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みなさん、英語の学習は順調でしょうか?
英語の勉強はやらなくてはいけないと分かっていても、ついつい億劫で先延ばしにしてしまいますよね……
しかし英語力の向上は、大学入試において極めて重要な要素です。こちらの記事では、受験生が英語の点数を効率的に向上させるための具体的な勉強法を解説します。
勉強する際の注意点も取り入れてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事を監修した人
K.M
地方から現役で早稲田大学に合格し、3年前に卒業しました。
受験の酸いも甘いも経験した私が、皆さんにとって有益な情報をお伝えします!
英語は、グローバルなコミュニケーションの手段として、また、多くの大学入試において高得点を要求される科目として、受験生にとって無視できない存在です。特に、難関大学の入試では、高度な英語力が求められます。
入試のため、また大学入学後の自身のスキルのためにも英語力の向上に力を注ぎましょう。
大学入試において、英語は多くの配点を占めているケースが多いです。
主に以下2点のスキルが必要になります。
リーディングについては、ほとんどどこの大学でも出題される長文読解問題で必須のスキルになります。後述する勉強法を参考にして、スキルを伸ばしましょう。
リスニングについては、共通テストで必要になります。共通テストは多くの受験生が受験すると思いますので、こちらもスキルを伸ばす必要があります。
また、リスニングについては特にすぐに身につけることが難しいスキルになるので、早い段階から準備しておくようにしましょう。
英語力は、入試だけでなく、将来的に海外へ留学をしたり、国際的に活躍するためには重要なスキルになります。
また、多くの企業では英語力を重要な採用基準としています。採用条件に「TOEIC○○点以上必須」という形で設定していたり、入社後も「TOEIC○○点以上保持していないと海外赴任NG」といったような制約が設けられているケースも多いです。
入試はもちろん、その後の人生においても英語力は身につけていて損なことは絶対にありません。
英語学習を効果的なものにするためには、明確な目標設定と勉強を習慣化することがとても重要です。目標設定から習慣化まで、学習を継続するためのポイントを解説します。
目標は、具体的かつ達成可能なものに設定しましょう。目標は明確であればあるほど良いです。点数や時間など、具体的な数値を目標にすることで自分が目標を達成したのか、達成できていない場合はどれくらい足りないのかが明確になります。
また、短期的な目標と長期的な目標を併せて設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。例えば、
といったように、年単位~週単位での目標を設定して、毎週目標に対する進捗を確認していくのが理想です。
毎日一定の時間を英語学習に充てることで、知識とスキルが定着します。特に、毎日のリーディングとリスニングの練習は、スキルアップに直結します。例えば筆者は
といったことを徹底していました。特にリスニングについては習慣化することで耳が慣れていき、共通テストのリスニング問題はかなり高得点で安定するようになりました。
皆さんも英語はとにかく毎日やることを徹底して取り組んでみてください!
リスニングは、英語の中でも特に日常生活での実践が求められるスキルです。効果的な教材の選び方から、日常生活での練習法まで、リスニングスキルを向上させるための方法を紹介します。
リスニングの教材選びは、レベルや目的に合わせて選ぶことが重要です。初級者は、基本的な会話を中心とした教材から始め、中・上級者はニュースや講演などの内容を含む教材を選ぶと良いでしょう。
ただ、筆者の所感としては教材選びよりも「毎日英語を耳で触れる」方が重要だと思います。これと決めた教材を毎日欠かさず聴くようにしましょう。
教材以外でも、日常生活の中でリスニングの練習を取り入れることで、自然な英語のリズムや発音に慣れることができます。例えば、
などの方法があります。特に、趣味や関心を持つトピックのコンテンツを選ぶことで、楽しみながら効果的に学習することができます。
ただ、重要なのはただ英語を聴いているだけではなく、後から日本語訳も確認して何の話だったのかは理解するようにすることです。リスニング用の教材には日本語訳がついているものがほとんどです。そのため、最初は訳を見ずに英文を聴き、日本語訳を確認した上で再度英文を聴いて内容を理解するのが良いです。
できるだけ毎日実践して英語に耳を慣れさせることが大事です!!
リーディングは、情報を正確にキャッチするための重要なスキルです。短文から長文へのアプローチ方法や、難解な文章の解読テクニックを紹介します。参考にしてみてください。
初めは短い文章や段落を中心に読解練習を行い、徐々に長文へと挑戦していくことがおすすめです。
短文では文の構造や基本的な文法表現を学び、長文では情報の整理や要約の技術を養います。長文は結局短文がいくつも組み合わさってできているので、短文1つ1つを理解できるようにならないと長文も理解することはもちろんできません。
スキルがある人はどんどん長文演習に取り組めばよいですが、文法の理解が怪しくて短文も理解できていない人は、焦らずにまずは短文を理解できるように学習計画を立てていきましょう。
難しい文章に出会った際は、まず全体の流れを掴むことを目指しましょう。
具体的には、文章の最初と最後、各段落の最初の文を読むことで、大まかな内容を理解することができます。また、知らない単語が出てきた場合でも、文脈から意味を推測する技術を養うことが重要です。
重要なのは、難しい文章や単語が出てきた時に焦らないことです。入試問題には必ずと言っていいほど知らない単語や表現が出てきます。(全て覚えている人はすごいですが……)
その際に「単語がわからないから読めない、どうしよう」ではなく、その単語を省いた状態で文章を訳してみましょう。大体の訳はわかりますので、気にせず読み進めるのが重要です。知らない単語は時間をかけても思い出すことはできません。
スピーキングは、英語を実際に使ってコミュニケーションを取るためのスキルです。受験においてはほとんど必要にはならないスキルですが、留学や海外で働くとなった場合には必須のスキルです。
ここでは発音の重要性や、実際のディスカッションでの実践方法を紹介します。
正確な発音は、相手に自分の言葉を理解してもらうために不可欠です。
特に、英語の発音は日本語とは異なるため、意識的な練習が必要です。英単語やリーディングのスキルが高い人でも、海外の方に話している内容が全く伝わらないケースも多いのは発音が正しくないからです。
練習法については難しいですが、外国人の方と話すのが最も良い練習法になります。いない場合は、リスニングの練習と合わせて正しい発音に注意して聴いてみることを意識してみましょう。
実際の会話の中で英語を使うことで、スピーキングスキルを向上させることができます。学校でのディスカッション、プレゼンテーションは、実践的な練習の場として最適です。
英語の授業でそういった練習の場があった時には、積極的に参加して自分のスキルを磨いてみましょう。
英語の文法と単語は、英語学習の基礎となる要素です。この基礎がしっかりしていないと、前述したリーディング・リスニングのスキルは向上しません。一番最初にここをしっかり固めるようにしましょう。
英語の文法は複雑ですが、基本的なルールを理解することで、多くの文を正しく構築することができます。
英文法に関しては、参考書は何を使っても問題ありません。というのも、文法は英語という1つの言語の「ルール」になるので、どの参考書にも記載してある内容は同じです。おそらく学校で共通の参考書を使われていると思いますので、その参考書を完璧にすることに集中しましょう。
文法をマスターすることで長文読解のスキルはもちろん、その他の問題での取りこぼしも圧倒的に少なくなります。例えば、4択の選択肢の問題(A~D)で「AとBは文法的にあり得ないな」ということが判断できれば、その時点で正解まで50%に絞ることができます。このように、試験での正答率を安定させるには文法の知識は不可欠になります。
単語は、英語学習の基礎となる要素です。先程、全ての単語を完璧にする必要はないと言いましたが、なるべく多く覚えていて損はもちろんありません。また、最低限は覚えておく必要があります。
単語を覚える際の注意点としては、1語に時間をかけすぎないことです。よく「1日10単語ずつ覚えていこう」といった目標を立てる人がいますが、これはあまりおすすめしません。
というのも、人間の脳はそもそも復習しないと忘れてしまうようにできているので、単語の勉強においては高い回転率が重要になります。「1日10単語」よりも1単語にそこまで時間をかけなくてもよいので「1日200単語」を毎日復習するほうが効果が高いです。実践してみてください。
英語のスキルは、将来のキャリアや海外での活動に大きな影響を与えます。受験生の方にはまだイメージしづらいかもしれませんが、英語を話せるようになることで自分の将来の可能性がかなり広がります。受験のためはもちろん、その先のためにも英語力を伸ばすのを頑張りましょう。
英語を流暢に話せることは、海外の大学や企業で活躍したいと思ったときに大きな武器となります。
特に、将来的に「大学に入学したら長期の留学に行きたい」「国際的な企業で働きたい」などと考えている人は英語を話せることは必須のスキルとなります。
また、最近は外国の方を受け入れている企業も多くなっています。そういった背景もあり、外国に行かなくても英語を話せるとビジネスシーンで重宝される機会も増えてきています。
英語は、国際的なコミュニケーションのツールとして使用されます。今や世界の共通言語としての地位も確立しているのが英語になります。
留学やワーキングホリデー、海外赴任など、様々な理由で海外へ行った際も英語が話せれば困ることは少ないでしょう。
また、先述したように日本国内でも外国人の方がかなり増えてきています。そういった方とコミュニケーションをとる際にも英語を話せるようになっておくに越したことはないでしょう。
今回は主に効率的な英語の勉強法と英語力を身につけることのメリットについて解説してきました。改めて以下にまとめます。
以上です。英語学習におけるそれぞれのスキルの勉強法を理解して、英語力を向上できるように頑張りましょう!
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今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
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