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「暗記」から「冒険」へ！理科がとくいになる「物語べんきょう法」で、君の「わからない」を「わかった！」に変えるコーチング、はじめます！
こんにちは！学習コーチです。
「理科の授業はまあまあ楽しい。でも、テストになると急にむずかしくなって、点数がとれない…」
「大事な言葉をがんばって覚えたのに、テストの問題が少しちがうと、もうわからない…」
こんなふうに悩んでいませんか？ もし、一つでも当てはまったら、今日のコーチングはきっと君の役に立ちます。
今日お伝えするのは、理科の勉強を「つらい暗記」から**「わくわくする物語の冒険」**に変える、とっておきの方法です。この方法をマスターすれば、テストの点数が上がるだけでなく、理科の世界がもっと面白く見えてきますよ。
慶應義塾大学経済学部経済学科３年生。
スタディコーチで勤務をしており、それ以前も小学生～大学受験生まで幅広い指導経験あり。
受験生の皆さんが損しないよう、お役立ち情報を日々発信していきたいと思っています！
理科のテストで点が取れない一番の原因は、理科を「暗記科目」だとかんちがいしていることです。
たとえば、「光合成」という言葉を100回書いて覚えても、「光合成って、植物にとってどんな意味があるの？」「もし光合成がなかったら、わたしたちの生活はどうなるの？」と聞かれたときに答えられなければ、本当の意味で「わかった」ことにはなりません。
理科は、言葉を一つひとつバラバラに覚える科目ではありません。
「なぜ、そうなるんだろう？」
「これが、あれにつながっているのか！」
という、原因と結果の「つながり」でできた、一つの大きな物語なのです。
この「物語」として理科を理解できるようになると、むずかしい応用問題もスラスラ解けるようになります。これから、そのための具体的な方法を伝授しますね！
「自分だけかな…」なんて思わないでください。多くの人が同じような失敗をしています。まずは、自分に当てはまっていないかチェックしてみましょう。
テスト前に、教科書の太い文字の言葉をノートに何度も何度も書いて覚えようとする。でも、テストでは「なぜそうなるの？」と理由を聞かれてしまい、言葉しか覚えていないので答えられず、点が取れない…
授業はちゃんと聞いているし、実験も楽しい。だから「わかっているはず」と思っている。でも、いざテストで「自分の言葉で説明しなさい」と言われると、えんぴつが止まって何も書けない…
「植物の発芽」「光合成」「実のでき方」を、それぞれ別の話として覚えている。だから知識がつながらず、ちょっとひねった問題が出ると頭がごちゃごちゃになってしまう…
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さあ、ここからが本番です！下の４つのステップを順番にやるだけで、理科の力がぐんぐん伸びます。だまされたと思って、次のテスト勉強で試してみてください。
勉強を始める前に、まず教科書のその単元のタイトルを見ましょう。そして、「今日の物語の主役（テーマ）は何か」を最初に決めます。
【やり方】
✔️ たとえば単元名が「電気のはたらき」なら、今日の主役は「電気」。
✔️ 「月と太陽」なら、主役は「月と太陽」。
このひと手間だけで、頭の中が整理され、勉強のゴールがはっきりします。
教科書やノートを読みながら、まるで探偵になったみたいに「なんで？」「どうして？」と自分に質問してみましょう。
【やり方】
✔️ 太字の言葉（例：「光合成」）が出てきたら、そこでストップ！
✔️ 「光合成って、何のためにするの？」「なんで日光や水が必要なの？」と、自分に質問します。
✔️ 答えは、すぐ近くに書いてあるはず。答えを見つけたら、線を引きましょう。これが「ただの暗記」を「意味のある理解」に変えるカギです。
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単元の勉強がだいたい終わったら、ノートの新しいページを開いて、知識の「つながりマップ」を作ります。これが君だけの最強の参考書になります。
【やり方】
✔️ 単元に出てきた大事な言葉を、ノートにバラバラに書きます。（例：「種」「水」「発芽」「日光」「葉」「光合成」「栄養」など）
✔️ それらの言葉を、矢印（→）や簡単な絵でつないで、一つの物語になるようにします。
✔️ 例：「種」→（水をあげる）→「発芽」→（日光をあびる）→「葉で光合成」→「栄養ができる」
こうすることで、バラバラだった知識が一つにつながり、忘れにくくなります。
最後の仕上げです。自分がどれだけ理解できたか、力を試してみましょう。一番いい方法は、誰かに説明してみることです。
【やり方】
✔️ ステップ３で作った「物語マップ」を見ながら、おうちの人やぬいぐるみに「理科の先生」になったつもりで説明してみましょう。
✔️ 「えーっと…」と言葉につまったら、そこが君のニガテなポイント。もう一度教科書で確認！
✔️ 慣れてきたら、何も見ずに説明することにチャレンジ。これができれば、テストの記述問題もバッチリです！
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覚える言葉が多すぎて、物語を作るのが大変です。どうすればいいですか？
とても良い質問ですね。最初は全部の言葉で物語を作ろうとせず、教科書の「太字になっている言葉」の中から、さらに「これは絶対大事だ！」と思うものを5つくらい選んでみましょう。少ない言葉から始めるのがコツです。慣れてきたら、少しずつ登場人物（言葉）を増やしていくと、無理なく進められますよ。
実験は好きだけど、テストになると点が取れません。なぜでしょうか？
その悩み、よくわかります。それは、実験の「楽しさ」と「なぜそうなったかの理由」が、頭の中でつながっていないのが原因かもしれません。実験をするときに「次のテスト範囲だ！」と意識して、「この実験で何がわかったんだろう？」を必ず言葉にしてノートにメモしておきましょう。そのメモが、テストで大活躍するはずです。
理科のテストで高得点を取るためのカギは「丸暗記」ではなく、知識を「つなげる」ことでした。ただ言葉を覚えるのではなく、それがなぜそうなるのかという理由と一緒に、物語のように理解していくことが重要です。今回紹介した４つのステップ（①主役決め、②探偵ごっこ、③物語づくり、④先生ごっこ）は、そのための具体的な作戦です。この方法を実践すれば、知識が整理されて忘れにくくなるだけでなく、難しい問題にも対応できる「考える力」が身につきます。次のテストから、ぜひ試してみてくださいね。
