目次
こんにちは、スタディコーチのライターのK.T(東大教養学部3年)です。
突然ですが、皆さんは国語が得意ですか?普段から文章を読んでいる分、国語はとっつきやすい科目ではありますが、どうすれば成績をあげることができるのかよくわからない、と感じることもあるのではないでしょうか?
特にこの記事を読んでいる人の中には、「国語の成績が思うように上がらない」「自分には国語力がないのではないか」と考えている方も多いかもしれません。そこで、この記事では、そもそも「国語力」とは何かの解説や、現役東大生おすすめの国語力を上げる方法を詳しく説明します。
では、そもそも「国語力」とはなんでしょうか?
実は、文部科学省は「国語力」を具体的に定義しています(参考:文部科学省HP)。文部科学省の定義をわかりやすく説明すると、「国語力」というものは大きく次の4つの力に分けることができます。
「文章を正確に読み取る力」「自分の考えを表現する力」は学校でも強調されることが多いと思いますが、前者2つは少し意外だったのではないでしょうか。難しい文章を読み取るためには、その文章のテーマに関しての知識を持っていなければならないこともあります。また、自分の考えを正確に表現するためには、自分の気持ちや伝えたいことに少しでも近い言葉を選ぶ必要があります。国語は目の前の文章だけと向き合うのではなく、その背景にある知識や言葉などをインプットしておくことが重要なのです。つまり、国語力は決して才能ではなく、努力で向上させることが可能な力です。
それでは、上で説明したような「国語力」を身につけることのメリットをご紹介します。国語力はすべての教科、すべての学習に役立つとても重要な力です。
学校生活でいえば
といった勉強や活動で「国語力」を使用することになります。
大人になってからは、
といった場面で国語力はとても役立ちます。
さて、「国語力」について理解したところで、国語力を上げるためのコツを4ステップでお伝えします。
普段からSNSなどの短い文を読んでいたり、動画コンテンツに慣れ親しんでいると、活字を追うこと自体が辛いかもしれません。その時はまず長い文章を読むことに慣れることから始めましょう。新聞の記事を毎日1つだけ読んでみたり、好きな映画の原作になった物語を読んでみたりしましょう。短編小説でも、ミステリ小説でも、ライトノベルでも構いません。
文章を読むときに知らない言葉ばかりだと、文章を読む気が薄れてしまいますよね。そのためにも、知っている言葉の数を増やすことが重要です。本を読んでいるときや、ネット上の記事を読んでいるときなどに知らない言葉に出会ったら、インターネットや辞書などで意味を調べてみてください。スマホの機能を使えば読んでいる文章の言葉の意味をすぐに調べることもできます。
学校のテストの問題や模擬試験の問題、テキストの問題は、国語力を測ることを意識して作られています。そのため、学校で配られるテキストやプリントの問題にしっかりと取り組んで文章を読む回数を重ねていくことが重要です。また、特に記述問題では文章を読み取って自分の頭の中でかくべき内容をまとめ、それを表現することができます。文章問題や記述問題は難易度が高いですが、飛ばすことなく取り組みましょう。文章問題に関する取り組み方については、以下の記事を参考にしてみてください。
特に説明文・評論といった文章を読んでいくときには、社会問題に関する知識が必要になることもあります。文章そのものだけ読んでいても十分にその内容を理解できないということです。そのため、新聞やニュースに触れることで、意識的に社会問題に触れていくようにしましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回ご紹介した内容をまとめると
の2点になります。
国語力は一朝一夕には身につきません。この記事で紹介した【東大式】の4ステップを継続的に実施していくことで、コンスタントに実力を伸ばしていきましょう。
さらにスタディコーチ(studycoach)の公式LINEアカウントでは、受験や勉強にお得な情報を発信中です! 各種イベント・お得なキャンペーンのお知らせを受け取ることもできるので、ぜひ友達登録よろしくお願いします!
また今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
スタディコーチ(studycoach)は現役東大生・早慶生のみが質の高い授業を行っており、高い指導実績と満足度を誇るオンライン個別指導塾です!
など、充実したサービスについてもっと知りたい方は、TOPページをご覧ください!TOPページを覗く