一人で学習スケジュールを作成し優先順位を決めるのは至難の業です。
筆者が在籍するスタディコーチは学習スケジュールの作成・管理を東大・早慶生が一緒にやってくれるサービスです!!
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この機会にぜひご利用いただき、お試しいただければと思います!
本記事で紹介したポイントを踏まえ、音楽を学習の一環として効果的に取り入れる方法をまとめます。
音楽の選定や調整方法、聴くタイミングなど、様々な要素を考慮し、心地よい学習環境を作り出しましょう。
これにより、学習効果が向上し、より深い理解と記憶の定着が期待できます。
これらのポイントを踏まえ、音楽を効果的に学習に取り入れ、学習効果を最大化しましょう!
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今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
スタディコーチ(studycoach)は現役東大生・早慶生のみが質の高い授業を行っており、高い指導実績と満足度を誇る個別指導塾です!
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