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こんにちは!スタディコーチの須田です。
今回は今後さらに重要になってくる英語のリスニング力をどう鍛えれば良いかを解説していきます!
英語の外部試験導入は延期され、文科省は2024年度から導入の方針を決めています。これにより2021年度は共通テストに関していば英語外部試験は特に関係ないものとなりました。
ただし、各大学では外部試験の結果により優遇が受けられる場合もありますので注意が必要です。
英語のリーディング100点に点数が減り、英語のリスニングが100点になります。つまり、今までのセンター試験ではリーディングとリスニングの4:1だったものが、1:1となるので、リーディングと同じようにリスニングへの対策が必須となりました。
リスニングでつまづく最初の課題は英語の音そのものが聞き取れないということだと思います。文字で読めばわかることでも、なんだか呪文のように何を言っているのか分からないとか、単語の切れ目がさっぱりわからないということはよくあることです。
ディクテーションとは書き取りのことで、1文聞いてから一時停止を押し、その1文を紙に書くという練習方法のことです!(もちろんスクリプトは見ずに書きます)正しく書けたつもりでも、よく見ると冠詞が抜けていたり、前置詞が間違っていたりといったことがあります。このような細部にまでこだわって正確に書き取ることができるようになれば、リスニング問題もずいぶんと楽に感じるようになると思います!
シャドーイングとは、聞こえてくる音声よりも少し遅れて影のように声を出して追っていく練習法です。文法の理解が少しでも伴っていなかったり、見慣れない英単語が出てきたりすると、すぐに音声についていけなくなるはず。自分の苦手な部分が簡単にわかります!
最初はスクリプトを見ながら音声についていってみましょう。慣れてきたら、スクリプトを見ずにシャドーイングをしてみてください。慣れるには10回以上繰り返さないと難しいかもしれませんが、何度もやればやるほど効果が出てきます!同じ教材を完全に覚えてしまうくらい何度も繰り返すのがポイントです。
もうひとつ、リスニング力の向上に欠かせないのが、リーディング(読解)の練習です。「リスニングなのにリーディング?」と思われるかもしれませんが、何度も言っているとおり、リスニングの成績が伸びない人の特徴のひとつとして読解速度が遅いことが挙げられます。
学校などでリスニングの授業を受けたことのある人は、「音声が流れてくる前にまずは問題を先読みしよう」といわれた記憶があるかと思います。もちろんそれはリスニングの問題を解くうえで重要な戦略なのですが、問題が進むにつれて先読みする余裕はなくなってきてしまうもの。なぜならば先読みする読解力が足りないことが多いからです。読んで理解できる速度を超える音声を聞いて理解できることはまずありえません。そのため、まずは前からさっと読んで内容を理解できるようにしなければいけないのです!
練習方法は、上記で紹介したシャドーイングやディクテーションを行なうのが効果的です。
私は高校時代に、NHK WORLDのニュースを英語で毎日聞いていました。英語のリスニング、スピーキングの練習ができるのはもちろん、同時に時事問題を把握することに繋がるのでお勧めです!
英語学習で重要なのは、ダイエットや姿勢矯正と同じように、続けて習慣にしてしまうこと。「どうせ続けられない……」などと億劫になってしまう人もいるかもしれませんが、きっとできるはずです!一緒に頑張っていきましょう!
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