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2021年09月24日 studycoach-official 東大生の勉強ブログ

数学が苦手な人へ|受験数学は暗記で点数を伸ばすのもあり

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こんにちは。東京大学2年小川です。

今回のコラムのテーマは「数学が苦手な人へ」ということですが、実は私自身は高校の途中までは苦手ではなく、むしろ得意と言ってもいい部類だったと思います。でも数Ⅲに入って極限などイメージが難しくなってからは、得意とは言えないくらいのレベルにまでは落ち込みました。

ですがまあ一応東大にはなんとか理系で受かる程度だったわけで、そんな私が今回このテーマを思いついたのは先日本当に数学が苦手な人と話をしたからなんです。それが私の思っている以上の苦手っぷりで、数学を苦手としている人と人並みにできる人ではそもそも根本的に数学に対する考え方が違うのだと気付いたんです。

 

大前提として…数学は暗記科目ではない

ひとまず数学が人並みにできる人として話をさせていただくと、数学というのは暗記科目ではないです。理解して思考しながら解いていくものだと思っています。

求めたいもの、すなわちゴールにたどり着くためには何が必要で、そのためには何がいるのか、どうすればいいのか逆算して考えることができればベストだと思います。私もいつもこれができるわけではありませんが…。

 

数学が苦手な人は解法を覚えてしまっても良い

しかし数学が苦手な人はこれがさっぱりだそうで、つい丸暗記に走ってしまう、と。

そういう人は、先ほど数学は暗記科目ではないと言いましたが、覚えるという手段をとってもいいと思います。だって公式は覚えるものが多いですよね。それと一緒で考え方や解き方を丸暗記してしまってもいいと思うんです。まずは形から、というやつです。そしてできればどういう問題のときその解き方を使っているのかまで覚えてしまう。

実は私も受験生の時この手段は使いまして、東大の数学が難しすぎるということで、解けなかった問題の解き方はポイントを抑えて覚えてしまっていました。それで似たような問題が出てきたときに利用活用すればいいんですよね。

 

数学を繰り返し解いて解放を暗記するべし

肝心の覚え方ですが、これはもう繰り返し解くしかありません

説明を聞いたときは理解できたような気がしているかもしれませんが、実際に一人で解けて初めて理解していると言えます。学習したその日に1回、次の日にもう1回、1週間後にもう1回、などというふうに、一ヶ月のうちに6回ほど同じ問題を解ければ覚えることができるはずです。どうしても苦手な人は暗記科目同様の対抗策をとってもいいかもしれません。

でもあくまでこれは最終手段なので、もちろんできれば理解して解けるようになって欲しいと思います。ひとまず自分で解けるようになるまでしつこく教えてくれる先生や友達を見つけましょう。

宣伝ではないですが、マンツーマンの家庭教師はとてもいい手段だと思いますよ。

 

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