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2025年01月04日 室蘭SC 室蘭校ブログ

印象に残るノートの取り方講座!■□室蘭校ブログ■□

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「授業のノートをただ移すだけになっていませんか?」授業の内容をただひたすらノートに書き写すだけでは、頭に残らず、後で見返しても内容が理解できないということがよくあります。ノートはただの記録ではなく、授業内容を理解し、後で学びを深めるための大切なツールです。
今回は、授業のノートを印象に残るものにするための工夫や、見やすく効果的なノートの取り方について解説します。エピソード記憶として内容を残す方法、わかりやすくするためのコツ、授業中に使える便利な文房具まで紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

1. 記憶に残るノートを取るために意識したいこと

まず、ノートを取るときに大切なのは、単に授業の内容を書き写すのではなく、「自分で理解して、要点を記録する」ということです。ノートを効果的に使い、後で見返したときに記憶に残りやすいように工夫していきましょう。

エピソード記憶として残す

「エピソード記憶」とは、体験や出来事に基づく記憶のことで、ストーリー仕立てで覚えることによって記憶に残りやすくなります。ノートを取る際も、ただ事実を羅列するだけでなく、授業で教えてもらった内容を「ストーリー」として頭に入れるように心がけると効果的です。
例えば、歴史の授業であれば、単なる出来事の羅列ではなく、「この出来事がどのようにして次の事件につながったのか」や、「この時代の背景にはどのような社会情勢があったのか」を意識しながらノートに書き込みます。すると、学習内容が頭の中で一つのストーリーとして整理され、記憶に残りやすくなります。

重要な情報を強調し、要点を明確にする

ノートの要点を明確にするためには、見出しや重要な部分を強調することが大切です。たとえば、色付きのペンやマーカーでポイントをハイライトしたり、図や矢印を使って情報同士の関係性をわかりやすく整理したりすると、ノートが見やすくなります。要点がすぐに目に入るように強調することで、後で見返したときに素早く内容を把握しやすくなります。

2. 効果的なノートの取り方の実例

次に、見やすく、後で学習しやすいノートの取り方の具体例を紹介します。単なる写し書きで終わらないノートを作るためのコツを押さえていきましょう。

見出しを大きく、章ごとにスペースを空けて書く

見出しをはっきりと記載することで、ノートの構成がわかりやすくなります。章やトピックが変わるごとにスペースを空け、見出しを太字や大きめの字で記載することで、内容が一目でわかるようになります。また、項目ごとに番号を振ったり、色分けしたりすることで、見やすさが向上します。

見開きで「まとめページ」を作る

授業の内容をノートに記録した後、ページの最後に「まとめページ」を設けるのも効果的です。このページには、その授業で学んだ重要なポイントや気づいたことを簡潔にまとめておきます。まとめページを作っておくと、試験前に重要な情報をサッと確認でき、復習が効率的に行えます。

図解やイラストを使ってわかりやすくする

図解やイラストを交えながらノートを取ると、視覚的に情報が整理され、理解が深まります。たとえば、理科の授業であれば実験結果や化学反応のプロセスを図で表したり、歴史の授業であれば時系列をグラフで示したりするのが有効です。図解があると、ノートを見返したときにイメージが浮かびやすく、記憶に残りやすくなります。

3. 逆に良くないノートの取り方とは?

では、印象に残りにくい「良くないノートの取り方」についても見ていきましょう。次のようなノートの取り方をしていると、後で見返したときに理解が浅く、学習効果が得られにくい可能性があります。

全ての内容をただ書き写すだけ

授業の内容をすべて書き写していると、一見ノートは充実しているように見えますが、ただの情報の羅列にしかなっていないため、後で見返しても内容が理解しにくくなります。また、全ての内容を書き写すことに集中してしまい、授業で教えられた内容を「自分で考えて理解する」という作業が抜けてしまうことが多いです。

重要な部分が分かりづらく、見出しがない

重要な部分が強調されていないと、後でノートを見返しても「どこが大切なのか」がわからず、要点をつかむのに時間がかかってしまいます。見出しがなく、同じ大きさの字でずっと書き続けるのも、視覚的に疲れやすく、学習効率が下がる原因になります。

自分の理解を反映していないノート

ノートは自分の理解を記録するためのものなので、授業での気づきや自分なりの解釈を反映していないと、ただの教科書のコピーになってしまいます。ノートはあくまで自分のためのものであり、学んだことを自分の言葉でまとめることが大切です。

4. 授業ノートをわかりやすくするための工夫

次に、授業ノートをわかりやすく、印象に残りやすくするためのポイントをいくつか紹介します。

カラーペンやマーカーを使う

色付きのペンやマーカーを使うことで、重要な部分を強調しやすくなります。例えば、見出しを青色で書き、重要な単語やフレーズは赤やピンクでハイライトするというように、色を使い分けると、見た目が整理されて記憶に残りやすくなります。ただし、カラーペンの使いすぎは逆に見づらくなるので、要点だけを強調するのがおすすめです。

箇条書きで要点をまとめる

長い文章で書くよりも、箇条書きで要点をまとめると、情報が見やすくなります。また、箇条書きにすると、一つ一つの情報が独立して見えるため、後で見返したときに内容を短時間で把握しやすくなります。箇条書きに番号を振るなどして、内容を順序立てて整理するのも効果的です。

フローチャートやマインドマップを活用する

内容が複雑な場合や、情報同士の関連性がある場合には、フローチャートやマインドマップを使うと良いでしょう。フローチャートやマインドマップは、情報が図式化されるため、どの部分が重要かが視覚的にわかりやすくなります。授業中に説明された内容の流れや、項目間の関連性があるときに活用すると便利です。

5. 授業中に使える便利なグッズ

印象に残るノートを取るために、授業中に使える便利なグッズをいくつかご紹介します。これらの
文房具を活用することで、ノートが見やすくなり、学習効率が向上するでしょう。

カラフルなペンセット

カラーペンを複数色使うことで、ノートの情報を整理しやすくなります。特に赤、青、緑など、異なる色を使って要点を分けると見やすくなります。スタディサプリやジェットストリームのカラーペンは発色がよく、書き心地も良いためおすすめです。

フリクションペン

フリクションペンは、消しゴムで消すことができるペンで、ノートに間違いを書いた場合も手軽に修正が可能です。特に授業中にスピーディーにメモを取る際には、間違ってもその場で簡単に直せるので便利です。

ポストイットや付箋

ポストイットや付箋は、授業中にメモを追加したり、ノートの補足を加えたりするのに役立ちます。あとで見返したときに目立つように、重要なポイントを付箋に書き込み、ノートに貼っておくと便利です。貼って剥がせるので、試験前の見直しにも重宝します。

下敷きと定規

字を書くときに安定感を持たせるために下敷きを使うと、ノートがよりきれいに整います。また、図やグラフを書くときには定規を活用すると、正確で見やすい図が描けるため、視覚的に理解が深まります。

スマホの音声録音機能

授業中に重要なポイントを見逃さないために、スマホの音声録音機能を活用するのも一つの方法です。ただし、先生の許可を得てから使用するようにしましょう。録音した内容をあとで聞き直すと、ノートの内容がさらに補完され、理解が深まります。

6. 効果的なノートを習慣にして、学習効率を高めよう

ノートの取り方を工夫することで、授業内容が記憶に残りやすくなり、復習もスムーズに進められるようになります。今回ご紹介したポイントを参考にして、印象に残るノートを取る習慣を身につけていきましょう。
ノートは単に記録を残すためだけのものではなく、自分の理解を深め、学びを効果的に進めるための大切なツールです。工夫してノートを取ることで、学習意欲が高まり、成績アップにもつながるでしょう。

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