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こんにちは、スタディコーチライターのK.T(東大教養学部3年)です。
突然ですが、みなさん普段どんな気持ちで勉強をしていますか?この記事を読んでいる人の中には、「勉強が楽しくない」「なぜ勉強をしないといけないの?」と考えている人も多いのではないでしょうか?この記事でもお伝えしますが、「勉強が楽しくない」と感じるのは自然なことで、決してそれがいけないというわけではありません。ですが、勉強を楽しんで行うことができれば、さまざまなメリットを教授できます。そこで、この記事では【実際に東大生が実践していた】勉強を楽しむ方法をお伝えします。
そもそも、なぜ「勉強は楽しくない」と思ってしまうのでしょうか。ここで考えられる理由は以下の通りです。
部活動に熱中していたり、友達と遊ぶのが楽しかったり、趣味に没頭していたり……そんな時は勉強に意識は向きづらいですよね。もちろん、課外活動や遊び、趣味に熱中することも一つの時間の使い方ですし、それ自体はとても重要なことでもあります。
親に言われて勉強する、先生が大量に出す宿題をとにかくこなしている、でも自分では何のためにその勉強をしているのかわからない。そう思うことはありませんか?自分が勉強していることと将来との繋がりがわからなかったり、とにかく目の前の課題を終わらせないといけない時は勉強のやる気が出ませんよね。
しっかり勉強時間を費やしているのに、思うように成績が上がらないと感じていませんか?頑張っていてもそれが結果に現れない時は勉強するモチベーションも出ませんよね。
このように、「勉強が楽しくない」と感じるのは決しておかしいことではありません。むしろ、どんな人でも一度はこのような思いをすることがあると思います。
一方で、「勉強が好き」と感じている人も一定数存在します。そのような人はどのような特徴があるのでしょうか?
勉強が好きな人は、純粋に「新しいことを知ることが楽しい」と感じていることが多いです。勉強することを通して自分が今までできなかったことができるようになったり、今まで知らなかった知識を得ることに喜びを感じています。
明確な将来の夢があったり、自分がロールモデルにしている人がいたり、何かしらの目標を持っている人は、「自分がなぜ勉強するのか」を理解しています。そして、勉強をすることでその目標に少しでも近づけると考えています。だからこそ勉強を楽しんで行うことができるのです。
勉強した分だけテストの点数が上がるなど、自分の努力がそのまま結果に結びついているという実感があると勉強のやる気が高まります。その結果、勉強が楽しいと感じるようになります。
このように、勉強することそれ自体を楽しんでいたり、勉強する意義を自分で見つけられていれば、勉強が楽しいと感じられるでしょう。
勉強を楽しんで行えるようになると、どんなメリットがあるのでしょうか?
具体的には、以下の2つが挙げられます。
勉強を楽しんで行うことができれば、勉強することへのモチベーションも上がっていきます。受験勉強や試験勉強を進めやすくなるのはもちろん、大学で学問をするときや仕事のための資格を取る時にも勉強を有利に進めることができるようになります。これは、将来の自分の選択肢を広げることにもつながります。
例えば、世界史や日本史を勉強していると、旅行をしているときや博物館を訪れているときに、展示物や歴史的遺物の背景を理解することができ、その楽しさが倍増します。このように、普段から楽しんで勉強を進めていくことで世界の解像度が上がり、身近な出来事を楽しめるようになります。
それでは、勉強を楽しく感じるためにはどうしたら良いのでしょうか?
ここでは、東大生が実際に行っていた方法をお伝えします。
1つ目は、「友達と一緒に勉強する」です。同じ目標を持ち、意欲が高い仲間と一緒に勉強することで、相乗効果が生まれます。その結果、お互いに刺激し合い、高い学習効果を得ることが期待できます。
友達と一緒に問題を出し合いながら勉強を進めるのも良いですね。互いに教えたり意見を出し合えたりするので、「何もわからず勉強が進まない」という時間を減らすことができます。
実際に筆者も、同じクラスの友人と一緒に試験対策のプリントを作り、お互いにわからないところを教え合いながら試験勉強を進めていました。友人との仲も深めることができますし、勉強も楽しく進められるので一石二鳥です。
「勉強をする意味がわからない」と考えている人は、一度自分の将来について考えてみてください。将来何をしたいか、どんな仕事につきたいか、どんな働き方をしたいかをじっくり考えてみましょう。また、その目標を達成するためにはどうしたらいいかを目標から逆算して考えてみましょう。目の前の勉強がどのように将来につながっているのかを実感することができます。
自分の進路・将来について考える際にはこちらのサイトも参考にしてみてください。仕事に対する自分の適性や、自分に合った学問分野を知ることができます。
また、将来を考える上で志望校についても思いを巡らせるようになったら、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
②と関連して、自分の目標となる人、「ロールモデル」を見つけることも効果的です。「この人に少しでも近づきたい」「この人と同じ土俵に立ちたい」と思えるような人を見つけると、勉強をする意義を見出せるかもしれません。私自身も、高校受験の際に同じ高校から東大、そして東大の大学院に進学した先輩に出会い、その先輩をロールモデルにして受験勉強を行なっていました。そして、その先輩に受験や進路の相談をしてモチベーションを維持していました。
勉強して頑張った先にご褒美があることで、よりやる気をUPさせることができるでしょう。目標を達成した時にちょっとしたご褒美を用意しておくと、勉強が楽しくなるのでおすすめです。
例えば、今日の勉強ノルマをクリアできたらコンビニの新作スイーツを買う、1週間毎日勉強できたら好きな漫画を1冊買う、など、小さな目標を達成するたびにご褒美を用意しておくと集中力が続きやすくなります。自宅での勉強で集中力を上げる方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
勉強の内容と時間を日々ノートなどに記録していくと、自分の頑張りを可視化することができるので、達成感を得ることができます。自分でノートに記録することで、勉強の進み具合を管理でき、課題や目標を達成するための時間配分なども把握できます。
最近は勉強時間を管理するためのアプリも出ているので、それを使って勉強を進めてみてもいいですね。特にスタディプラスというアプリは参考書を登録したり、一緒に勉強する仲間と交流したりできるのでおすすめです。
千葉雅也という哲学者がいます。彼も、原稿を書かないといけないとき、重い腰を上げて作業を開始するのは大変だと話しています。そこで、彼はまず机に向かって軽い仕事から手をつけていくそうです(参考:千葉雅也『現代思想入門』講談社現代新書)。このように、学者や研究者であっても仕事や勉強にすぐ取りかかれない時はあります。だからこそ、今回紹介した内容を参考にして、まずは小さいこと、自分が簡単にこなせる内容から少しずつ勉強を進めていきましょう。これを繰り返していけば勉強を楽しめるようになるはずです!
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また今回の記事の執筆者は、スタディコーチ(studycoach)でコーチも実際に務めています!
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