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みなさん、受験勉強は順調に進んでいますでしょうか。
「難関大学に行きたいのになかなか成績が上がらない……」
「とりあえず塾に行きたいけど、自分に合っているかわからない……」
「個別指導、集団指導ってよく聞くけど結局どう違うかよくわからない……」
このような悩みを抱えていませんか?
一言で塾といっても、たくさんありすぎて、塾選びに迷ってしまいますよね。世間では、大きく、個別指導・集団指導の二つに分けられることが多いです。難関大学合格を目指す人にとって、どちらが向いているのか、見分けるのは難しいです。
そこで今回は、塾探しの一助として、個別指導・集団指導について紹介していこうと思います。
難関大学合格のサポート探しのために、ぜひ参考にしてみてください!
この記事を監修した人
K.T
東京大学法学部に在籍中です。
地方から塾なしで合格しました。
現在は司法試験目指して勉強しています。
勉強に関する様々な情報をお届けします!
指導形態には、大きく分けて「集団指導」と「個別指導」があります。
集団指導は、学校のように、先生一人が授業を通して生徒複数人に対し指導する形態です。先生・講師による、一方向的な教え方が基本となります。
これに対し、個別指導とは生徒一人に対して先生一人がついて、勉強について指導する形式のことを指します。生徒の意見を聞きながらの、双方向的な教え方が基本となります。
両者にはメリット、デメリットがありますので、比較していきます!
集団指導は他の生徒と一緒に受けるため、他の生徒との比較がしやすかったり、他の生徒の頑張りを見てモチベーションを上げることができます。また、画一的に漏れなく、全分野を教えることができます。
しかし、授業によらざるを得ないので、生徒一人一人の進捗度合いに合わせるのが難しいというデメリットがあります。どうしても教え方が平均化してしまいます。
個別指導は、集団指導のデメリットを補っており、生徒一人一人に合った対応ができます。科目ごとの得意不得意に合わせた勉強戦略を一緒に考えたり、同じ科目でもわからない分野を集中的に教えたりすることができます。
しかし、他の生徒との比較は生徒個人が実感することは難しいです。また、個別指導は、集団指導で足りない・理解できないところを補う形ですので、漏れなく全分野を教えることも難しくなってしまいます。
個別指導・集団指導双方に良し悪しがあることがわかったかと思います。
基本的には、自分の弱点を見つめて、自分に合った方を選ぶというのが短絡的な結論になってきます。
しかし、自分の弱点や勉強の傾向が客観視できる人はそうそういません。
まずは自分の勉強法が合っているのか、勉強計画が合っているのかがわからないと何もできない、ということになってきます。
そこで、合格経験や正しい知識を有する第三者からのアドバイスが必須になってきます。
以下では、この観点から個別指導・集団指導に向いている人はどんな人か、それぞれ検討していきます。
まず、授業だけ受けていれば難関大学に受かるということはありません。授業外で、自分で予習復習をすることで、知識が定着し、成績が上がるのです。
しかし、集団授業内では、基本的に詳しい勉強法は教えてもらえず、自分なりのやり方で復習する必要があります。ご存知の通り、生徒が100人いれば勉強法は100通りあり、どれが正解と決まっているものではありません。
ただし、間違った勉強法は存在します。そして、自分では勉強法が間違っているとは、なかなか気付けません。そこで、そのような勉強法を避けつつ、自分に合った効率的な勉強法を先生と一緒に見つけるために必要となるのが個別指導です。
もちろん最初から一人で正しく勉強できる優秀な人もいますが、「自分のやり方が正しい」と思い込むのは一番危険ですし、より効率的な勉強法があるかもしれません。少なくとも一度は、知識のある人にチェックしてもらうのが良いでしょう。
自分の近くに、自身で計画を立て成功した経験がある人がいて、アドバイスをしてくれるならば、わざわざ個別指導を選ぶメリットはほぼありません。
集団授業で知識を入れて、その予習復習を自学として自分でやると良いでしょう。
逆に、勉強計画について、適切なアドバイスを得られる環境がない人は個別指導に向いているでしょう。
周りにアドバイスをくれる人がいても、セカンドオピニオンとして他の意見を聞いてみたい、という方にも向いています。
さらに、難関大学は、大学ごとに入試問題の傾向が異なるので、それに合った対策が必要です。授業で大学別に教えてくれることもありますが、全難関大学を網羅していない場合も多いです。
個別指導では、当該大学の合格経験のある大学生等、生徒の特性に合ったコーチに教えてもらうことが可能です。「問題の傾向でそんなに変わるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、例えば、東京大学と京都大学の英語の問題を比べてみると一目瞭然です。東大は短時間で難易度の高くない問題をたくさん解かせるのに対し、京大は難易度の高い問題をじっくりと解かせます。
これは各大学が求めている学生像が異なるからであり、このような大学の傾向を知らずに勉強していてもなかなかゴールには結びつきません。
そこで、自分の志望校に合った対策が必要になるのです。集団指導を選ぶ際は、自分の志望校のコースがあるか確認するようにしましょう。
個別指導の場合は、生徒一人につき先生が一人以上担当し、手厚いサポートがあるので、どの大学が志望校でも対応することが可能です。
私自身は地方の進学校出身で、学校の授業を受け、家でその予習復習をするという勉強をしていました。学校の進度で良いのか、自分の勉強計画がこれで良いのかと不安になることは頻繁にありました。
そこで、学校の先生や先輩に何度もアドバイスを求めに行くと、親切な対応で、自分の計画がこれで良いか等、手厚くサポートしてもらえたため、安心して計画を実行していくことができ、その結果東大文一に合格できました。
有識者から個別のアドバイスをもらうのは、効果的な勉強法が知れるのはもちろんですが、「この計画をやれば大丈夫!」と勉強における不安を取り除くことができ、自信に繋がります。
私は運よく身近に適切なアドバイスをくれる人がいましたが、どの学校でも同じように対策してくれるとは限りません。特に生徒数の多い進学校だと一人一人に割ける時間も限られますので、どうしても丁寧な対応が難しくなってしまう傾向にあります。
学校等、集団指導の授業の進度に合わせて、個別指導で補完的に学習をサポートしてもらうのが一番万全です!これは、上記の通り、どちらか一方だけではどうしても補えないところがあるためです。
いわゆる進学校に通っている場合は、学校の授業で網羅的な勉強はできるので、そのサポートとして個別指導を受けると効果的です。
進学校でない場合は、集団塾と個別指導の組み合わせや、個別指導で授業もしてくれるコースの受講が最も効果的でしょう。
一概に個別指導といってもたくさんのコースがあって迷ってしまいますよね。
今回はわかりやすく3類型に分けてご紹介するので、ご自身が必要とするコースの参考にしてみてください。一例として、スタディコーチに用意されているコースを添付します。具体例として参考にしてみてください。
自分に足りていないところを相談しながら、いつまでに何をやったらいいのか、ご自身の可処分時間やキャパシティに合わせて計画を立ててくれるコースです。
計画を立てるのが苦手な方や、自分のしている学習方針に不安がある方におすすめです。また、一週間に一度の面談で計画の進捗度合いを確認してもらえるので、計画通りに進めるのが苦手な方にもおすすめです。(→自主学習サポートコース)
自習室型とも呼ばれます。基本的に自習をして、わからないところがあれば常駐している先生に質問する型を指します。
家では勉強できないから自習室が欲しい方、誰かが見張っててくれないと集中できない方、質問したければいつでも聞ける環境が欲しい方におすすめです。(→オンライン自習室コース)
一対一で授業を行い、生徒の理解に合わせた進度、話し方で授業をするコースです。集団授業よりも、生徒一人一人の不明点にフォーカスした教え方ができます。
学校で習ったけど、時間がなくて先生に聞けない、先生に聞いてもよくわからないことが多い、という方におすすめです。(→苦手科目対策コース)
ただ、網羅的に教えるというよりも、あくまで授業や自習でわからなかった科目・分野を中心とした教え方になる点は、あらかじめ注意した方が良いでしょう。まだどこが苦手かわからない、とりあえず網羅的にやりたい、という方は集団授業の方がおすすめです。
また、上記の計画型、質問型、授業型を組み合わせたコースもあります。(→逆転合格実現コース)
このようなコースの中から自分に合ったコースを模索してみるのが良いでしょう。
この記事で述べた通り、難関大学に着実に合格に向かいたいなら、勉強法のアドバイスはほぼ必須です。
しかし周りに自分に本当に適したアドバイスを行ってくれる人がいることはかなり稀で、そんな人を見つけるのは難しいものです。
コーチは勉強のアドバイスをしてくれるだけではなく、モチベーションの維持などメンタルサポートにも大いに貢献してくれます。
紹介した情報を参考に、個別指導の利用をぜひ検討してみてください。
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今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
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