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こんにちは。東大経済学部の住田です。
受験生の皆さん、今年度の受験まで残り半年ほどになりました。夏の模試の結果がすでに出た人は自分の模試の成績を見てどう感じたでしょうか?模試の結果の捉え方などについてはまた別の記事で書こうと思います。
今回は現時点での成績を鑑みて志望校を変更しようかなと考えている方に向けて、受験勉強という観点から私の意見を書いていこうと思います。
残り半年という期間で志望校のレベルをあげる人は私の周りにはあんまりいませんでした。過去問演習を夏休み前後から始める人が多いと思うので、まだ修正は効くという人ももちろんいると思いますが、今まで志望校を頭に置いて勉強を続けてきて急にレベルが高い大学に志望校を変更しようとすると、勉強計画が大きく変更を強いられる可能性があります。
また模試でA判定をとったからといって、その大学に安定して合格できる学力水準にあるとは言い切れません。A判定をとって、本番まで真面目に勉強しても落ちてしまう人がいるという事実があることを考えると、志望校のレベルをこの時期にあげるのは少し慎重になったほうがいいかもしれません。
十中八九志望校は変えない方がいいと思います。
家庭の事情で浪人できない、現役で受かることが最優先なんだという人は仕方ないと思いますが、志望校のレベルをこの時期に下げることのメリットが僕にはあまり思いつきません。特に国公立志望の人は共通テストまで全力で勉強して、その結果を見てからでも遅くはありません。志望校のレベルを下げたからといって合格可能性が上がるかと言えば、確実には言い切れません。
高3に入って半年近く受験学年として気合いを入れて勉強してきた人、気合いの入れ具合は人それぞれだと思いますが志望校のレベルを下げると、多分ほとんどの人が心にわだかまりを抱えると思います。現役生は特にこれ以降の成績の伸びが未知数です。どこの大学に行こうとあなたの学力は大きく変わりませんし、同じ学部であればそんなに勉強内容も変わりません。
しかし、掲げた大きな目標を達成するという経験を受験を通してできる人はとても多いと思います。模試の判定が悪かったり、なかなか勉強が思うように進まなかったりということがあると思いますが、一旦共通テストまでは全力で勉強することをお勧めします。
今回伝えたいことは、簡単に諦めてはいけないということです。みなさんが悔いのない選択ができることを願っています!
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